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2020.08.23 ミーティング建設

目標数字達成は何のため?!あり方を問う

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地域密着の工務店、リフォーム店の業績アップ研修をおこないました。

 

参加全社が、9月末を区切りに目標数字(売上、変動費削減、固定費削減)を

掲げて進捗を図っています。

残り約一か月(正確には6週)をどのような時間にするか?!

研修前に先輩(若手社長)の方々とミーティングがおこなわれ、

CRC会主宰から以下のアドバイスがありました。

dav

  • 達成までギリギリ?!

ここから9月末までがとても大切な期間になります。

これまでせっかく積み上げてきて、

やり切った人もいるだろうし、やり切っていない人もいるでしょう。

続けてきて積み上げた結果がこうなって、

あと約一か月で達成できるか、できないか、ギリギリのところだと思います。

  • どうやって達成するのか?!

目標数字を期限までにどうやって達成するのか?!

目標数字の達成となれば、手段や方法のやり方に行きがちですが、

CRC会は、あり方とやり方の両輪でやっています。

どうしても達成したいという気持ち(あり方)に

なれるかどうかがとても重要です。

なんとなくやっていては、数字の足らずは、絶対に達成できません。

今までと同じ思考で、同じ方法で、同じ動きをしていては、達成はできません。

これまでの延長で努力して、頑張ればなんとかなりそうでは、

本当の意味での達成はありません。

これをやっていればいい、あれをやっているから大丈夫、

手段や方法のやり方で業績が上がるということではありません。

  • なぜ、やろうと思ったのか?!

自分を変えるという気持ちで取り組まないと、

ほんとうの気づきは得られません。

そもそも、なぜやろうと思ったのか、

何を得ようとしたのか、

なぜ日々の数字を打ち込み、まとめて、コメントを打ってきたのか、

なぜ毎週事前会議、営業会議をやってきたのか?!

そこまで時間をかけて何をしたかったのか?!

上からの命令だけでここまでやってなかったと思います。

はじめは、やらされ感だったのかもしれませんが、

途中で気づいてきた人もいるでしょう。

それぞれ、みなさんのなかに何かがあるのだと思います。

先輩は、CRC会であり方、やり方を勉強してきています。

だから、自らがこういうことをやりたいから、

業績アップを実践しているとしっかりと意思表明して、

後輩のみなさんの動機、心の奥底にある心根を気づかせてあげてほしい。

  • 出発点、原点に戻る

今、なぜやりはじめたのか!というあり方、

出発点、原点に戻る必要があるのです。

人には、今までやってきた経験値と、

やったことがない未知の経験値があります。

やったことをしないといけない時がありますが、

それが今なのです。

これから一か月は、

今までやったことのないような努力をしないといけません。

これまでやったことのないような行動をし、経験をする。

つまり未知の経験値に踏み込むには、

そもそもなぜこれをはじめたのだろう?!

出発点、原点をもう一度、踏まえないといけません。

「あり方を問う」ということです。

あり方、意図が明確であれば、

やり方(方法とか手段)は無限大に出てきますから、

何のためにやろうと思ったのかがとても需要なのです。

つまり、今までやってきた経験値よりも

超えたところの経験をするとか、

超えたところの活動をしていかないと、

自らの使命が達成できませんから、真の目標数字が達成できません。

通常できる範囲でやっていたのでは、殻はやぶれない、進化成長はしない。

その場に、踊り場をこしらえてとどまってしまい、

ややもすれば後退してしまうことになります。

  • 力はどこから出てくるのか?!

目標数字の進捗をしながら、このままでは達成できないと思ったら、

そのときに、先輩として、

みなさんに、そもそもなぜこれをやっているのか、

どうしたいのか、を考えよう!と問うてほしい。

現状の数字を把握できるようになってきているから、

目標との差異もわかる。

あとひと踏ん張りする力はどこから出てくるのか?!

どうしたら、その力が出てくるのか、なりたかった姿はどうだったのか、

原点にかえろうという話をしてほしい。それがほんとうの学びなのです。

それがなかったら、そのまま、今のままでやってしまう。

そこにはチャレンジがない、ほんとうのチャレンジ、

こうなりたいから、何がなんでもやらないといけないがない。

目標数字があるから、何がなんでもではありません。

自分はこうなりたいから、何がなんでもなのです。

そうか、こうなりたかったのだ!あともう少しだ!がんばってみよう!

どうしたらなるか、やってみよう!という気持ちに先輩がなってほしい。

後輩が、自ら、自発的にこうしたい!を引き出すのがリーダーシップ。

社員さんの気づき、能力を発揮させてあげてください。

先輩の社長さんは、社員さんを育てながら、

自分たちも、わかっていかなといけない存在ですから大変です。

  • みんなバタバタしている、それでいいの?!

勉強して気づいてきている先輩のみなさんは、

世間一般の工務店、リフォーム店さんとは、すでに大きな差があります。

世間の建築屋さんは、常に忙しい、バタバタしている、とよく言われます。

そこで、何がバタバタしているのですか?と聞くと答えられません。

種まきの段階でバタバタしているのか、

プランニングでバタバタしているのか、

見積作成でバタバタしているのか、

クロージングでバタバタしているのか、

現場管理でバタバタしているのか

この5つにわけると、どこがバタバタしているのかがわかるはずです。

プランニングで忙しいなら、

それは3か月前の種まきが原因とわかる。

ちゃんとやっているから、今忙しいのですね。と話ができる。

ところが世間の多くの工務店、リフォーム店は、

バタバタしているけど、あれやこれやではっきりと言えない人ばっかり。

どこが忙しいとか、これからこんなことをやるために今、取り組んでいるから、

日常業務が圧迫されて忙しいとか、明確に言えない人ばかりです。

あり方がないまま、やり方を熱心に取り組まれています。

目先のことばかりに追われて、バタバタしていますが、

会社は業績を上げながら忙しいのか、甚だ疑問を感じます。

次の種を蒔くのが経営なのですが、出来てないように思えます。

sdr

 

  • 地域密着店が生き残り続けるために

みなさんが業績アップ研修でやっているように、

日々の出来事を数字に置き換えて、

データ化していかないとなにもわかりません、

あり方のために、しっかりと今はこんな数字。

営業はこんな数字。

クロージングはこんな数字。

現場の日額はこんな数字。

数字がわかっていないとダメ。

安心もできません。

それをあたりまえにこなせる体質にならないと

地域密着工務店、リフォーム店として生き残り続けられません。

この業績アップ研修は、必ず業績が上がる会社をつくってほしい。

研修のための研修ではありません、

地域密着店が生き残るために、

CRC会の業績アップ研修に参加しているから

業績が上がったといってもらえるような仕組みをつくりましょう。

ご賛同、ご協力よろしくお願いします。

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