一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
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持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
魂の探求 250のQ&A 木村忠孝著 2016年2月28日発行
中村天風さんや稲盛和夫さんが書かれた本を読んでいると“魂”という言葉が出てきます。“魂”とはなんだろう??という疑問がだんだん強くなり、この本に出会いました。序文に書かれている「大多数の人が今まで考えた事もない、また全く、その存在すら知らない領域に関するものとし、この世、物的次元に、光と波動の実相を意識にとりこむことによって、人間の本質を明らかにする、そのための情報を提供することを主眼としています」とあります。また、あとがきになかには「私たちはどこから来たのか、何をしようとし、何をしたいのかを理解することで無用の執着や葛藤が雲散し、今までとは違う新しい角度からの視点を読者が獲得していただければ幸いです」とあります。著者の木村忠孝さんは、お医者さんであり、個人的体験、多くの超能力を有する人々との出会いや、40年にわたる研究に加え、各種参考文献(高次元について)からまとめられていました。医学、生物学、物理学(量子力学)をベースに“魂”とは何かを250のQ&Aで解説されています。わたしは「どうやって、世の中の出来事や出会いが起こるのだろう?!」とずっと考えていたので、この本には目の前の現実世界に現れる出来事、出会い、物(物質)が、量子場から生じることが書かれてありました。それは、一瞬というか、刹那刹那なのでしょうが、“意識”と“物質”の関係をわかりやすく、丁寧に書いてあるように感じました。いろんな経験をされている体験や各種の自然科学のおかげで、少しずつですが、前に進めているように感じております。
ちえじん 星川真一郎
●引用&備忘メモ
意識という言葉は物事や生命についての本源的働きについて考えることになる、魂という言葉と共に重要なものとして考えてください。意識とは量子場のことであり“意識は量子場で生まれ、量子場に働きかけ、量子場的働きをするからです”量子場という物理学の基本的な概念をベースに援用しつつ意識について考えていきます。P.92引用
量子が活動している場、振動領域を量子場と考えてください。量子場とは素粒子が何らかの情報を担って活動している、知性を持ったエネルギー場といえます。そのエネルギー場の働きこそが意識です。P.93引用
物質も意識から創られ意識の結晶とも言えます。意識は量子場に働きかける、つまり意識を向けることでは物理学で観察効果と呼ばれているように量子場効果を持ちます。量子場効果とは、今まで不規則でランダムな動きをしていた素粒子が特定の意識を向けることでその意識の内容に応じて、突如気息性のある秩序をみつけたように整然とした動きをするようになることを言います。意識とは漫然とした観念的事象ではなく、常に形態を伴い、またその形態は意識をもつのです。素粒子が幾何学的構造をつくり、その構造のもつ磁力にひきつけられるように、次々と素粒子が凝縮してゆき、次第に全体的に振動数を低下させ、私たちの目に見えるレベルまで低下することで、この世に物質として顕現します。意識が現実を創るプロセスの話でしたが意識にはその使い方次第で素粒子を自在に操り、利用できることが可能だということです。P.99引用
意識指数(愛と光の指数)を上げると根源エネルギーとますます共鳴し、吸収するようになります。あなたの意識指数を上げなければDNAの活性化は不可能です。P.136引用
知らぬ間に自ら望むことも望まないことも常に私たちは創り出しています。だから私たちはもっと自分の思い、考え、言葉、行動について自覚的になること、観察者となることが非常に大事です。私たちは絶えなる創造者ですから。『自分が本当に望むことを確信をもって強く願い、発信するようにしてください。そしてそれに必要な具体的目標に精神を集中し、実行することです』常に意識の内容をモニターして、常に意識のセンターにいる操縦士でいましょう。P.159引用
総体としての(魂、分身)が本来の真実の自己と呼べるものであって、それは私たちが今、意識し、考え、イメージできる、私という概念をはるかに凌駕した統合自己、超自己と言えるものです。P.184引用