一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
地域密着の工務店、リフォーム店の業績アップ研修をおこないました。
参加全社が、9月末を区切りに目標数字(売上、変動費削減、固定費削減)を
掲げて進捗を図っています。
残り約一か月(正確には6週)をどのような時間にするか?!
研修前に先輩(若手社長)の方々とミーティングがおこなわれ、
CRC会主宰から以下のアドバイスがありました。
—
ここから9月末までがとても大切な期間になります。
これまでせっかく積み上げてきて、
やり切った人もいるだろうし、やり切っていない人もいるでしょう。
続けてきて積み上げた結果がこうなって、
あと約一か月で達成できるか、できないか、ギリギリのところだと思います。
—
目標数字を期限までにどうやって達成するのか?!
目標数字の達成となれば、手段や方法のやり方に行きがちですが、
CRC会は、あり方とやり方の両輪でやっています。
どうしても達成したいという気持ち(あり方)に
なれるかどうかがとても重要です。
なんとなくやっていては、数字の足らずは、絶対に達成できません。
今までと同じ思考で、同じ方法で、同じ動きをしていては、達成はできません。
これまでの延長で努力して、頑張ればなんとかなりそうでは、
本当の意味での達成はありません。
これをやっていればいい、あれをやっているから大丈夫、
手段や方法のやり方で業績が上がるということではありません。
—
自分を変えるという気持ちで取り組まないと、
ほんとうの気づきは得られません。
そもそも、なぜやろうと思ったのか、
何を得ようとしたのか、
なぜ日々の数字を打ち込み、まとめて、コメントを打ってきたのか、
なぜ毎週事前会議、営業会議をやってきたのか?!
そこまで時間をかけて何をしたかったのか?!
上からの命令だけでここまでやってなかったと思います。
はじめは、やらされ感だったのかもしれませんが、
途中で気づいてきた人もいるでしょう。
それぞれ、みなさんのなかに何かがあるのだと思います。
先輩は、CRC会であり方、やり方を勉強してきています。
だから、自らがこういうことをやりたいから、
業績アップを実践しているとしっかりと意思表明して、
後輩のみなさんの動機、心の奥底にある心根を気づかせてあげてほしい。
—
今、なぜやりはじめたのか!というあり方、
出発点、原点に戻る必要があるのです。
人には、今までやってきた経験値と、
やったことがない未知の経験値があります。
やったことをしないといけない時がありますが、
それが今なのです。
これから一か月は、
今までやったことのないような努力をしないといけません。
これまでやったことのないような行動をし、経験をする。
つまり未知の経験値に踏み込むには、
そもそもなぜこれをはじめたのだろう?!
出発点、原点をもう一度、踏まえないといけません。
「あり方を問う」ということです。
あり方、意図が明確であれば、
やり方(方法とか手段)は無限大に出てきますから、
何のためにやろうと思ったのかがとても需要なのです。
つまり、今までやってきた経験値よりも
超えたところの経験をするとか、
超えたところの活動をしていかないと、
自らの使命が達成できませんから、真の目標数字が達成できません。
通常できる範囲でやっていたのでは、殻はやぶれない、進化成長はしない。
その場に、踊り場をこしらえてとどまってしまい、
ややもすれば後退してしまうことになります。
—
目標数字の進捗をしながら、このままでは達成できないと思ったら、
そのときに、先輩として、
みなさんに、そもそもなぜこれをやっているのか、
どうしたいのか、を考えよう!と問うてほしい。
現状の数字を把握できるようになってきているから、
目標との差異もわかる。
あとひと踏ん張りする力はどこから出てくるのか?!
どうしたら、その力が出てくるのか、なりたかった姿はどうだったのか、
原点にかえろうという話をしてほしい。それがほんとうの学びなのです。
それがなかったら、そのまま、今のままでやってしまう。
そこにはチャレンジがない、ほんとうのチャレンジ、
こうなりたいから、何がなんでもやらないといけないがない。
目標数字があるから、何がなんでもではありません。
自分はこうなりたいから、何がなんでもなのです。
そうか、こうなりたかったのだ!あともう少しだ!がんばってみよう!
どうしたらなるか、やってみよう!という気持ちに先輩がなってほしい。
後輩が、自ら、自発的にこうしたい!を引き出すのがリーダーシップ。
社員さんの気づき、能力を発揮させてあげてください。
先輩の社長さんは、社員さんを育てながら、
自分たちも、わかっていかなといけない存在ですから大変です。
—
勉強して気づいてきている先輩のみなさんは、
世間一般の工務店、リフォーム店さんとは、すでに大きな差があります。
世間の建築屋さんは、常に忙しい、バタバタしている、とよく言われます。
そこで、何がバタバタしているのですか?と聞くと答えられません。
種まきの段階でバタバタしているのか、
プランニングでバタバタしているのか、
見積作成でバタバタしているのか、
クロージングでバタバタしているのか、
現場管理でバタバタしているのか
この5つにわけると、どこがバタバタしているのかがわかるはずです。
プランニングで忙しいなら、
それは3か月前の種まきが原因とわかる。
ちゃんとやっているから、今忙しいのですね。と話ができる。
ところが世間の多くの工務店、リフォーム店は、
バタバタしているけど、あれやこれやではっきりと言えない人ばっかり。
どこが忙しいとか、これからこんなことをやるために今、取り組んでいるから、
日常業務が圧迫されて忙しいとか、明確に言えない人ばかりです。
あり方がないまま、やり方を熱心に取り組まれています。
目先のことばかりに追われて、バタバタしていますが、
会社は業績を上げながら忙しいのか、甚だ疑問を感じます。
次の種を蒔くのが経営なのですが、出来てないように思えます。
—
みなさんが業績アップ研修でやっているように、
日々の出来事を数字に置き換えて、
データ化していかないとなにもわかりません、
あり方のために、しっかりと今はこんな数字。
営業はこんな数字。
クロージングはこんな数字。
現場の日額はこんな数字。
数字がわかっていないとダメ。
安心もできません。
それをあたりまえにこなせる体質にならないと
地域密着工務店、リフォーム店として生き残り続けられません。
この業績アップ研修は、必ず業績が上がる会社をつくってほしい。
研修のための研修ではありません、
地域密着店が生き残るために、
CRC会の業績アップ研修に参加しているから
業績が上がったといってもらえるような仕組みをつくりましょう。
ご賛同、ご協力よろしくお願いします。