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2021.03.28 ミーティング建設

CRC業績アップ研修の振り返り(五ヶ月を終えて)

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CRC業績アップ研修をおこないました。
アドバイザーさんからのコメントを抜粋しましたので、
振り返りにご利用ください。

課題図書「ゴミ人間」感想文について

▶Wさまから
ほんとうに困難に立ち向かうということが、いかに大変か。
また、向かう目的と目標を掲げることがいかに大切かを
感じていただいたと思います。
ついつい、ものを作る人間というのは、自分の世界にこもりがちですので、
間違ってはいませんが、そこにお客様という大前提がありますので、
折り合いをつけるというより、すり合わせていく、寄り添っていくと、
気持ちのほうもすんなりと進んでいくと思います。

▶主宰から
この本に書いてあるのは、夢は持っていい。ということでした。
大きければ、大きいほど、夢はいいのかな、と。
そのかわり、夢が大きければ大きいほど、夢は困難であり、
試練が出てくるし、課題もたくさん出てきます。
その夢を簡単にあきらめないためにはどうしたらいいのか?
答えは、準備しかありません。
段階、段階によって、いろんな準備がでてきます。
今まで自分が知らなかったこと、
踏み入れたことがなかったこと、
調べたこともなかったこと、
そうすると、
いろんな課題、試練が湧いていきます。
でもその夢を叶えたいという気持ちが大きいほど、
その準備に費やす時間も、作業もたくさんでてきます。
仕事というのは、自分の特技を使って、
お客さまを喜ばせること、人を喜ばせることと解釈しています。
自分の特技、技能、センス、腕前・・・いろんなものを使って、
人を喜ばせることの仕事、職につけることは非常に幸せなこと。
西野さんも同じで、はじめは絵描きの力もなかったし、
プロデュースの力もなかったし、なにも無かったのですが、
一つ一つ身につけて、映画で人の心に感動を与え、環境を変えるような、
心を動かすように作品を作り上げることが叶ったのかなぁと思います。
自分たちの置かれている職業の上において、参考になる本でありました。
私は、準備の大切さを改めて学びました。

各グループ&合同の業績報告を受けて

▶Wさまから
数字が好調でみなさまの成長が素晴らしいと思います。
好調がゆえに気をつけなければならないのは、
売上が達成できていないところは、なぜ達成できていないのかを
冷静に向き合って、分析して、潰していかないと、
なかなか改善しません。ただし、焦りは禁物です。
好調なところは、なぜ、好調なのか、原因の部分に向き合っていないと
それぞれの会社の歴史とか、要因は違うと思うのですが、
ついつい数字を追うことが、目的になりがちで勘違いすることがあります。
そうではなくて、しっかりとお客さまと向き合い、寄り添うことが大切ですので、
そこを落とし込んでいただければと思います。
固定費削減については、やりはじめたころは下がっていきますが、
下がりにくくなってきますから、今下がっていることに目を向けて、
今を知らないとほんとうに無駄なところは見えてきません。
何より、みんなでやることが大切ですので、
好調なときほど、なぜなのか?を話し合うことが大切です。

▶主宰から
3月末までの累計数字が合同で、目標を超えております。
おめでとうございます。
みなさんのコミットメント力、集中力がすごいなと思います。
結果を踏まえて、一番誤り易いのは、それが正当な目標だったのか?
この一ヶ月でしっかりと検証してください。
売上目標は、ほんとうにこれで良かったのか?
変動費削減目標は、これで良かったのか?
固定費削減目標は、これで良かったのか?
目標の見直しをしっかりと検証しておいてください。
目標の届かなかったのは何がダメだったのか?
好調で良かったことは、まず、目標数字が正当であった場合、
何が良かったのか?
何を改善したのが、一番良かったのか?を押さえておいてください。
削減の究極は「時短」とお伝えしていますが、
必ず「時短」に絡んできていると思いますので、
原因を突きとめておいてほしいと思います。

グループワークの発表

W工務店さま
見積実行予算書を上書きしていたが、枝番で履歴を作成し、
上がったり、下がったりする原因を把握し、削減に活かしていく。

F工務店さま
自社のやれること、やっていることをお客様へアピールしていく。

E工務店さま
見積実行予算については、だれがみてもわかるように変えていく。
工事の工程管理を含めた日額表を社内で取り組んでいきます。

D工務店さま
人を育てて、力を分け与えていただき、
共に成長していくことに取り組む時間をつくり出すこと。

TPさま
顧客リストの見直し(お客様とのつながり)

T住設さま
見積システムの活用(実行予算対比表、発注先明細、注文書、見積依頼書)
開発元がおこなう使い方の研修に参加したい
工事管理システムの活用

T工房さま
見積システムの活用
26エリアチラシの改善(お客さまの顔写真をいれたい)

D住研さま
見積実行予算について三者三様になっている
仕入れ商品の統一(女性目線からの商品の選択)
業者さんとの情報共有

Y工務店さま
案件ごとの利益管理

I工房さま
見積実行予算への取り組み
見積のひな形を作成し、類似の展開していますが、
単価の見直し、やり方など情報交換しながら進めていきます。

グループワークの発表を受けて

▶Wさまから
見積システムの使い方の共有が大切だと思います。
対比書以外にも、発注先一覧であったり、
金額を入れないで、見積を依頼するなど
たくさんありますので、知ってもらいたいと思います。
情報の共有化がどこかで滞ってしまうところがありますので、
目標、目的に向かって、一つに向かって、前向きにやっていくと
情報の共有が進んでいくと思います。
この研修でも、1社で問題を解決していくよりも、
まわりの仲間と共有することで、解決していくと思います。
みなさんの忌憚のない情報交換を期待しています。

▶主宰から
発表を聞かせていただき、非常に有意義な時間だったと感じました。
やり方とか、仕組みの共有はとても大事だと思います。
真似させてもらえるところは、どんどん真似させていただき、
参考になるところは、どんどん共有されたほうが良いと思います。
みなさんの数字を見ていると成果は間違いなく出ています。
コロナ禍のなかで、固定費をまかなうだけの売上と、
それに値する以上の変動費の削減、固定費の削減が出来ておりますので、
貯金が出来ておりますので、今のうちに時間をしっかりつくって、
みなさん自身が学ばれたら良いかと思います。
個別で、見積システムや、工事管理システムの勉強であるとか、
どんどん自発的に声を上げていただき、情報共有してください。

検証、課題、改善、行動計画の発表を受けて

【E工務店さまの発表を受けて】

dav

▶Wさまから
発表から感じることは、地域密着がしっかり出来ておられるなぁ。
なにより、材木をひいて大工さんが作っているのはあまり聞いたことがなく、
今後ますますその強みが活かされると思います。
職人さんを抱えておられるということで、強味が活きていると思います。
仲の良いファミリー企業と言われているので、企業としての価値観を
持たれています。
また、名物親方がおられ、カリスマ性がありますが、
職人さんたちは、次の世代になったときにどうなるんだろう!?と
危機意識を共有されていると思いますが、
全体で補っていけばいいのかなと思います。
まずは、今掲げられていることをコツコツと社員さんと一緒に、
取り組みことで、明るい未来が開けると思います。
目的、目標を社員さんたちと共有することが、
近づくために原動力になると思います。

dav

▶主宰から
よく特徴を捉えた発表であったと思います。
Q:あえて、指摘するとしたならは、
最後の質問の「E工務店をどんな会社にしたいと思いますか?」
に対して書かれたなかに、目標であるとか、数字であるとかが、
入っていないのは、こだわりかしれないし、特色なのかもわかりませんが、
「社員も、家庭も喜ぶ」と書かれたところの
社員さんが喜ぶ、家族が喜ぶとなれば、お給料であるとか、待遇面など、
具体的なものになってくると思いますが
Eさんはどう思われていますか?
A:お金については、社員の中から不満など今もってありません。
ただ、無いからよいということではありませんので、
これから考えていきたいと思います。

会社というのはどんなことが起こるかわかりません。
だからこそ、今必要なお金(月々、みんなが食べていけるお金など)
これから必要になるお金(社員さんが結婚して必要なお金など)
を担保してあげる。
そういう気持ちをちょっと持ってほしいなぁ。
これだけは、なにがなんでも残していかなければならない。
そこから上で、伝統技術をしっかりと守っていこう、
守って残していこう。というのは欲しいなぁ。
これからそこのところをつくっていってもらえればと思います。

【Y工務店さまの発表を受けて】

▶Wさまから
私もそうだったのですが、一人で考えていると当然不安になります。
その不安の根拠がなかなかわからない。わからないのに不安。
ということで、気持ちがネガティブになっていって、
なかなか前向きな行動につながらないことが一番も問題だと思います。
この研修に参加いただいて、不安の根拠が一つずつ見えてくるのが、
原動力になります。
発表から、自社の強み、弱みの部分をしっかりとつかまれていると思います。
一つ提言ですが、
すべてを一つにフォーカスするのはとても大切なのですが、
なにかの業務をひとにゆだねるのも大切だと思います。
自分の得意なこと、得意でないこと。
楽しいこと、楽しくないこと。がありますので、
そのことを誰かにゆだねる。
ご子息が入られるならば、この研修に一緒に入っていただくとか、
OBさまでご縁がある方ならば、参加いただいて、
見積システムを使った見積実行予算のつくり方など
時間がかかっても、役割分担は出来てきますし、
その分だけ負担が減りますから、より前向きな行動につながるので、
考えていただき、せっかくの研修のご縁を大切にしていただければ、
と思います。

▶主宰から
Yさんは非常に運が良いと思っています。
ここでYさんが日常されていることを
どんなに愚痴られても、声高々に自慢されても、
この仲間は、すべて受け入れてくれると思います。
そのなかに、Yさんは入られたわけだから、
非常に運が良い人だと思います。
ここでやっていることは、みなさん一緒なんです。
看板を掲げて、工務店ですって、言っていますが、
よちよち歩きなんですよ。
私も、みんなも一緒なんです。
ただ、ちょとだけ経験が長いだけで、あまり変わりません。
一つアドバイスをしたいのは、
自分の弱み、自社の弱み、あまり得意でないことを
誰かに託すことは、自分の得意なことを伸ばすよりも
尊いことだと教わりました。
なぜかというと、
自分が出来ないことを人に託すということは、
託された人は、持っている強みを出すことができて、
どんどん伸びていくということになります。
自分のできないこと、自分の弱みをカバーしてくれる人に、
「自分の弱みをカバーしてください」とお願いすることは、
自分が得意なことで、世の中に貢献するよりも、尊い。
弱みを助けてもらうほうが尊い。
Yさんは、どんどん助けてもらったらいいと
本日の発表を聞いて思いました。
ちょっとだけ先輩の私たちがおりますので、
どんどん聞いてください。
出来るところから、参考にされて、実行してもらえればいいと思います。

【TPさまの発表を受けて】

▶Oさまから
TPさんはみなさんの先を走られているのが
大変だなぁと思います。
常に新しいアイデアを模索しながらされているのは
本当に大変なことだと思います。
会社のなかで組織化ができているのがすごい強みだと思います。
O部長がいて、Uさんがいて、先ほどのように事後承諾で、
OBさんを回る予定を聞いて社員さんが自分たちで決めて、
動いているというのは、組織の強みだと思います。
面白いのは、ファンベースのおひとり様を守っていきたい。
ほんとうに地域に根差していきたい、
お客様に寄り添うというところがあるから、社内でアイデアが生まれる、
そこに筋が通っているから、スタッフの方々が動いているのかな。
プランナーに5人も応募があったんですか?!いいですね。
それは、プランナーさんが雰囲気を出されているから、
そこに人が集まっているんだろうなぁと感じました。

▶Wさまから
社内で共有化ができているなぁと思います。
想いの共有が出来ているので、改善点の分析であったり。
ただし、分析までは経営者ができるのですが、
その後の行動、スピードは共有できていないと、
なかなか一人ではでききれませんが、出来ている。
それが、ファンベースであったり、経営理念であったりと
あらためて勉強させていただく思いです。
イベントについては、女性目線のよく考えられた企画内容だと
思います。男目線だと細やかなところの配慮に欠ける部分があり、
強みだと思います。
これからは、リフォーム業を担うリフォーム店の役割が変わってくると思い、
先を行かれていると感じました。
アドバイスすることは、お客様がご高齢になられるということは、
経営者も社員さんも高齢化がすすみ、その世代交代で、
想い(経営理念、目的、目標)の引継ぎは大丈夫だと思うのですが、
そのスケジュールを一度お考えになられて、みなさんで話し合うのが、
必要なときに来ていると感じました。
それは、自社でも同じなので、この会を通じてお聞かせ願えればと思います。

4月の課題図書

またあなたから買いたい!

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CRC業績アップ研修の振り返り(六ヶ月の〆を終えて )【次回】→

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