良いことをしても、儲からない?!これホント、ウソ? ~気づきメモ~

2016年04月10日

    「良いことって」どういうこと?

    ここでの「良いこと」は、
    誰にもある生まれ持った能力(生成化育、独自の適応力)にスイッチを入れて、
    経済活動に一つの機能として参加して世のなかに役立つこと。
    だと考えました。

    ただ、
    お客さんに喜んでもらえればいいとか、
    自分がほんとうにやりたいことが決まらずに経営をすることは、
    善良と偽っているんじゃないかと、
    つまり自分に嘘をついて商いをしている。偽物?
    とも思いました。

    「良いこと」とは、
    自分の役割に気づき、果たすべき目的に向かっていくことが、
    それを求める人(お客さん)の価値になっていきますから、
    お客さんからいただく要望(宿題)をこなして本業の専門性を磨き、
    またお返しして、お互い成長して、世の中に役立っていくこと。
    つまり自分にしかできない良いことのこと、独自化が良いこと。
    と気づきました。
    「儲かる、儲からない」って?!

    儲けをgoo辞書で調べてみると、
    得をすること。また、思いがけないいい目をみること。利益。利得。
    とありました。

    なんだか、マグレ的、棚ボタ的なイメージがあるのかなぁ。

    また、儲けると儲かるの違いのお話を偶然見つけました。

    「儲ける」とは、
    ビジネスを通して利益を上げるために 積極的に仕掛けて売上を上げること。
    ただ、その都度アクションを起こすことであるため、最初はいいですが息切れしてしまう。

    「儲かる」というのは、
    その都度「儲ける」という状態から、自然と「儲かる」、 結果として「儲かる」、自動的に「儲かる」という状態をつくっていくこと。
    そのための仕組み(構造、システム)づくりをすることが「儲かる」こと。

    『儲けるは欲、儲かるは道』

    なるほどなぁ、上手いこと言うなぁと思いながら、

    昔は、生きていくための欲求を満足させて、
    つぎに人よりもお金持ちになりたい欲求があって、
    お金でお金を生むことで経済が循環していると思い出し、
    「儲ける」ことに注目が集まり、そのためには人より早く仕掛けることになり、
    売上を上げるために集客が最優先課題として求められ、
    成功事例やテクニック(価格と価値を上手く見せてお得感を出す手法、心理戦で売り込む営業方法、お客さんを感動させるマーケティング手法など)が受け入れられていました。

    ところが、

    最近、「これじゃいかんと」気づきはじめた一部の人から、
    ひとりひとりが、良いこと(冒頭の独自の能力にスイッチをいれること)をして、
    同じ価値観を持つ人たちとつながって(適者生存)で、
    経済のなかの機能を果たして、循環させていくことをはじめています。
    価値観を共有して、経営理念(目的、価値)を持つことで、
    仕組み(構造、システム)が出来ていきます。
    目的がはっきりすると、道が見えてきますから揺らぎがきて、
    迷っても経営理念に照らし合わせて改善して儲かる道に戻れます。

    じゃぁ、どれだけ儲かればいいのか、利益を得ればいいのでしょうか?
    智慧人さんが、
    「世のなかに役立つことをしている会社は、経営理念に向かう事業で、売上をつくるために必要なお金(道具と食い扶持)をまかなって、来年以降に備えるお金が利益(粗利)を得ればいいんだよ。つまり、独自の黒字化。そうすれば微増に成長して会社は継続していき、経済循環の一つの役割を果たすんだよ」
    と教えてくれました。

    ただそれには、みんなで能力を出し惜しむことなく発揮し、さまざまな問題を知恵と工夫を出しながらあらゆる改善を繰り返し、数字と照らし合わせて達成してしていくマネジメントに取り組むことが大事になります。

    とはいうものの「儲かる道」は、簡単ではありません。

    ついつい、儲ける方が楽なのでそちらに走ってしまいがちになります。
    自分たちの能力を見ようとせず、
    お客さんのニーズや伸びる市場へ売込みをかけたり、
    お仕事をもらいにいったり(下請け、依存型)します。
    このように「儲ける」に走ったり、
    お客さんを追いかける社長さんや、元請さんに依存して対応している会社には、経営理念は無いのかもしれません。

    智慧人さんが、
    「農耕果樹園型経営でも、だれかに依存して商いをしているのは、ビニールハウスや温室栽培で収穫される果実。経営理念を掲げ、変化する経済環境に順応して商いをしているのは露地もので収穫される果実。どちらの環境を選ぶかは、経営者の判断ですね」
    と教えてくれました。

    露地ものの農耕果樹園型「儲かる道」に進むには経営理念が必ずいります。

    経営理念(目的、価値)に向かって、
    その価値を表明して、
    響いたお客さん(その価値が必要な人※必ず存在)と出会って、
    親密を図って価値観を確認し、
    ぴったりがわかってきて、信用をいただき、
    お声をかけていただき、
    本業の小さなお仕事にとりかかり、
    やりとりのなかで宿題(質問、要望)をいただき、答えることで、
    専門性を磨き、育てられ、信頼が築かれ、
    本業の大きなお仕事をいただき、
    お客さんの目的をこちらの専門性で応える、
    BtoCでは、安心してくらしていけるよ、便利になったよ、すっきりしたよ・・・
    BtoBでは、時短になったよ、商いがしやすくなったよなど、変動・固定費が削減する、売上利益が向上するという業績アップの実利
    を提供すると、
    「ありがとう、またお願いね」となって、
    お互いが成長する関係になっていきます。

    この流れを営業循環図と言いますが、経営理念に向かって活動して営業循環図が進んでいくと、進化成長するので、さまざま問題点が出てきますが、これは良くなるためのことなので、改善点を考え実行していくことの繰り返しをしていきます。現状を変えることが未来への原因づくりになり、違った結果が生まれ、成長のシナリオになります。

    営業循環図 フォーマット 本業入り

     

    複雑な時代になりましたから、昔のような問題点に直接対処するようなことでは改善にならず、かえって問題を悪化させる事態にもなります。システム思考経営で、問題点の原因と考え、追求してレバレッジポイントを探りあて対処していきます。

    複雑な時代の経営は、さまざまな要素が絡んでいますから、

    ①売込み不要の「マーケティング」
    ②日々の記録から経営指標をつくり常に変化をおこなう「イノベーション」
    ③顧客満足と効率化をおこなう粗利を増やす「生産性向上」
    ④一番のお客さんである社員さんを育てる「人材育成」
    ⑤未来の数字をつくる「管理会計」
    ⑥行動のベースとなるコミュニケーションツール「月次決算」
    この6つすべてを同時に取り組むマネジメントをおこないます。

    ※下図の左上部のマネジメントの取り組み手順参照

    システム思考経営 全体ループ&手順

    世のなかの経営環境が変わり、
    中小企業、小規模事業所(製造業20人以下、サービス業5人以下)、個人事業主さんの今まで当然のことと考えられていた認識や思考、価値観が劇的に変わることを求められているように思います。
    「今のままではダメだと思う、でも何をすればいいのかわからない」と思い出すことは、この求められているサインに気づいている方であり、目的をはっきりさせて、能力を発揮して自分の道を歩いて世の中に役立つことで経営を維持、発展していただきたいと願っております。

    自然界のなかの人がおこなう経済活動には自然の摂理がありますから、経営にも手順があります。手順を踏むことで、原因をつくり、結果がおこり、それが連続して、それぞれの経営理念に向かって進んでいきます。

    「良いことをしても、儲からない?!」から
    「世のなかに役立つことで、独自の黒字化をおこなう」ことを
    気づかれた仲間でお互いが切磋琢磨していくコミュニティが必要だと感じています。

    長々と気づきにお付き合い、お読みいただきありがとうございました。

    共感される方がおられましたら、ご連絡お待ちしております。
    システム思考経営を役立てていただき、一緒に広めていきたいと考えています、どうぞよろしくお願いします。