一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2017.06.17 未分類

一人ひとりの報恩が業績アップの循環をつくる

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まじめにやっているのに成果が出ずに困ってませんか?

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与えられたものへの恩返し(報恩)が業績アップの渦をつくります

業績アップしている会社のみんなは、自分磨きをして、社員さん同士、協力会社さん、お客さんに対して、自分のやれることで精いっぱい返し合っています(生成化育)

1.与えられていることに気づく

生きているなかで、刹那(瞬間)、刹那(瞬間)でさまざまなものが、

まわりから与えらえていると思うようになりました。

生んでくれた両親、ご先祖さま、近所のおっちゃん、おばちゃん、遊んでくれた友達・・・

学校の先生、クラスメート、部活の先生、仲間たち・・・

会社の上司、先輩、同期、後輩や取引先のみなさん、お客さん、ライバル会社の先輩・・・

人生、経営の師匠。

まじめに積み重ねていると必ず必要なときに必要な人があらわれてくるものです。

そうやって私たちは、持って生まれた能力に加えて、

まわりから与えられて養われた能力が備わっていきます。

ほんとありがたいことです。

昔は、自分が頑張って力をつけて、切り拓いていくことが成功、幸せへの道だと考えていたときは、

心からありがたいとはあまり思いませんでした。

やってもやっても思うような成功や心が豊かになることがなく、

なにか大きな力が動いていて、自分の頑張りは違うんだな、合ってないことを知らされました。

感謝の気持ちが生まれてくると、

自分のなかに偉大なものが秘められていることを自覚しはじめ、

自分の歩いていく道がおのずから明らかになっていくことを実感し、なんだかほっとした気持ちなりました。

道を歩きながら、与えられる反面、こちらも備わったもので、お返しをしていくんですね。

それが恩返し(報恩)だと気づかせていただきました。

恩返し(報恩)というと大きなもので一生かかっておこなうぐらいのものだと思っていましたが、

日々のお付き合いのなかで与えられたものに対しておこなうものだと思うようになりました。

自分にとって良いと思うことも、悪いと思うこともすべてが、役割、目的に向かうために、

与えられたものであり、それに対して恩返し(報恩)をおこなうことが大事なんだと考えています。

また、与えられたものがどうなのかを自分なりに判断することもおこないます。

1.自分は「素直な心」で人の意見を聞いていたか?(ありのまま受入れ)

2.自分は「謙虚な心」で受け入れたか?(偉いと思わず)

3.自分は「感謝の心」を持って役に立とうとしたか?(恩返し)

このような心で相手に接していたか?

これを自己に問う事で間違っていなければ自己承認して恩返し(報恩)をおこないます。
2.与えあうから育みあう

自分で承認したものへの恩返し(報恩)はまわりに広がっていくように思えます。

信念、経営理念に沿っているから自然に浸透していくんでしょう。

生まれたものどうし、縁があるものどうしが、お互いに育て合って生きていて、

それぞれが、持っているもの(与えられたもの、育てられたもの)で、

お互いに働き合い、影響し合うことで、育み合い、成長し合い、変化、進化していく

ということになります。

そう考えると自分とまわりとは、恩返し(報恩)をし合っているんですね。

コミュニケーションとか、報連相はすべて恩返し(報恩)?なのかもしれません。

常日頃、刹那(瞬間)、刹那(瞬間)が生成化育なんだと実感しています。
3.自分磨き

経済の循環(成長)を学びました。

個人が研鑽して循環(成長)するから、会社が循環(成長)し、

経済が循環(成長)するという因果関係です。

その源は、日々の人と人との恩返し(報恩)が循環の渦をつくっているように思います。

世の中が循環(成長)、変化し、進化していくために自分を磨いて役立っていくことです。

私たちは、経済のなかで、業績アップをおこなうことは、仕事のなかで業務を改善することが、

自分磨きになり、個性が発揮され、会社の独自化につながり、経営理念に向かって、

役立って儲けるにつながります。
まとめ

・世の中は恩返し(報恩)のしあいで成長している

・自分を磨くことでより恩返し(報恩)がひろがっていく

・業績アップの経営は、まさに恩返し(報恩)をしあうことで役立って儲ける構造づくり

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人と自然に寄り添う、システム思考経営の伝承
一般社団法人 ちえじんの教科書
代表 星川真一郎

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