一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2020.05.31 staff blog

売上がなかったら、どうする?!

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こんにちは!星川です。

算数教室の損益の図って、

ほんとにたくさんのことを教えてくれてます!

・『売上』は『粗利益』を得るため

・『粗利益』は『固定費(食いぶち)』をまかなうため

・『固定費』は『売上』を得るため

とそれぞれの目的を勉強しました。

損益の図 矢印有り 点線


目的を知ると、業績アップの手順が出てきます。

手順その1.『粗利益』を増やすために『変動費』を削減(改善)する

手順その2.『営業利益』を増やすために『固定費』を削減(改善)する

手順その3.『売上』を増やすため(独自化をすすめる)に『固定費』を改善する

『固定費』のなかにある人(人件費)が気づき、成長しはじめると

やりたいことの旗が上がり、価値をわかってくれる(求めている)

お客さんと出会うことになります。

だから、自分たちの手間を喜んでくれて、ご褒美(売上)がもらえます。

この循環をグルグルまわして、

「働く人の心」「お財布のお金」を豊かに幸せになっていく!

ところが、です!

『売上』がなかったらどうするの??

『変動費』削減ができないやん!!

『固定費』の確保ができないやん!!

生活費がまかなえないから、

すぐに集客して『売上』をつくらないと、稼がないとアカンやん!!

になりがちです。(少なくとも、私はそうでした)

が、ちょっと、待った!

同じ『売上』=『お金』でも、

『お金』の稼ぎ方が2つあるのです。


一つ目は、

「お金でお金を獲得する」やり方。

たとえば、

お客さんが食いつきそうなチラシやホームページにお金をかけたり、

優秀な営業マンを採用し、歩合制でお金を渡したり、

FCやコンサルに頼ってノウハウをお金で買ったり。


二つ目は、

信用を積んでお金を引き出す(人の成長でご褒美を得る)やり方。

仲間の「こうしたい!こうなりたい!」の

あり方(意識)と目標達成するためのPDCAから、

創造性を発揮し、実践した成果から成長していく魅力的な選択。

お客さんのやりたいこと、社員さんのやりたこと、自分のやりたいこと、
みんなの想い、意識が合意(コンセンサス)し、知恵や情報を引き寄せ、

結合してつながるから、必然的な出会いや稼ぐ出来事がおこります。

おてんとうさまに恥じることがない、王道の稼ぎ方です。

この2つをみてみると、

安易に予想ができて、簡単に取り組めそうなのが、

一つ目のお金でお金を獲得するやり方ですよね。

ネット上にたくさんの情報があるし、

いろんなところで、勉強会やセミナーがあるし、

成功事例もあるようだし、不安な気持ちも後押しして、

「そうなんだ!」と思って取り入れてしまうと

知らないうちに、売上アップに染まっている(危ない、危ない)

世に役立つために選ばれている人にとっては注意なのです。


算数教室のおすすめは、

二つ目の選択、人が成長してご褒美をもらう方です!

自分の役割、使命、持って生まれた能力にスイッチを入れて、

得意なことでまわりの人に貢献(価値を提供)し続けると、

信用というタンクに溜まり、ご褒美のお金を得られるということ。

信用を溜めるための分数を図で表すと

 

信用製造機


「専門性」は、本職にしていること、プロフェッショナル。

「正確性」は、誠実性を持って、品質、約束、期日を守ること。

「親和性」は、人間的な魅力、愛嬌、相性、素直さ、謙虚さなどのこと。

「利己心」は、自分の利益が優先でなく、相手のことを先に考えること。

 お客さんの買っての幸い、店側の売っての幸せの順序。

そう、研修の課題図書 あきない世傳金と銀(高田郁著)の五十鈴屋さんの理念です。あきない世傳金と銀8

分数の上(分子)の専門性、正確性、親和性を日々の研鑽から大きくし、

分数の下(分母)の利己心を小さくすると、
価値(貢献)が大きくなり、信用として溜まり、お金になる。

自身と仲間が成長し、成果(業績)を出すには時間がかかる、縁と月日。
これだけは覚悟しないとアカンと思う。

『売上』が無いときや、『売上』内容に違和感を持ったら、

まわりの人に貢献して価値を積み重ね、信用を蓄積することを

しなければ、今の泥沼から抜け出せないし、

たとえ、一時的に『売上』が獲れたとしても、

『売上』が無いほんとうの原因を突き詰めずに、本質的なところまで、

いってないから、あなたが気づくまで同じような問題がまた現れてくる。

嫌ですよね、一つ一つちゃんと片づけていきましょう。

算数教室の損益の図と売上を得る固定費の作り方を合わせてみました。

『固定費』は『売上』を得るため。言い換えれば、

『売上』を得られる『固定費』をつくるということです。

 

固定費は売上を得るため 2図

最後に

幸せに、会社を続けるために 

売上アップから、人の成長を通した売上利益づくりへ方向転換しましょう!!

●もし『売上』がなかったら、まず信用を蓄積できる自分たちになること

●起業、事業をやり直すなら、まず信用を蓄積できる自分たちになること

売れるものをみつけて、価値や信用を蓄積することなく、お金を稼ぐのか?

自分のなかをのぞき込んで、湧き出てくることから、お金を稼ぐのか?

二者択一の時期にきていると最近とくに思う。
どうします?
一緒に学んで、生成化育の仲間とともに進化し続けませんか。
一人でも多くの賛同を得られることを願っています。

ご連絡お待ちしています!


参照
・CRC業績アップ 算数教室 資料
・山口揚平氏 貨幣論専門 資料

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