一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
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業者さんの見積りに利益を乗せる感覚だと間違っているかも!?
確認してみましょう
では、質問です
ペンキ屋さんから900,000円の塗装工事の見積りがきました。
会社の平均粗利益率は30%だとしたら、請負金額はいくらですか?
請負金額は、900,000円÷0.7=1,285,714円ですね。
ところが、900,000円に乗せる感覚だと、
900,000円に1.3をかけて計算してしまいがちです。
900,000円×1.3=1,170,000円
これだと粗利益額は、
1,170,000円-900,000円=270,000円
270,000円は900,000円の30%なのです。
利益を乗せる発想ではなく、
請負金額の割り振りとして、
自社が30%、ペンキ屋さんが70%と考えましょう。
◆◆◆◆◆
念のため、復習しておきます。
自社の粗利額が30%必要ならば、
塗装工事見積りの900,000円に
1.3を掛けるのではなく、0.7で割ることで、
塗装工事の見積り900,000円が70%、
自社の粗利益が30%、
請負金額100%が割り戻されて出てきます。
900,000円÷0.7=1,285,714円
※ややこしく考えないで丸暗記がおススメ!
その100%の請負金額(1,285,714円)から
塗装工事の見積り額900,000円(70%)を引くと、
自社の30%粗利益額(385,714円)が出てくるわけです。
一つ一つの案件の粗利益率をしっかり管理しましょう。
このように研修では、
地域密着の仲間と一緒に建築屋の算数教室を学んでいます。