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2017.11.05 未分類

粗利益をきちんともらってますか?

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業者さんの見積りに利益を乗せる感覚だと間違っているかも!?

確認してみましょう

では、質問です

ペンキ屋さんから900,000円の塗装工事の見積りがきました。

会社の平均粗利益率は30%だとしたら、請負金額はいくらですか?

請負金額は、900,000円÷0.7=1,285,714円ですね。

ところが、900,000円に乗せる感覚だと、

900,000円に1.3をかけて計算してしまいがちです。

900,000円×1.3=1,170,000円

これだと粗利益額は、

1,170,000円-900,000円=270,000円

270,000円は900,000円の30%なのです。

利益を乗せる発想ではなく、

請負金額の割り振りとして、

自社が30%、ペンキ屋さんが70%と考えましょう。

塗装工事 粗利益30%の請負金額

◆◆◆◆◆

念のため、復習しておきます。

自社の粗利額が30%必要ならば、

塗装工事見積りの900,000円に

1.3を掛けるのではなく、0.7で割ることで、

塗装工事の見積り900,000円が70%、

自社の粗利益が30%、

請負金額100%が割り戻されて出てきます。

900,000円÷0.7=1,285,714円

※ややこしく考えないで丸暗記がおススメ!

その100%の請負金額(1,285,714円)から

塗装工事の見積り額900,000円(70%)を引くと、

自社の30%粗利益額(385,714円)が出てくるわけです。

一つ一つの案件の粗利益率をしっかり管理しましょう。

このように研修では、

地域密着の仲間と一緒に建築屋の算数教室を学んでいます。

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