経営計画書は今の価値と将来像とのギャップからできる

2017年05月17日

    自分の会社は、価値がある会社だと感じてますか?

    宝物自分たちは、どんな存在なのかを考えてみましょう

    会社のなりたい姿をみんなで話し合い、書き出して想像しましょう

     

    1.続いていることが存在価値

    勘くん
    今日もよろしくお願いします、
    経営計画書のつくり方を教えてください!

    先輩
    勘くん、質問です!

    勘くん
    ギクッ、いきなりですか!

    先輩
    自分の会社は、価値がある会社だと感じてますか?

    勘くん
    ええっと、あるような、ないような。。。

    先輩
    会社が続いていること自体に価値があると思いませんか?

    勘くん
    たしかに・・・

    先輩
    創業して何年か続いてるなかで、
    業種を転換したり、ちょっと拡大したり、
    同じ仕事でずっとやってきてるところもあったり・・・、
    続いているってことはみんな存在価値があるんですよ

    勘くん
    なるほど

    先輩
    経営計画書をつくる前に、存在価値を自覚することが大事です

    勘くん
    まったく自覚してませんでした!

    先輩
    なにが存在価値なのかを経営者がきちっと理解することからはじめましょう!

    勘くん
    はい!

    先輩
    会社の価値を内部と外部で見てみましょう

    勘くん
    社内と社外ですね
    うちのような建築屋は社内に別になにもありませんが・・・

    先輩
    道具があったり、
    職人さんの技術があったり、
    明るい事務員さんがおられたり、
    経理をやってる奥さんがおられたり、
    全部が会社の財産で、価値なんですよ

    勘くん
    赤字続きなので、てっきり価値がないと思っていました

    先輩
    赤字黒字は別として、
    それらがあるから、仕事をいただけるし、続けられているということなんです。

    勘くん
    たしかにそうです!

    先輩
    外部の価値はどうでしょう?

    勘くん
    恥ずかしい話ですが、自分ではよくわかりません

    先輩
    お客さんの家に訪問したとき、勘くんの会社はどんな存在なんでしょうね

    勘くん
    なるほど、そう考えればいいんだ!
    気軽に声をかけられる存在だと思いますけど・・・

    先輩
    いいですね。
    地域ではどんな存在でしょう?

    勘くん
    ええっと、ちょっとムズカシイです(汗;)

    先輩
    いろんなおつきあいの中で、

    自分たちは、

    値段で評価されているのか?

    あるいは人間関係で評価されているのか?

    仕事の良し悪しで評価されているのか?

    などなど自分の会社の価値はどこにあるのかを

    社内みんなでしっかりと話し合ってほしいんです

    勘くん
    いろんな目線から自分たちの価値を考えてみるってことかぁ・・・

    先輩
    自分たちの目線、お客さんの目線、仕入れ外注さんの目線、地域近所の目線・・・それと全体の目線から見ることも忘れないでください

    勘くん
    わかりました!
    自分たちの独自化を知るってことですか?

    先輩
    はいそうです
    変動費、固定費削減改善の手順でやっているから、
    だんだんわかってきていると思います

    勘くん
    はい、業績アップの手順をやっていなかったら気づかなかったかも・・・

    先輩
    自分たちの会社の価値はコレというものを書き出しましょう

     

    2.今の価値と将来像とのギャップ

    勘くん
    なんだかワクワクしてきました!

    先輩
    自社の価値がわかったら次に、
    経営者が目指したいところを社長方針として出してください

    勘くん
    はい、こんな会社にしたい!ってやつですか?

    先輩
    将来像を描いて、未来に点を打ってください

    勘くん
    あり方、あるべき姿と未来の点ですね

    先輩
    社長方針と今の会社の存在価値のギャップが出てきます

    勘くん
    なるほど

    先輩
    そのギャプを埋めていくのが経営計画書なんです

    勘くん
    自分たちの会社の価値をしっかりと感じるから、
    将来像・ここへ行きたい想いが明確になります!

    先輩
    はい、そこへ突き進んでいく計画が年度計画、中期、長期計画なんです

    勘くん
    わかりやすいです!
    黒字にするための数字を並べるのが計画書だと思ってました

    先輩
    あり方をやり方に現す計画を書いたものです

     

    3.売上利益に目を奪われがちですが・・・

    勘くん
    ただどうしても売上、利益数字を追いかけてしまいます

    先輩
    数字だけを求めると数字をつくるための大事な根拠を見失います

    勘くん
    はい、役立って儲けるが成り立ちません

    先輩
    会社のあるべき姿、なりたい姿を社員さんみんなで話し合いましょう

    勘くん
    やりたいです!

    先輩
    こんな会社にしたいよね・・・
    こんなお客さんとおつきあいしたいよね・・・
    協力会社さんとはこんな風につきあいたいよね・・・

    勘くん
    いいですね

    先輩
    風景を想像しましょう

    お客さんに訪問したときの和んだ会話・・・

    事務員さんが電話でイキイキしている会話・・・

    近所の人たちと趣味で盛り上がったワクワクな会話・・・

    楽しく、上手くいっているときのみんなの表情・・・

    全体の風景を

    勘くん
    楽しく想像できます

    先輩
    そんななかでお客さんから「ちょっと相談したいことがあるんだけど」と自然に仕事が生まれてきます

    勘くん
    イキイキ、ワクワク人と交わっているなかから仕事が自然発生的に生まれてくるんだ!

    先輩
    地域密着、顧客密着を生業にしている商いは自然発生的に売上、利益が生まれるようになります

    勘くん
    それって、生成化育ですね!

    先輩
    よく気づいてくれました、みんなで自然に沿う経営を進めていきましょう

     

    まとめ
    ・今の価値(宝物)を知ること
    ・今の価値と将来像のギャップを埋めるのが経営計画書
    ・人と和やかに交わる姿を想像する
    ・交わりのなかから仕事が自然発生

     

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