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2017.09.01 未分類

売上とは 農耕型の売上

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狩猟型と農耕型は、

利益の構造、利益の得るプロセス、手順が異なります。

 

「売上」の意味も異なります。

 

農耕型は、

自然は稲や作物、果実といったご褒美だけでなく、

雑草などのやっかいなことも与えてくれます。

人は、雑草を抜く作業をおこない、お世話をして育て、

ご褒美をさらに豊かに繁茂させて、自然を活かしています。

育てる側の心次第で、育ちもするし、滅することもあります。

売上(損益の図の左側)は、

相手があり、環境や自然があり自分たちの思い通りにはいきません。

相手や自然を受け入れ、順応していきます。

損益の図

一方、損益の図の右側は、与えられた売上のなかで、

自分たちの工夫で、ご褒美(売上)を繁茂させることができます。

種を選び、土を耕し、水をやり、雑草抜きや剪定、摘花など手間をかけ、

育てることで、実りを得ることができます。

収穫したら、お礼肥をし、土が肥え、良い種が蒔かれ、次の準備に取り掛かるから、

また売上というご褒美が得られます。

農耕型は、生成化育で、お互い育て、育てあい、活かしあう経営なんですね。

 

参考文献:二宮金次郎の幸福論 中桐万由子(致知出版)

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