できちゃった利益になってません?

仕事にかかる前に「いくら儲かるか」がわかると、変動費削減(改善)の基準ができます
基準があるとみんなで力を出し合えます。仕事にかかる前と後を振り返って改善し続けてます
1.終わって蓋を開けてみないとわからない!?
あり方(経営理念、
芯棒)がはっきりしたら、
あとは、やり方(利益の構造づくり)の手順に沿って進んでください
そうでした!
またいつものように余計なことを考えて、グルグル堂々巡りしてました

分母の売上はお客さんがいるので、
僕らの都合だけではいきません 自分たちでなんとかできるのは、 分子の仕入れ外注の変動費を縮めること、固定費を縮めることです
思い出してくれましたね
変動費、固定費のどちらからはじめますか?
自分たちの食いぶち(固定費)をまかなうためには、
粗利益を確保しなきゃいけないので、 まず、変動費を縮めて粗利益を増やします
はい、でもついつい売上が欲しい!って悪い癖が出てきます
売上アップを優先するといつまでも体質は変わりません
同じ結果の繰り返し、堂々巡りです
2.粗利益づくりの準備
仕事にかかるまえに、この案件でいくらの粗利額がもらえるかわかってますか?
だいだいはわかりますが、正確な数字は終わってみないとわかりません
これからは、実行予算を組みましょう。どんな業界でも必要です
あっ、はい。
でも、仕入れ外注さんから見積が上がってくるのに時間がかかります
粗利益を出そうとしたら、変動費を把握することが大事です
仕入れ外注さんにいちいち聞かなくてもいいように
自社の単価を持ってください
そんなことできるんですか?
ちゃんと聞かないと不安です
仕事の内容をわかるようにしましょう
丸投げはいつまでたっても成長しません
それで、仕事の準備シュミレーションができますか?
お客さんに寄り添う元請けは、
お客さんの信用を預かっていますから、
人のせいにはできません
はい、仕入れ外注さんの仕事を把握すれば、段取りもスムーズにいくような気がします
変動費削減(改善)は値切って利益を増やすことじゃないんですね
そうです、ひとまかせにせずに
自分たちが仕事をわかって良くしていくことです
毎朝、経営理念を唱和していることがつながってきます
3.一連の仕事から改善点を共有
さっそく、仕入れ外注さんからの単価出しをして実行予算にかかります
案件を終えた後に原価を入力した損益の結果と
実行予算を見比べてくださいね
なるほど、差異がわかります
一案件ごとに粗利額と粗利率を管理することが、
目標達成への道ですね
業績アップに取り組む会社さんは、
一騎通貫から分業制で業務をこなします
はい、社員さんの得意を活かして楽しくイキイキ働けるからですね
変動費削減(改善)の粗利益づくりも
みんなが役割を担います
いいなぁ、みんなで粗利づくり、食いぶちづくりですね!
お客さんからお声がかかって受注までを
営業段階で売上づくりに貢献します。
つぎに、
実行予算段階で実行予算を組んで、粗利の基準づくりに貢献します。
つぎに、
現場段階で段取り、工程管理で粗利づくりに貢献します。

変動費削減(改善)活動は、協働の自発性を引き出せます
自分たちの食いぶちを自分たちで稼ぐから成長するんだ
会社は成長の器ですから、社員さんが役立って儲ける人になるよう育てることが大事です
まとめ
・仕事にかかるまえに粗利額、粗利率をわかろう
・実行予算づくりは準備八割
・基準ができると力を出し合える
・終わった後の検証が改善点の糧
・一案件ごとの管理が目標達成への道
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