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2021.10.01 未分類

下請けから元請けへのやり方 ~遠くに行かず、地域を絞り込む?!~

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遠いところはダメ・・・4コマ漫画

新しいお客さんと出会うために、
広い地域に告知をして、知らない人からの
反応を期待するのは、おススメしていません。
会社から遠いと、移動時間がかかり、固定費がドンドン膨らます。
ホームページからのお問合せは、価格競争で相見積の案件が多く、
必要な粗利益の確保が難しくないでしょうか。
それよりも自分たちに合う新規のお客さんと出会い、
長いお付き合いをしていくほうがいいですよね。

どこでも行きます!
どんなお客さんの仕事でもやります!
なんでもやります!
ではなく、
絞り込むことがおススメです。

重点地域の選び方

元請け工務店さんは、
どの地域で商売をするのか、
どこでお店を開くのか、
どんなお客さんを相手にするのか、
がとても大事になります。
お店から、その地域に働きかけをおこない、
またその地域からお店に働きかけがあって、
商売が成り立ち、歴史がつくられています。
自分たちが役立てる場所なのか、
自分たちを育てていただける場所なのか。
地域を歩いて、下調べをしっかりお願いします。

重点地域を決めたら、
その地域でシェア26%を目指します。
20%を越えたときくらいから、
案件が湧いてくるとCRC会員の方が、
経験を語ってくれています。
世帯数の決め方ですが、
1,500世帯の26%だと390世帯、
2,500世帯の26%だと650世帯になり、
会社の人数でしっかりフォローできる
世帯数を絞ってください。

お客さんとの出会い方

建築をやっていることを伝え、
自分たちができることで、
地域のお客さんに役立つことを書くのがおススメ。
どんな会社で、どんな人が働いているかを伝えることで、
お客さんが安心してくれると思います。
お客さんのお問合せをみながら内容を改善していくことを
おススメします。

事例①②の2種類のチラシを月に2回の頻度で、
隔週でポスティングしています。

はじめは自社でポスティングしていましたが、
今は、ポスティング業者さんに手伝ってもらっています。

月に2回ポスティング
枚数:1,500枚×2回=3,000枚/月
費用:@14円×3,000枚=42,000円/月
ポスティング業者さん+印刷代

レスポンス
2021.1~2021.9:問合せ12件、受注12件、失注0件
その後、リピート工事、本工事へつながっています。

地域密着店のストーリー

自分たちに合う重点地域で、
お役に立てる内容を掲載したポスティングチラシを配るから、
波長の合うお客さんからお問合せをいただけ、
仕事の手間を見ていただき、信用につながり、
リピート工事を重ねるうちに信頼を得てOBさんになっていただけます。
そのOBさんから、友達やご実家、ご親戚をご紹介いただけたら嬉しいですね。

地域密着店のお客さんづくり(ファンづくり)の順番は、
知らない人からのお仕事のよりも、
知っている波長の合う人から、伝播して拡がっていく。
社長さんの想いに共感したご家族、社員さんから、
職人さんや業者さんに伝播し、
社員さんから、OBさんに伝わり、新規のご紹介に拡がっていく。
そういう順番なんですね。

CRC(進化し続けるリフォームの会)は、こんな会です。

■注意事項■
この画像、原稿は、
地域密着店が集まるCRC(進化し続けるリフォームの会)メンバーさんの
経験をもとに手法をご紹介しています。
儲け方の手法には、2つのパターンがあり、
1つ目は「売上アップ」で、売上を上げることが目的。
2つ目は「利益アップ」で、人の成長を通じて利益を上げることが目的。
紹介内容は「利益アップ」を目指す会社さん向きになっていますので、
「売上アップ」の会社さんは効果が無いと思われますのでご理解ください。

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