一日あたり、いくらの売上、利益が必要ですか?

食いぶちをまかなえる粗利額と率の基準を持ちましょう
システム思考経営の仲間は、日額管理しているから、なんでもかんでも慌ててバタバタしません
1.売上はなにで出来てる?
今月も売上、利益ダメでした(ドヨ~ン)
バタバタと忙しいんですけど・・・
あっ、そっか!売上は、仕入れ、外注費と粗利益で出来てます

おやおや、あぶないところでした
粗利益はなぜ一番大事なのかおぼえてますか?
もちろんです、自分たちの食いぶち(固定費)をまかなうためです
粗利益をしっかり出すには、変動費をしっかりつかんでおくことがとても大事です
トコトンです。
勘くんは、いちいち仕入れ外注さんに見積もりを依頼してませんか?
過去のお付き合いや経験から自社で単価を持っておきましょう
売上のなかの粗利益を確保するには、もう一方の変動を把握、コントロールできるようにします
2.売上は預かりもの??
売上は、お客さんからの預かりものです。
仕事が終わるまで、現金になってませんから注意してください
はい、仕入れ、外注さんに支払う分も入ってますし、ちゃんとしないといけません
預かったお金をどう配分していくかが力の出しどころです
だから準備として、変動費を事前に洗い出しておくんですね
はい、自分たちのできることは事前に準備シュミレーションしておきます
うちが毎月さっぱりなのは、ひょっとして準備が足りないからでしょうか?
はい、目標の手前、手前の小さい、細かい目標をつくって、達成していけばいいと教わったことを思い出しました
はい、目標に向かうことは、その人の個性を発揮させますから、目標を細かくすれば力を出しやすくします
年間の目標数字を四半期、月単位まで落とし込んでいますが足りませんか?
それを手前、手前に細かくすれば、一日になりませんか。
はい、なるほど。
一日、一日の目標にして力を出していけば年間の目標を達成するということかぁ
うちの一番商品は、
平均100万円の仕事で
粗利が40%で5日ほどかかりますから、
一日あたり、
売上20万円、粗利8万円になります
3.日額をルールにする
一案件、一日あたりの数字がブレないようにするために
変動費の把握、コントロールがとても大事になります
日額いくらの売上、粗利益額、率なのかを基準にルールにするんですね
日額の売上額3万円、粗利益2万円のために
一杯300円のうどんを100杯食べてもらう
一杯300円の売上に、変動費100円、粗利額200円が含まれます
はい、一杯あたりの変動費を細かく洗い出さないと粗利額200円が出ません
粗利額200円に根拠がないと、何杯のうどんが売れればいいのかわかりません
開店して、一杯うどんが売れたら、
売上300円、粗利額200円になりますから
あと99杯、
売上額29,700円
粗利額19,800円
だと日額クリアです

一杯あたりの変動費を
材料代はもちろん、
割りばし代、水代、ガス代、洗剤代まで
割り戻して算出しないと
基準の粗利はでません
日額、週、月額の目標数字がありますから、
無茶な販促や、営業活動をしなくてすみます
粗利の過不足がわかっているから、
何を選んで、何を捨てるか、
根拠のない動きをしなくていいんですね
やたら不安ばかりで売上を追っかけることがなくなりそう
まとめ
・仕入れ外注費をしっかりつかんで粗利をつくる
・食いぶちをまかなう粗利の基準をつくる
・年間目標数字を日額(一日あたり)に落とし込む
・目標の手前、手前で細かくして達成していく
・日額の基準があれば分相応の働きで成果につながる
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