一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
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持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
理念経営2.0 佐宗邦威 2023年5月16日 発行
「理念で飯が喰えるか!(2023年6月)」という言葉を聞いて、違和感を持った3ヵ月後にこの本に出会いました。サブタイトルの「会社の「理念と戦略」をつなぐ7つのステップ」にも、ひょっとして!という期待感が高まりました。企業はもはや単なる「生計を立てる場」である以上に、「意義をつくる場になっていく。という強いメッセージがありました。これはこの本に登場する大企業の話だけではなく、7割が赤字と言われる小さな会社が大きく舵を切るきっかけになるんじゃないかと感じました。これまでの企業理念は「社長の誓い」であり、経営者が自分の考えを言語化し、社員に何度も唱和させて浸透させていくものだった。しかし、これからは、経営者が社員さんや関係者を巻き込んで「みんなの物語」の源泉としての性格をもつようになる。この本のなかでは、主語が、私たちの組織は・・・。問いかけが、あなたの組織は・・・。そこで働く社員さんが主体であり、社員さん自身に問われていることに注目しました。重要なのは、社員さんそれぞれが自分たちの理念について、つねに自問自答して語り合う場を持ち、会社の理念と、個人の理念とがひとつになっていくことだとあります。さっそく社内で本読み会をおこない、中小企業にあてはめた形作りに着手しています。
本書でいう「理念で飯が喰える」理由が以下の件にありました。
『6つの経営資源がなぜ「儲け」につながるのか?』
21世紀の経営理念を実践するうえでの6つの経営資源、ビジョン、バリュー、ミッション/パーパス、ナラティブ、ヒストリー、カルチャーについて紹介してきた。これらには、共通の特徴がある。いずれも、いままでは経営資源とは呼べなかった無形資産であるということだ。これらの要素は、BS(貸借対照表/バランスシート)にもPL(損益計算書)にも表れてこない。
では、この6つの経営資源が、なぜ最終的に儲けとつながるのだろか?それは、理念を動力にして、自分たちの会社から新しいアイデアや事業などの価値を生み出し、結果として儲けが生みだされるからだ。その主体はだれか?もちろん「人」だ。(P.303 L.1)
▶ビジョン(方向感覚:私たちは将来、どんな景色をつくり出したいのか?)
▶バリュー(距離感覚:私たちがこだわりたいことはなにか?)
▶ミッション(中心感覚:自分たちの中心的な活動は何か?)
▶パーパス(北極星:私たちはなんのために存在しているのか?)
▶ナラティブ(私たちの会社はどこから来て、どこに向かうのか?私たちは、なぜここにいるのか?)
▶ヒストリー(私たちのいまをつくった原点は、どこにあったのか?
▶カルチャー(私たちの会社の「らしさ」とはなんだろうか?)