一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
昨日は、女性管理事務職研修が、おこなわれました。
内容は、
1.課題図書:みをつくし料理帖「心星ひとつ」
2.削減改善活動報告
3.見積、実行予算と日額:屋根(外壁)塗装工事
4.工程ボードの改善
でした。
今回も、会社の利益管理の要(かなめ)である女性管理事務職のみなさんの成長を見ることができました。
写真は、今回の課題図書とお土産にいただいたお菓子とパチリ (*・_[[◎]]o
ポイントを紹介していきます。
1.課題図書:みをつくし料理帖「心星ひとつ」の感想では、
源斎さんが、迷っている主人公の澪さんへ、
「悩み、迷い、思考が堂々巡りしている時でも、きっと自分の中には
揺るぎないものが潜んでいるはずです。これだけは譲れない、というものが。
それこそが、その人の生きる標(しるべ)となる心星でしょう」と話すシーン。
参加のみなさんから、自分の心星は何なのかじっくり考えてみたいという感想がありました。
これまで経営者の勉強会では、経営者の信念から、経営理念を固めるところをやりますが、
社員さん、パートさん研修では、はじめて出てきた部分でした。
経営者の想い、会社の経営理念に共感する社員さんが出てくるとその人は心星の存在に気づきはじめていきます。
そのような人たちが居るお店は同じような心星を持つお客さまを巻込んでいくのではないでしょうか、という意見がありました。
2.削減改善活動報告では、
各社さんの報告のなかで、以下の意見、アドバイスがありました。
・管理事務職のみなさんは見積、実行予算を作っていくようになりますから、
変動費削減の項目を工務の方から聞きながら少しづつ知識をつけていきましょう。
・在庫使用の削減では、単なる便利さだけで在庫を使うのと、実行予算を低く抑えるために使うのとでは、
大きな違いがあり、実行予算以内で、工事をおさめる習慣をつけることがとても大事なこと。
・案件が決まってから実行予算を組みなおすことをして、完工までに何度も実行予算を更新していくことが、
地力をつけることになります。
3.見積、実行予算と日額:屋根(外壁)塗装工事では、
各社の見積り金額、実行予算の金額を日額表に落とし込み比較をおこないました。
粗利益率が、20%、34%、49.9%と異なる内容に対して、何が違うのか、明細をみながら情報交換しました。
また、日額表に落とし込むことで、工事種類によって日額の目安がわかってくると気づきがありました。
4.工程ボードの改善では、
各社さんの工程ボード写真をみながら、これまで改善したこと、これから改善したいことを意見交換の
なかで以下のアドバイスがありました。
・女性管理事務職のみなさんが使いやすいお工程ボードにしましょう。
お客さまの工事に関するお問合せ電話対応で、現場への連絡や、連絡の取りなおしなど
本来の仕事以外で時間をとられないようにしましょう。(みなさんの仕事は利益管理)
・工程ボードのポイント
「その日に誰が、何をやっているか、完工まであと何日か」が一目でわかるようにしましょう。
・日額売上、日額粗利をみて、その日の目標に到達していない場合の理由をはっきりさせましょう。
案件の数がすくないのか? 元々の利益が少ないのか? ひとつづつ改善して前に進みましょう。
みなさま、おつかれさまでした。