一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2020.10.25 ミーティング建設

やっぱり、業績アップは社員さんが主役!新たなメンバーが参加。

SHARE

地域密着工務店、リフォーム店の社員さんが参加する

業績アップ実務研修がはじまるにあたって、オリエンテーションをおこないました。

各地から、社長さん、社員さん、職人さん、アドバイザ―さんが集まりました。

業績アップ実務研修参加社マップ※受講者さん、アドバイザーさんの会社所在地

冒頭、CRC会主宰から、業績アップ実務研修の目的、狙いの説明がありました。

建築業の会計は、わかりにくいところが多くありますが、

CRC会(進化し続けるリフォームの会)では、

できるだけ、日常に合う会計にして、健全な経営をおこないます。

ここの実務研修では、

建築のなかの、粗利益、営業利益を上げていきます。

そのために、3つの手段をおこないます。

1つ目は、粗利益を上げるために、変動費を下げましょう。

2つ目は、営業利益を上げるために、固定費を始末しましょう。

3つ目は、より一層営業利益を上げるために、売上を上げていきましょう。

この3つを実践で

みなさんが、毎日動いたことで、粗利益がどれくらい上がるのか?!

みなさんが、固定費を始末したことで、営業利益がどれくらい上がるのか?!

を会社のなかで、日々実践していきましょうという実践勉強会です。

売上を上げていきましょうではなく、利益を上げていきましょうという勉強会です。

具体的には、チームプラスアルファでやっている業務の実践をやっていただきます。
業績アップの手順※業績アップの手順図

業務の実践をやっていると、

会社の仕事のやり方が変わったなぁとか、

会社の向かう方向が、同業の工務店と異なってきたなぁとか、

さまざまなことが変わっていきます。

地域密着を志す、地域のみなさんにお役に立てる工務店、リフォーム店になるには、

経営面、会計帳簿の上でも、しっかりと利益を残さないといけません。

会社が利益を残して、安定していないと、お客さんへしっかりとしたサービスは提供できません。

地域に密着している工務店さんが、未来永劫生き残っていくことを目的としています。

しっかりと学んで実践してください。


業績アップ実務研修のグループを決めるため、リーダーのプレゼンテーションがありました。
トッピー※チームリーダープレゼンテーション1
地域密着店在り方※チームリーダープレゼンテーション2
日額表くいぶち※チームリーダープレゼンテーション3

チームごとにメンバーが、目標数字の発表と仲間からの承認がありました。
sdr※営業進捗(先行管理表)を使って具体的に説明

テーブルでは、アドバイザーから、

「なぜ、変動費削減、固定費削減をするのか?」

それは、社員さんが持ち場持ち場で、削減することが、

数字=金額となって現れるから、

「自分はこれだけのお金を作り出し、会社の利益に貢献できた」

そのことが明確になり、みんなの意識が変わってくる。

成果を自分で作り出せる自信がつくから、

社員さんが取り組めるところからはじめたほうが良いと話がありました。
目標数字打合せ 水落さん※目標数字をディスカッション
ぷらす中川工房 ぼかし※とりまとめた数字を模造紙に書いています
トッピーチーム ぼかし※とりまとめた数字を模造紙に書きました

福井市の先輩からリモートで、アドバイスをいただきました。

参加者みなさんの目標数字の設定について、感想を言わせてもらいます。

全体をみて感じたことは「粗利益の設定が低い」と思いました。

昨年の実績とか、今までの実績を通して、次の目標を決めるのではなくて、

常識外れで設定し、取り組んでやってほしいのです。

もう少し高い粗利益率設定でも良いのではと思っております。

~自社の実績数字を発表いただきましたが、割愛させていただきます~
dav※福井市在住の先輩からアドバイス

この業績アップ実務研修では、

変動費・固定費の削減と売上アップを目指すのですが、

ややもすると、

何が売れるとか?、何が利益が上がるかとか?

というところに着目しやすいのですが、

私が常に思っていることは、

お客さんが、どうしたら喜んでくれるかなぁ~

どうしたらお客さんが、信頼してくれるかなぁ~

というところなのです。

そして、お客さんは百人百様なので、こちらのやり方を押し付けるのではなくて、

お客さん百人百様のそれぞれの想いをくみ取って、

それに対応していくことが、業績アップにつながると思います。

また、変動費・固定費削減がありますが、

うちの会社では、給料削減は頭に入れてません。

また、協力業者さんへの値引きは一切していません。

そのなかで、

粗利益をどうやって上げていくのか?

営業利益をどうやって上げていくのか?

非常に難しいことではありますが、案外にヒントがみつかると簡単です。

お客さんの信頼を得ること、それにつきます。

なので、みなさんには粗利益目標を30%以上を目指していただきたいです。

うちの会社では、営業経費はほとんど使っていなくて、

毎月の通信をOBさん向けに発行しています。

みなさんそれぞれがんばっておられますが、

私も、24歳の時に設備業者から出発して、365日、24時間休み無しでやっていました。

それは、お客さんのためにがんばろうという想いでやり続け、

今年、64歳になり、起業してからちょうど40年経ちました。

やっといま、思うような結果が出てきました。

営業をしなくても、ほとんどが自分の思う値段で、お客さんが発注していただけます。

もちろん、相見積もりもありません。

だから今は、仕事をしていても、楽です。

40年経って肌で感じています。

だから、みなさん、焦らずに、長い目でやってほしい。

しかし、目標は高くもっていただいて、売上アップだけでなく、

内容の良い、しっかりした会社づくりを業績アップ実務研修を通してやっていただければと思います。

半年後には、笑顔で数字が見れるような、みなさんの笑顔を期待しています。


CRC会主宰からの総評。

目標をつくり、達成に向けて動くことはとても大切なことです。

ご飯が食べたいとか、眠たいとか・・・

人間は、本能のおもむくままに動きますが、

物事を、なんとなくはじめる人は、あまりいません。

会社に属している会社員、仕事をする人にとって、

目標設定は、欠かせないことだと知ってください。

みなさん会社員は、プロフェッショナルです。

プロというのは、数字がついてきます。

今日は、これだけ出来た!

明日は、今日よりもこれだけ出来ることを増やそうと目標を立てて、のぞみます。

その目標が達成できたら、それがその人の成長の証になります。

仕事をやっている限りは『お金』がついてまわります。

自分の動き一つで『お金』が増えたり、減ったりするわけです。

生きている限り、仕事をしているプロフェッショナルである限りは、

数字(=『お金』)がついてまわることをわからなければなりません。

言われたことだけをやっていれば良いという受け身の人生ではなくて、

ここまでやろう!ここまでやれる自分をつくろう!!という人生に変えてほしい。

自分で、自分が、願う、想う、理想の自分を創れる人生にしてほしいということです。

人間として喜びを実感するのは、去年は出来なかった自分が、今年は出来るようになったとか、

自分で自分のことを認められた時です。

それが、言動とか態度とか、さまざまなところで、自信として醸し出されるようになります。

出来るようになるだけではなく、出来た自分を創れるようにしてほしい。

この両輪が、業績アップの主役であるみなさん社員さんが

生きて、働く上で、重要なことになりますから忘れないでください。


受講生さんの感想を抜粋して紹介いたします。

・今まで目標を持って動くことをしたことがありませんでした。

これからどのようになるのか、数字が出せるのか・・・

不安だらけでみなさんに迷惑をかけると思いますが、

よろしくお願いします。

・私は勉強会に出て、批判的な態度で発言することが多かったのですが、

前回からうちの後輩君がこの勉強会に参加しているのですが、

少しづつですが、みんなで協力したほうが良いと思いはじめてきました。

チームで協力し合ってやっていきたいと思います。

・1回目に続き、2回目の参加になりました。

新しい方も入られて、少しでも教えられるようになればいいと思います。

・自社の目標数字に対して、この数字は難しいのではないかとか、

この数字はもう少し頑張れば達成可能ではないかとか、

具体的なアドバイスをいただきました。

目標数字が達成できなかったら嫌だから、緩めにやっておこうとか、

思いがちなのですが、根拠のない自分に対して、自信を与えてもらいました。

また、同じテーブルの社員さんから、この会についてはじめは反抗的な態度だった

と言う話を経緯も合わせて聞かせてもらい、今の姿勢を見せていただき、

人は、ここまで変われるのかと驚きました。

・私は、現場で実践して建物をつくっていくという立場なので、

今まで以上に現場でなにか削減が出来るものがないのかやってみます。

少しでも会社の役に立ちたいし、自分の成長にもなると、がんばる気になりました。

・今日、一緒に3人の職人が来てくれました。

私はみんなに、一言も行ってほしいとは、頼んでおりません。

これまでダイキンさんのセミナーで習ったことを毎回みんなに話していました。

私は、人に強制してやってもらうのが好きではないので、

今回も行きたかったら言ってねと伝えていましたら、

3人が自ら参加しますと言ってくれて、ありがたく、嬉しい気持ちになりました。

それに、今日の話し合いでは、私よりもみんなのほうが、真剣に聞いてくれて、

数字というところは、まったく出来ていないのですが、

何からはじめようかと、やる気になってくれたので、

まず、やったことで数字に出てくるのではないかと思っています。

一所懸命みんなでがんばりますので、よろしくお願いします。

・私は、管理事務職ですが、前回も実務研修に参加させてもらって、

管理事務の立場からもやれることがあるので、

今回もしっかりとチーム一丸となって目標を達成したいと思います。

みなさまおつかれさまでした。

ダイキンさん、平田タイルさんのセミナーを受講された方々で、

地域密着という同じ価値観のもとに集い、独自の黒字経営に向けて、

社員さん同士が協力しあい、イキイキと元気にやっています。

どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

SHARE