一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
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action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/weblogging/chiejin.link/public_html/sys/wp-includes/functions.php on line 6114一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
周りの変化が速いから、今までのやり方では通用しない!
みんな頭ではわかっている。
でも・・・
やっぱり、上手くいっていたときの経験が染みついているから、
自分に都合の良い情報や材料だけを集めてきて、
自身を納得させ、出来るんだと自分で慰(なぐさ)めている。
本当は、自分も堂々巡りしているのに・・・
ドンドン良くない渦をつくって、顧客にも社員さんにも迷惑をかけてしまう。
人の話が素直に聞けない、自分の勘と経験が正しいと思っているから謙虚になれない、
与えられているものへの感謝が生まれず、周りが見えないからますます独りよがり。
そんな時、仲間からいただける言葉(助言)を素直に聞くことが出来るか、否か。
これって非常に大きなこと。
少しでも悩みを持つことが出来たなら、聞ける状態。
一気に気づきへ入っていきましょう。
智慧人の経営者さんから、教えてもらった話。
気づいてない人を紹介した寓話
「木こりのジレンマ」
あるところに新しい斧を手に入れた木こりがいた。
新しい斧の切れ味は抜群で、
買った翌日、木こりは1日目に10本の木を切り倒すことができた。
それも短時間で。
今まで考えられないことだった。
2日目、彼は作業時間を延長し、15本の木を切り倒した。
3日目、4日目と彼は日を追うごとに懸命に、
そして遅い時間まで木を切り続けた。
ところが、日が経つごとに、切り倒す木の数がだんだん少なくなってきた。
彼はたくさんの注文をとっているので、夜中まで一生懸命がんばった。
それでも、日ごとに切り倒す木の数は減っていく。
見かねた友達が彼にアドバイスした。
「なぜ、刃を研がないんだ。刃がぼろぼろになっているのに、研がないから、
木が切り倒せないのは当たり前ではないか。」
彼は答えた。
「俺は、そんなことをしている暇がないくらい、忙しいんだ。毎日たくさんの
木を切らなければいけないんだ。」
なんとなく、中小企業、小規模事業所の社長さんに当てはまりそうにありませんか。
本人のきこりさん(社長さん)は一生懸命だから気づかないんですね。
少し違った表現の「木こりのジレンマ」もありました。
別の「木こりのジレンマ」
昔、2人のきこりがいました。
2人は隣り合った山できこりをしていて、
木を切って生活をしていました。
Bのきこりは、朝から晩まで木を切っていました。
いつも忙しくて、疲れきって家に帰ります。
Aのきこりは、昼から夕方まで木を切っていましたが、
Bと同じくらいの木を切っていました。
あるとき、Bのきこりは隣山にAというきこりがいることを
知って、会いに行きました。
隣山のことを知らないくらい忙しかったのです。
B「どうしてあなたは朝から晩まで木を切っていないのに、
私と同じくらいの仕事をしているのですか?」
A「さあ、どうしてでしょう。ただ木を切っているだけなのですが」
ためしにAさんに木を切る姿をみせてもらいましたが、
特に変わった切り方をしているようには見えませんでした。
ただ、よく見ていると、木を切るスピードが自分よりも速いことに
だんだん気づいてきました。
Bのきこりは、質問を変えました。
B「Aさんは、昼まで寝ているんですか?」
A「まさか! そんなことありませんよ。朝起きてから、昼まで斧を研いでいるんです」
B「朝から昼までですか??」
A「ええ。毎日斧を研いでから仕事をしています」
Bのきこりは、自分の家に帰って、自分が使っている斧を見ました。
刃先がぼろぼろでした。
B「だから朝から晩まで働いてもAさんと同じなのか」
それからBは忙しいといっていたことに反省して、
毎日きちんと斧を研ぐようにしましたとさ。
智慧人さんから
自分の目的・目標達成にとって
一番大切な「自分自身を磨く」ことをせずに、
目の前の出来事をただこなすだけを最優先と考えて、
結果的に遠回りしてしまう。
木こりの話は、そのことを私たちに気づかせてくれると。
気づきを邪魔している事柄の共通点もある、
①過去、上手くいったことが、自分の力だと己惚(うぬぼ)れている
②過去の成功体験にもたれ、自分を支えている(過去に酔いしれている)
③勘と経験の上に生きるほうが安心、安全
④今やっていることを無理やり正当化して自分を納得させている
⑤自分が力を出しさせすれば、上手くいくと考えている
複雑な時代だからこそ、より準備が必要。
但し、準備するには、目的が明確でないと
足りないものがわからないから、準備のしようがない。
やはり、「自分を調える」からはじまる。
自分の生まれてきた役割を知り、それを果たすために向かう目的を理解する。
目的達成までの道のりにある、それぞれの目標の点から今を見ると
足りないものがわかる。
それを準備する。
お話を聞いていると、自分を進化成長、向上していくことが準備であり、それを努力とも言うのかもしれないと。
努力というと、
頑張る、ガムシャラに力いっぱい動く、力尽きるまで走り回る・・・というイメージがあるけど、
そうではなく、自分の目的に向かって歩く道の途中、途中ににある一つ一つの目標へ準備して臨み(原因づくり)、結果を生んでいくこと。
経営に置き換えると、複雑な時代に大切な準備はまず、
●経営者個人の目的を反映させた会社の経営理念(目的、価値が含まれたもの)づくり
※昔、経営理念と言えば、「いくら儲ける、いくら売上、利益をあげる」というのが経営理念という風潮があったらしい
●会社の構造づくり(顧客との関係づくりの営業循環図、業務がつながる関係フロー)
これをおこなうことで、
「準備して、準備して、心尽くして、伝われと願って、後は相手次第」
を日々おこなうことが出来る。
つまり、政府も推奨する業績づくり、
勘と経験から脱した経営 「生産性向上(顧客満足向上/効率化)」の実現へ
木こりのジレンマを検索していると、
エイブラハム・リンカーンの名言に出会いました。
「もし、木を切り倒すのに8時間与えられたなら、私は6時間を斧を研ぐのに費やすだろう。」
なるほど。