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2018.01.11 未分類

みんなでやるから粗利益がアップできる Ⅱ

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1.一騎通貫ですか?分業型ですか?

会社の人数や業務のやり方によって、

ひとりが集客、営業から提案、見積、契約、

施工管理、引き渡し、集金までおこなう一騎通貫型。

片や、複数の人がそれぞれの業務を

つないでいく分業型にわかれます。

どちらもメリットデメリットがありますが、

今や、リフォームは商品、工法が増え、

作業工数が多く、専門性が高まっていますので、

だんだんと分業制に向かっています。

出来る人からすれば、一騎通貫でやってしまうほうが、

段取りが良いように思われますが、

それぞれ100%こなした作業が集めて、一つの仕事にしたほうが、

みんなで粗利益を増やしにいくには向いています。

業務が複雑になっていますので、

しょせん一人でやれることは限られています。

2.見積時に実行予算を組んでますか?

粗利益を高めていくために、

見積時に、目標の粗利益を死守できるよう、

実行予算を組むようにしています。

契約時にこの工事でいくらの粗利益が入ってくるのかを知ります。

契約時の粗利益率が、基準となり工事段階でどれだけ粗利益を

増やすことができるかの目安になるからです。

工務の人に渡り、工程表を作成しながら、実勢予算を組んでいきます。

この段階から、

外注さんの段取りの工夫、

同等品、代替品の工夫、

在庫品の活用など知恵を働かせて、

粗利益を増やす努力ができます。

あとは、なんといっても準備八割の現場段取り力で、

工期の短縮が一番の変動費削減(改善)になり、

粗利益を増やすことに貢献してくれます。

3.粗利益率が高いとお客さんが喜ぶ?!

地域密着の工務店リフォーム店では、

「粗利益率が高ければ高いほどお客さんは喜ぶんだよ」という

声を聞くことがあります。

OBさんに支えられているお店のVIPさんとの間柄をみていると、

事業者とお客さんという関係ではなく、

まるで親戚みたいな関係であったりします。

お互いが、これだけやってくれてありがとう・・・

私も自分ができることで、お返しをしたい・・・

という報恩の繰り返しになっているように見えます。

粗利益を増やすには、お客さまを絞り込みことが必要だと思います。

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