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2018.12.18 ミーティング建設

地域密着店の経営 業績アップ経営者向け実施研修の報告 2018.12

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このページでは、
業績アップに取り組む地域密着の
実施研修の報告をさせていただいております。
2018年12月17日㈪

大阪グランフロントで月例のCRC会

地域密着工務店、リフォーム店の研修会を開催いたしました。

プログラムは、

1.課題図書「あきない世傳金と銀~早瀬篇~」

2.進捗報告・経営指標の発表

3.省エネリフォーム

1.「あきない世傳金と銀」の一巻目「早瀬篇」でした。

多くの方が、治兵衛さんの「縁と月日」に響かれてました。

”物事が成るかならんかは、人の想いや働きだけで

決まるもんやない。

ご神仏の手ぇが差し伸べられるかどうかだす。

まさに「縁と月日」を待ちなはれ。

そのためにも焦らずに今出来ることをしておきなはれ。”

「縁と月日」は難事や問題を受け入れることが、

大事だと助言がありました。

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課題図書は、

じっくり読んで、自分ならどうだろう?と考え、

浸透していくことで自分に置き換える時間になります。

研修会で互いの感想を聞いていると人の感じたところを

疑似体験で自らの課題に気づいてくる貴重な時間です。

2.進捗報告・経営指標の発表では、

・業績が良くなっている会社さんへ、

大きく変わったところは削減に取り掛かっているところで、

削減は、将来変革できる柔軟な会社になり安住することなく、

生き残り続け、成長、進化していくために、

知恵が出てくる会社としてスタート地点に立ったこと。

夢を語るには数字を根拠に自社はこんな地域密着店です!と

自社なりの独自化を作り上げてください。

削減をへてから、独自化です。とアドバイスがありました。

・経営指標の発表では、

契約時売上実績表は営業力を見る指数であり、

完成工事(日額の売上、粗利)実績表は、

施工力を見る指数であり、

日額欄の記入で、現場、工程管理の強さ、

甘さが数値化されるので

日額が重要性だという意見が交換されていました。

・業務請負から元請けへ移行されている会社さんは、

これまでの施工管理、現場管理、安全管理を強みとして、

案件づくりを手掛けていくという話があり、

社員さんが損益がわかると動きが変わるので、

数字を週単位まで落として共有してはどうかと

アドバイスもありました。

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【感想】

CRC会実践研修に参加されているうち、3人40代の2、3代目の経営者さんが、
3社ともが業績アップを実現した発表をいただきました。
3年間で会社が変わることを目の当たりにいたしました。
業績アップの手順の
①変動費削減をして粗利益を増やして食いぶち(固定費)をまかうことを一番に力を注ぐ
②固定費の削減をして無駄遣い、時短に取組み業務の見直しで営業利益を残すことを二番目に力を注ぐ
③削減改善していることで独自化になり、売りに走る
数字の管理では、受付けた案件を記録して、営業の進捗表(先行管理5週の表)から、契約まで実行予算で売上、粗利管理を行い、
契約後は日額で売上、粗利額を管理して変動費削減で粗利を増やして完工時には粗利額、粗利益率を工事前より増やしている。

これを関わった社員さんがそれぞれの持ち場で成果を出していくから人の成長があることも学ぶことができました。
あり方(経営理念)を固めて、やり方(利益の構造づくり)にのぞみ、
両輪として実現していくことが地域で選ばれ、生き残り続ける会社になっていくと思います。

売上アップの手法を選択される会社さんが多い中、業績アップがあることが広まれば生成化育の経営が経済の主流になり、
中小企業に物心両面の幸せがもたらせると願っています。

地域密着店のみなさま、ダイキンさま、平田タイルさまおつかれさまでした。

CRC(クリエイティブ・リフォーム・サークル)
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