構成要素ってなに?(目的達成に必要な)

2014年12月19日

    今ある要素が当たり前になってる?!

     

    システムとは、『複数の要素が、情報やモノ、エネルギーなどの流れでつながり、相互の作用し合い、全体として目的や機能を有する集合体』という意味で、目的があるものはすべてシステムと言えるかもしれません。

    目的を達成するためには、まず必要な構成要素が要ります。要素とは、あるものを成り立たせるための内容や条件という意味でした。

    では事業に必要な構成要素とは何でしょうか?既に経営をされている大半の方が、あるものが当たり前になってしまっていて、改めて目的達成のための構成要素を聞かれても・・と戸惑ってしまいます。

     

    美味しいカレーライスを作る目的の構成要素は?!

     

    では「美味しいカレーライスを作る」という目的の構成要素について考えてみましょう。

    図にあるように、材料として肉、野菜、調味料、香辛料、お米、お水など。調理器具として包丁、まな板、鍋、おたま。食器としてお皿、スプーン、ソースポットなど。それに加えて、美味しいカレーを食べてもらいたいという気持ちが必要な構成要素になります。

    カレーの構成要素

    このように構成要素とは、目に見える物理的なものと目に見えないもの(熱意や誠実さ、動機づけなど)があることがわかります。

     

     経営の構成要素は?!

     

    中小企業、小規模事業者で考えてみるとまず、大きなくくりとして人を中心とした経営の構成要素は、①社長(経営理念、知的資産など)②顧客 ③仕入れ(協力者)④経費(社内の部門、部署、担当者)⑤資金調達(銀行、自分、知人など)に分けられます。

    経営の5要素

    経営の環境変化が目まぐるしいなかでは、事業形態に応じて、要素のを常に更新し、組み立てをおこない、利益が出る構造にバージョンアップしておく必要があります。ところが目先の売上重視で考えてしまうと、②の顧客にだけに意識を向けて集中してしまうと、そのままにしている他の構成要素をフル活用出来ずに歪(ひずみ)が出てしまうことが多々あります、気をつけたいものです。

     

    要素が構造を創りあげている

     

    事業を動かしていくには、①社長と②顧客だけでは成り立ちませんよね。たとえ出会い頭で契約が成り立ち、お付き合いが始まっても③仕入れ先(協力者)④経費(社内の担当者)がつながり、業務が循環しないと顧客満足にはつながらず、継続的な関係は維持できません。

    業績(出来事)は、事業の成果として考えると、底辺に社長を含めた社員、関係者の意識部分があり、個々がつながって出来た構造があり、それがベースに行動パターンがあり、出来事(業績という結果)が産まれます。意識、構造、行動は、結果を産み出す原因とも言えるでしょう。構成要素は、会社、事業の構造を創りあげているということに意識を持って、今あるものが当たり前でなく、観察して見てみると活用出来てないとか、不足して無理しているとか、つながっていないとか、無駄、効率化にも気づくかもしれません。