この間は、業績アップ３つの循環を学びましたが、循環ってもとに帰ってくることですよね。戻ることが成長になるのでしょうか？
おもしろいところに疑問を持ちましたね。戻ってくるまでの間に、どれだけの原因と結果を積むかが大事です。
例えば、P（計画）→D（実行）→C（検証）→A（改善）は聞いたことありますか。
経営理念や目的を持っている会社や人は、常に目的に向かってPDCAをやっています。
あっ、また経営理念、まだまとまってないんだよね・・・
いえ、何もありません、何も言ってません、先を聞かせてください！
はい、検証して改善することがわかったから（改善の結果）、計画ができますよね（計画の原因）。PDCAはそれぞれ、原因づくりと結果が繰り返し連鎖していることがわかるでしょう。
なるほど、だから、常に今が、「原因づくり」だと言うことなんだ。
つまり、原因づくりは、準備。準備にやり過ぎることはないし、ムダな準備はありません。
聞いて、考えて、やってみて、チェックして、今の問題点を把握して、今の持っている範囲で変えられる課題点を書き出して、改善していく！ですね。
そうして一巡して戻ってくると、少しだけ成長して上昇する。下の図を見てごらん。
どれくらい循環できるかは、どれだけの原因づくり、つまり準備ができるかにかかっていますよ、勘君。
・PDCAは、
改善の結果は、計画の原因。
計画の結果は、実行の原因。
実行の結果は、検証の原因。
検証の結果は、改善の原因。の循環（左の図）
・PDCAは、すべて準備。今はすべて原因づくり。
・循環してもとに戻るとき（左の図上部）、成長して少し上昇してらせん状になる（右の図上部）
※会社の経営理念、個人の目的を掲げて、能力にスイッチが入り、まわりとつながり、PDCAが機能すると成長して上昇していく。
