学ぶってどんなこと?

2017年07月09日

    「学ぶこと 少ない人は 牛のよう 肉は増えるが 智慧は増えない」(ダンマパタより)
    という言葉を中村元さんから聞きました。

    インドでは牛は聖なる動物だから肉は食べませんから増えても食用として役に立ちません。
    牡牛は牛乳が取れませんから役に立ちません。
    つまり、仏陀は、学ばないと役に立ちませんよと言われているようです。

    私たちは、なぜ学ぶのか、何を学び、何の智慧を増やしていくのか?

    を考えてみました。

    私たちは凄い確率で生まれてきて、生きて、死んでいきます。
    その間に学んで智慧を増やして何をするのか?

    智慧人さんからこの宇宙、自然のなかの法則に沿っているんだよと教わりました。

    それが生成化育

    生まれたきたもの同士が、自分の持っているもので、相手やまわりを育て、自分も育てられると

    いうもの。

    自分の持っているものって、何?

    宇宙、自然は生まれ出すときに、異なる能力をそれぞれに持たせています。

    だから持って生まれた能力がもともと備わっているということです。

    それに加えて、0歳から、1.2.歳と成長していくなかで、さまざま体験、経験から、

    能力が蓄えられ備わります。

    個々のなかに備わっている能力にスイッチをいれて、ONにして働かせることで、

    まわりへの役立ち度合が高まっていくように思えます。

    役立つとまたこちらも成長しますから、可能性は無限大に広がっていきます。

    ただ、残念ながら生成化育に気づいていない人は、知識ばっかり習得して、

    他人やまわりの人よりも抜きん出ようと人に与えず自分のものにしようとします。

    そんな人のまわりには循環(成長)がおこりません。

    生成化育に気づいたもの同士が学び、成長していく時代だと考えています。

    生成化育の人は、学ぶ習慣を心得ています。

    人はなにか問題が起こると、嫌な気分になって、相手やまわりの責任にしたりしますが、

    宇宙、自然のなかのものはすべてつながっていることを知っていますから、

    自分の何が原因でこの問題が起こったのだろう?と考えます。

    問題はダメなことではなくて、改善するチャンスを与えてくれているのです。

    嫌なことが起こったら、チャンスと思ってください。

    ただし問題が起こった後の対応が大事です。

    まず、

    ①現状を把握する

    ②問題点を抽出する

    ③原因を探る

    ④課題点を抽出する(今の条件のなかで考えられること)

    ⑤改善策を抽出する

    問題が起こったら(チャンスが来たら)、まわりの目を向けるのではなく、

    自分に目を向けて、①~⑤を深めて、改善の実践をおこなう習慣を身につけてください。

    智慧となって、まわりへの役立ちが高まり、しいては自分を高めていきます。

    システム思考経営をみなさんと学び、実践するなかで気づかせてもらっています。

    ちえじんの教科書 代表 星川真一郎