粗利益がいくら残るかわからない(完工粗利の向上)

2017年06月04日

    この現場でいくら粗利が残りますか?

    領収書

    見積作成時に実行予算をつくることをおススメします

    実行予算をつくることで、変動費削減(改善)の基準ができます

     

    1.基準がないと改善がわからない!?

    業績アップの手順その1.変動費の削減(改善)に取り組むためには、

    いくらから削減するのかが、わからないと改善にならないと気づきました。

    削減(改善)前の基準が必要ということです。

    お客さんへの見積をつくるときに実行予算もつくりましょう。

    実行予算をつくるために、目標の粗利益率と自社の単価を持ちましょう。

    目標粗利益率が無いと、

    この現場でいくら利益を残したいかが決まりませんから、

    年間の目標数字(売上額、粗利額、削減額)達成の根拠を失います。

    また自社単価を持っていないと、

    いちいち仕入れ、外注さんに見積依頼をしなければなりません。

    時間がかかってしまうとせっかくの商談機会を失ってしまいかねません。

    「だいたいこんなもんだろう」のどんぶり勘定では粗利額がブレてします。

    発注されるかたの一本化もおススメです。

    一騎通貫制の会社さんでは、各自が発注されますが、

    分業制にして発注業務の一本化をおこない、変動費削減(改善)で、

    粗利益を向上させましょう。
    2.粗利益は連携プレーのたまもの

    営業さんが、プラン、見積りを出して受注になります。

    見積づくりと同時に実行予算を作成して、過去の履歴から粗利額がでます。

    受注確定後、

    業務の統括者さんが、営業さんから受け取った実行予算に加えて、

    発注業務をおこないながら実行予算を更新します。

    発注の段取り後、

    施工管理者さんが、業務の統括さんから受け取った実行予算に加えて、

    工程表を組みながらシュミレーションをして実勢予算をつくります。

    工程表の段取り後、

    現場監督さんが、現場での段取りスムーズにして、工期の短縮に挑戦します。

    このように完工粗利の向上は、営業さん、業務さん、施工管理さん、現場さんの

    連携で粗利益の背骨を通してはじめの実行予算時よりも増やす努力をおこないます。
    3.全員で粗利益を得る

    みんなで粗利益を得にいくことが自然にできるようになりましょう。

    チームの連携ができていると協働の自発性が生まれ、完工粗利益が向上します。

    そのためにも建築屋の算数教室を学んでください

    まずは、損益の構造を知る

    損益の構造 目的と意味 (1)

     

    売上のなかに、仕入れ・外注の変動費と、粗利益が含まれます。

    粗利益のなかに、固定費と営業利益が含まれます。

    (赤字の会社さんは営業利益がありません)

    みなさんの給料(食いぶち)は、固定費のなかにありますから、

    固定費をまかなう粗利益を確保することが一番大事なことです。

    損益の循環を起こすために、勘定科目の意味と目的を知りましょう。

    売上は何のため?

    売上は、粗利益を得るためにあります。

    粗利益は何のため?

    粗利益は、固定費(食いぶち)をまかなうためにあります。

    固定費は何のため?

    固定費を売り上げを得るためにあります。

    この循環の意味がわかるとみんなで粗利を得にいく意味がわかってきます。

     

    まとめ
    ・見積作成時に実行予算をつくる
    ・目標の粗利益率を持つ
    ・粗利益は連携プレーでつくる
    ・建築屋の算数教室で損益の構造を知る

     

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    人と自然に寄り添う、システム思考経営の伝承
    一般社団法人 ちえじんの教科書
    代表 星川真一郎