一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
・契約から竣工(完了)までの間に粗利益を増やす
・実力を積み上げる
2点の報告をさせていただきます
【契約から竣工(完了)までの間に粗利益を増やす】
変動費、固定費の削減(改善)表の発表時に、
粗利益を増やしていくことを話し合いました。
工事を受注してからの3段階を見てみましょう。
1.契約段階
2.着工段階
3.竣工(完了)段階
例えば、売上1,000万円の契約をしたとします。
契約時の実行予算が、仕入れと外注費合わせて700万円でした。
そのときの粗利は、
売上1,000万円-仕入れ外注700万円=粗利300万円になります。
(1.契約段階の売上1,000万円・仕入れ外注700万円・粗利300万円・粗利率30%)
この粗利300万円は、営業さんの貢献です。
この段階が、変・固定費削減(改善)表の実行予算額の欄に入ります。
次に工事に手をつけるまでに、『実行予算を見直します』
これをやっているか、やっていないかがとても重要になります。
やっていないところが、やることで、3%くらい変わってきます。
1,000万円の売上で、30万円の利益をつくることができます。
年商1億円の会社で、年間300万円の利益を増やすことができ、
年商10億円の会社で、年間3,000万円の利益になります。
見直しの順序としては、
①在庫はないか?
倉庫の在庫などを確認します。
②単価の間違いはないか?
仕入れ単価のチェックなどおこないます。
③現場に合った数量なのか?
業務(女性管理事務職など)と工務が確認をし合います。
この段階が、変・固定費削減(改善)表の予想される削減額の欄に入ります。
図の着工段階では、仕入れ外注費が、600万円になり、
粗利が100万円増えて、400万円になりました。
増えた100万円は、業務、工務さんの貢献です。
(2.着工段階の売上1,000万円・仕入れ外注600万円・粗利400万円・粗利率40%)
この段階が、変・固定費削減(改善)表の予想される実績金額の欄に入ります。
着工し、現場をこなしながら竣工(完了)段階で、
仕入れ外注費が、550万円になり、
粗利が50万円増えて、450万円になりました。
増えた50万円は、工務、職人さんの貢献です。
(3.竣工段階の売上1,000万円・仕入れ外注550万円・粗利450万円・粗利率45%)
契約段階から、竣工段階まで変わっていくことが大事になります。
売上は1,000万円と変わっていませんが、自分たちの動きで粗利益を
増やしていきます。
そのために、都度都度、実行予算に変化を加え、見積り番号に枝番がついていきます。
だれがどの段階で、どのような貢献をしたのか成果が見えてきます。
契約段階に実行予算を組んだら、そのままで見直しをしない会社が多いのではないでしょうか。
業績アップの研修に参加しているみなさんは、しっかり取り組んでいきましょう。
【実力を積み上げる】
作業、仕事を通して、人が成長し、業績のいい会社をつくっていくには、
『自分を変えていくこと』が大事だと学んでいます。
そのためには『行動パターンを変えること』を
グーグルカレンダー、作業の大中小を見ながら話し合いました。
・書いて、こなしていくから積み上がり、それが実力になる
・書いてあることを絶対におこなう
先送りしない、突発的なことに振り回されない(突発的な起こらないよう準備)
書いてあることをお互いが確認し合い、言い続ける、協力しあう
・毎日毎日やることがルーチンになると実力がついてくる
・予定を書いてやらないと、ぶっつけ本番、その場しのぎになってしまう
人が成長するから、粗利が増え、営業利益が増え、実入りが増える。
行動パターンを変えて、自分を変えていくことが成長につながる。
業績アップで、自分を磨かんとね。
みなさま、おつかれさまでした。