一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2019.05.26 ミーティング建設

粗利の増やし方、実力の積み上げ方を学びました

SHARE

社員さん向けの業績アップ研修をおこないました。dav

・契約から竣工(完了)までの間に粗利益を増やす

・実力を積み上げる

2点の報告をさせていただきます
【契約から竣工(完了)までの間に粗利益を増やす】

変動費、固定費の削減(改善)表の発表時に、

粗利益を増やしていくことを話し合いました。

工事を受注してからの3段階を見てみましょう。

1.契約段階 

2.着工段階 

3.竣工(完了)段階

dav

例えば、売上1,000万円の契約をしたとします。

契約時の実行予算が、仕入れと外注費合わせて700万円でした。

そのときの粗利は、

売上1,000万円-仕入れ外注700万円=粗利300万円になります。

(1.契約段階の売上1,000万円・仕入れ外注700万円・粗利300万円・粗利率30%)

この粗利300万円は、営業さんの貢献です。

この段階が、変・固定費削減(改善)表の実行予算額の欄に入ります。

次に工事に手をつけるまでに、『実行予算を見直します』

これをやっているか、やっていないかがとても重要になります。

やっていないところが、やることで、3%くらい変わってきます。

1,000万円の売上で、30万円の利益をつくることができます。

年商1億円の会社で、年間300万円の利益を増やすことができ、

年商10億円の会社で、年間3,000万円の利益になります。

見直しの順序としては、

①在庫はないか?
 倉庫の在庫などを確認します。

②単価の間違いはないか?
 仕入れ単価のチェックなどおこないます。

③現場に合った数量なのか?
 業務(女性管理事務職など)と工務が確認をし合います。

この段階が、変・固定費削減(改善)表の予想される削減額の欄に入ります。

図の着工段階では、仕入れ外注費が、600万円になり、

粗利が100万円増えて、400万円になりました。

増えた100万円は、業務、工務さんの貢献です。

(2.着工段階の売上1,000万円・仕入れ外注600万円・粗利400万円・粗利率40%)

この段階が、変・固定費削減(改善)表の予想される実績金額の欄に入ります。

着工し、現場をこなしながら竣工(完了)段階で、

仕入れ外注費が、550万円になり、

粗利が50万円増えて、450万円になりました。

増えた50万円は、工務、職人さんの貢献です。

(3.竣工段階の売上1,000万円・仕入れ外注550万円・粗利450万円・粗利率45%)

契約段階から、竣工段階まで変わっていくことが大事になります。

売上は1,000万円と変わっていませんが、自分たちの動きで粗利益を

増やしていきます。

そのために、都度都度、実行予算に変化を加え、見積り番号に枝番がついていきます。

だれがどの段階で、どのような貢献をしたのか成果が見えてきます。

契約段階に実行予算を組んだら、そのままで見直しをしない会社が多いのではないでしょうか。

業績アップの研修に参加しているみなさんは、しっかり取り組んでいきましょう。

【実力を積み上げる】

作業、仕事を通して、人が成長し、業績のいい会社をつくっていくには、

『自分を変えていくこと』が大事だと学んでいます。

業績のいい会社 色付き

そのためには『行動パターンを変えること』を

グーグルカレンダー、作業の大中小を見ながら話し合いました。

・予定に書き込むことは、自分との約束sdr

・書いて、こなしていくから積み上がり、それが実力になる

・書いてあることを絶対におこなう

 先送りしない、突発的なことに振り回されない(突発的な起こらないよう準備)

 書いてあることをお互いが確認し合い、言い続ける、協力しあう

・毎日毎日やることがルーチンになると実力がついてくる

・予定を書いてやらないと、ぶっつけ本番、その場しのぎになってしまう
人が成長するから、粗利が増え、営業利益が増え、実入りが増える。
行動パターンを変えて、自分を変えていくことが成長につながる。
業績アップで、自分を磨かんとね。

みなさま、おつかれさまでした。

SHARE