一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2015.04.29 未分類

無理せず、力まず、心豊かな経営で安定した業績づくり

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経営者の一番大事なお仕事

今持っているすべてを使って明確にした経営理念があれば、農耕・果樹園型経営をはじめられると智慧人さんから学びました。

大切な姿勢として、 素直、謙虚、感謝の心を持っているかどうか。

人の話を聞かない、周りから助言をいただいても「でもね、ちがうんです・・・」と受け入れない、自分のことを優先して話が長い、ような人は少し難しいとのこと。

素直で、謙虚で、感謝の心があれば、いままでと、いま現在周りから与えられているものを自覚し、自分の役割に気づき、向かうべき目的がわかってきます。

経営者さんならば、個人の目的を会社というものを通して、実現するために会社の経営理念(目的、価値)を明確にします。

経営理念が明確になると 未来の点(将来の姿)を描くことができ、 未来に打った点から現状を見て、足りないものがわかり、 準備に取り掛かることができる。 この段階になれば、今まで、悩んでいたことが、芋づる式の状態に入っていく 「ああしよう、こうしよう・・・」になってくる。

経営者の一番大事な仕事は、この経営理念を社員さんに浸透させていくことだと言われます。社員さんに浸透していくことで、お客様にも浸透広まっていくと。お客様への告知、浸透の前に社員さん向けで、くれぐれも順番を間違わないようにとのことです。

取り組む準備が自然とできる

経営理念には、私たちが目指す目的とともにお客様へ提供する価値も含まれており、その価値をどうやって、表明し、告知するこで、知って頂き、どのような方々が響いてくださり出会えるのか楽しみになるので、お客様との関係づくりからお仕事、アフタフォロー、リピートまで繰り返し循環する営業循環図というものを描きたくなります。

その図には、響いてくださるお客様との出会い、関係がはじまり、お互い価値観を確認しあい、親密を深め、お客様の喜ぶコトをつなぎ、そのうちにお声がかかり、親密な関係だから、ぴったりの提案ができ、選んでいただき、日頃準備している専門家としての腕を振るってお客様の準備に役立つものをご提供でき、喜んでいただけるシナリオが描かれています。

「ありがとう、またお願いね」というお客様からのお声で、私たちは、もっとお役に立ちたい、お仕事を通じて価値を磨いて質を上げて、お互いが成長することに喜びを感じるため、次のお仕事に備える準備を怠らなくなり、人間力磨きにも精が出ることになります。

営業循環図が描けると、自然とスケジュールに落とし込んで実践したくなり、年間・月間・週の行動計画をつくります。

また私たちの価値をご提供することで、お客様が喜んでいただき、感動が生まれることで、そんな感動をもっとたくさん集めたくなり、感動が生まれるためにはどんな、出会い方がいいのか、どんな告知の内容がいいのか、どんな接し方がいいのかなどなどチラシや、ホームページ、ダイレクトメール、フェイスブック、イベント、接客など販売戦略を作りたくなってきます。

行動計画のなかで、販売戦略を実施して、感動のエピソードが生まれてくると、よりご満足いただけるには、こちらの対応を十分にするために継続したお仕事の案件づくりが欠かせなくなり、営業進捗表、予実管理が必要となります。

お客様に喜んでいただくコトをつなぐことはずっと続きます。だからお客様のことを知らなければなりません。お客様の目的、未来に打った点(将来の姿)の予測、現状、未来に打った点から現状をみて足りないもの=準備が必要なものに気づくためには、お客様のこと、私たちとお客様とのこと、専門家としての私たちのこと、協力いただいているみなさんのことを集めて、整理して、共有して、満足のために活用する顧客管理が必要になります。

お客様のことを知っていると、お問い合わせがあってから次の対応が素早くなり、業務も円滑になり、喜んでいただくことにつながります。

智慧人さんの会社では、お仕事の流れ(一つ一つの業務の内容と目的)、業務の分担表(業務内容、担当者、使用しているソフトや帳票類)が明記)、関係フロー図(お問い合わせから、終了までの誰が何をして、誰に渡して、どうつないでいくかという流れ)をつくられ、分業制で無駄の無い、生産性向上(顧客満足向上・効率化)を実現されていました。

経営理念と根拠ある経営

智慧人さんは、お客様からいただく適正なお金のなかで、いかに自社の努力で生産性向上を図ることで、粗利を増やせるかが大事なポイントであり、みなさんで改善しながら取り組まれておられます。

また、なかには粗利を増やすのを勘違いしている会社さんは、お客様へ見積もり、請求金額にふっかけてのせるか、仕入れ先さんに無理を言って泣いてもらうかが手法だと思われているのは悲しいと嘆いておられました。

経営理念が固まれば、やりたいこと(ご提供する価値でお客様に喜んでいただき、私たちが喜びたい)を実現していくために、湧き出てくるものを抑えきれず、行動につながり、必要なことが無理なく取り組め、構造づくりがおこなわれ、行動が起こり、出来事(結果)が生まれることにつながるという根拠ある経営が実現することを実例を見ながら実感いたしました。

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