目標を決めるには、今と未来を分けること。

2019年01月20日

    目標を決めて、そこへ向かうことは、

    自分がまだ気づいていない、現れていない潜在能力を

    出すために欠かせない実践になります。

    自らが変化を起こし、成長進化して、

    幸せな人生を自分の力で得ていきましょう。

    1.目標数字はどこまで成長したいか

    目標数字は、

    自分たちがどこまで成長したいの?を具体的にしたもの。

    ・こんな風になっていたいなぁ・・・
     (〇ヶ月後は、こんな仕事で、お客さんに喜んでもらっている)

    ・こんなことができるようになっていたいなぁ・・・
     (〇ヶ月後は、これができるようになっている)

    ・これくらいのお金を残したいなぁ・・・
     (〇ヶ月後は、売上、粗利、営業利益が〇〇になっている)

    とはいうものの、しっくりした目標数字を出すのは、難しい?!

    人は本来、成長したい生き物なんだけど、

    いろんなことが邪魔をして素直に生きれていない。

    だから、

    ・目標数字を書いても達成したことがない

    ・食いぶちに必要な金額を書いているけど達成できると思えない
     (固定費と粗利益率から算出しているけど)

    ・お金を得るための仕事や手法をするようになってしまう

    ・実はやりたいことがわからないから、金額が書けない

    などなど。

    でも・・・

    なんとかしたい、成長したい、役に立ちたい、改善したい気持ちがあるなら、

    ・「やりたいこと」と「できるかどうか」は別にする

    ・「目標数字」と「どうやるか」は別にする

    がおススメ。

    目標数字をつくる時点で、どうすればできるかな?何を根拠にすれば?
    と考えると「今」と「未来」がごちゃ混ぜになって、ずぅーっと書けない。

    大切なことは、「今」と「未来」を一緒くた(ごちゃ混ぜ)にしないこと。

    これはめちゃくちゃ大事!

    また、やりたいことがわからない、わからなくなった人は、

    目の前にある作業を徹底的にやって天職だと思うまでやること。

    せっかく授かった命、自分の人生だもの。

    納得して生き抜いて死んでいきたいよね。

     

    2.今に専念する

    目標づくりに取り掛かっている「今」と目標を達成している「未来」を図にしてみました。

    今と未来

    会社が掲げている経営理念、自分の信念(想い、譲れないこと、大切にしているもの)が、

    向かっている大きな目的です、これがなければ話になりません。

    みなさんの会社は経営理念がありますか?

    目的は、どんなことで世の中に役に立っていくのかが明確なほど良いと思います。

    「今」の部分では、今やるべきこと、やっている(作業)に専念することが大事。

    それと作業をしながら「こういう気持ち」を持つことが大事。

    「こういう気持ち」っていうのは、

    あの人にこうなってほしい、思ってほしい、気づいてほしい、動いてほしい、

    幸せになってほしいなどなど。

    育ってほしいなぁ~と願う生成化育(せいせいかいく)の気持ちのことです。

    目標数字を決める作業の場合なら、

    ・未来を夢見て書き出すことに専念すること。

    ・あの人(こんなお客さま)を想うこと。

    これは、無意識に目的に向かって、自然とシミュレーション作業で、

    模擬体験をしている状態に入っています。

    目で見えるもので、みんなと共有できるものをつくらなければ、

    いつまでたっても前にすすまず、達成には向かいません。

    これが結果を生むための直接的な未来への原因づくりになります。

    この原因づくりは自分たちができる範囲になります。

    ここまでで、作業を断ち切ります!

    3.縁で未来が生まれる

    シミュレーション(模擬体験)したら、みんなでどうやるかに専念します。

    そのときは、下図のまんなか、緑色の「今」部分にいます。

    目標数字達成のために、どうやってやるか!にかかります。

     

    目標・計画・動く

    それまでの経験や智慧、眠っている能力が発揮され出来ていき、

    そこへ間接的な原因である条件や事情が加わり、結果を生んでいきます。

    この間接的な原因が「縁」。

    縁とは、そのようになるめぐりあわせ、関係をつくるきっかけ。

    自分たちのできる直接的な原因づくりに加えて、間接的な原因「縁」が関係して、

    結果という未来(成果)が出来事として生まれます。

    こう考えていると、禅でいう「前後際断(ぜんごさいだん)」だと思いました。

    意味は、前際(過去)・後際(未来)が断ち切れていること。

    或いは前後の際(あいだ)が断たれていること。

    ちょっと難しいですね(笑)

    有名な道元禅師の言葉が紹介されていました。

    春という実体が夏に変わったり、秋になったりするのではない。

    それぞれが、縁が生じて、独立して主役としてその時、その時が存在するのだと説いています。

    つい、過去に執らわれイメージを引きずったり、未来に躊躇したりしがちですが、

    現実を冷静に捉えられれば、最善を尽くす力が湧いてきます。

    <躊躇(ちゅうちょ):決心が定まらず(揺れて)、ぐずぐずすること。ためらうこと>

    常に自分を的確に捉えて、過去にこだわらず、未来を限定しないで一時に尽くすように生きたいものです。

    それを実行できるのは、自身に一番身近にいる自分なのです。

    なるほど、未来を限定せず、今を一所懸命やりつくす。

    研修で学んでいる、「やるだけやってあとはまんまんちゃんあん」、
    真っ当な商人は「縁と月日」がわかっているんですね、だから神信心。

    宇宙、自然のなかで、生かされているという感謝、報恩があるから、
    今に専念することで、未来は拓けると知っている。

    ここまではよろしいでしょうか。

    4.生成化育に気づいている人

    ではもう少し、深く掘り下げてみたいと思います。

    ちえじんの教科書がお付き合いしていきたい人は、

    自然の法則に気づいている人でありたいと考えています。

    自然の法則は、

    自然は万物の「生成化育」をしているということ。

    全ての動植物を、地球を生み育てているということです。

    決して死滅させないし、滅ぼそうとはしていないということです。

    もし何かが死滅していたり、滅んでいるとしたらそれは進化の途中での必然で

    あるか、人間が悪さをしているかのどちらかであると思います。

    現代は後者のほうが圧倒的に多いように思えます。

    生成化育は、すべての人が産まれ持った能力であるが、

    気づく人、気づかない人もいる。過去に感謝し、今に自己研鑽することで気づくこともあります。

    おさらいですが、自己についての中村元さんの言葉をみてみましょう

    ~~~~~~~~~~~

    だれでも人間、どこかの場所で、いつかの時点で生まれてきたわけです。

    そして必ず両親があったわけですね。

    育ててくれた人があった。

    助けてくれた人があった。

    助けてくれた人の数は無数でございます。

    ただ、人間だけではなくて、山川草木まわりのものが何か関係をもっている

    それと遠く考えると宇宙のかなたから、太陽の光線を送ってくる、

    そうすると太陽の恩恵も受けている。

    宇宙にあるいかなるものも孤立したものではないという思想

    宇宙とつながりがあるわけです

    そのつながり方がめいめいの方がみんな違うわけです。

    だから、個々の自己とは微々たるものだと考えられるかもしれませんけれど

    実はその内には偉大なるものを秘めている

    ですから、その偉大なるものを受けていると自覚すれば、

    そこで自分の生きる道がどうかということが、

    『おのずから明らかになって実現する。』

    中村元氏

    ~~~~~~~~~~~

    だから生成化育の気づいている人たちは、すべてが人を育てることを実践しています。

    まわりから与えてもらっている恩恵を受けていることを知っていますから、

    自分のできること(時間、体、頭、想う、祈る)で、

    お返しをして常に恩に報いて生きています。

    私たちちえじんの教科書でいうとお客さまへ

    自分の時間、体、気づきを使ってフォローする、

    システムを使って根拠ある改善に気づいてもらう、

    業績が良くなってほしいなぁ、幸せになってほしいなぁ・・・

    と想う、願うことが、恩に報いることですね。

    5.魔法のツール

    最後に、すこし冒頭の目標数字の「今」と「未来」について、

    付け加えさせてください。

    私たちが授かっている業績アップの経営で活用しているツールは、

    人が気づいて、実践して、成果を出していくための魔法のツールです。

    「今」で直接的な原因づくりをおこないながら、魔法のツールを使うことで、

    「未来」を生むための「縁」を引き寄せる力を持っています。

    大中小カレンダー、先行管理表、日額表、実行予算などに漏れなく記入し、

    どう動かしていくかで人の能力が引き出されます。

    つまり、成果という未来に近づけているわけです。

    モノが売れてきた時代とモノが売れない時代の狭間で、

    これからは人口が減り、より複雑になり、

    売上アップから業績アップへ転換していく会社、人が増えるでしょう。

    売上アップの時代は、人は単なる道具として扱われていました。

    あいつは売れないからダメ、もっと機転の利くやつはいないのか?

    なんででけへんねん、なんですぐに辞めるねん、派遣に頼んだらええやん。

    全ての動植物を、地球を生み育てる自然の法則、

    生成化育と真逆のことをやっていました。

    日本国内の中小企業数(個人事業を含む)約432万社(約99.7%)

    が変われば、幸せな国になっていきます。

    中小企業が生き残っていくには、生成化育の経営が必要だと思います。

    力を貸していただければありがたい、どうぞよろしくお願いいたします。

     

    生成化育の経営が経済の主流となり、星川真一郎

    中小企業に物心両面の幸せがもたらされますように

    ちえじんの教科書 代表 星川真一郎