業績アップの生産性向上(時短)~バタバタからスムーズへ時間の使い方~
これからどんな仕事がなくなる?!
10年間で情報が500倍以上増えている複雑な時代
複雑になればなるほど、情報処理技術(IT)、人口知能(AI)は益々進化
作業的、パターン化、人の勘と経験がデータベース化され、
機械で生産性が上がる
コックさんも、タクシーの運転手さんも、訪問やルート営業さんも、受付事務員さんも機械化
私たち中小零細、個人事業の仲間は、アナログの知恵と経験の労働力だから、
「大変なこと、えらいこと」になりそうです。
あいかわらずバタバタの勘くんが、先輩経営者の智慧人さんのところへ学びに来ています。
「緊急ではないが、重要なことに時間をとることは必要である」と先輩経営者の智慧人さんに教えてもらいましたが、どうもまだよくわかっていません。
時間管理のマトリクスのことですね、復習をしてくれてうれしいです。

そうそう、これです、これ。Ⅰのバタバタ領域が僕なんです、こんな時間の使い方で、いつも重要で緊急なことに追われて走りまわっています。
勘くん、質問です。どうして重要×緊急のⅠバタバタ領域の時間を費やすのでしょうか?
バタバタから脱却したいので、Ⅱのスムーズ領域を見ると正直、
・早くすることが成功のために必要(営業、作業、情報収集など)と思っている
・お客さんとよい関係を続けたいから、不満が出ないよう敏感に対応している(過度にお客さんに合わせて自分が無い状態)
・やればできると思っているからぎりぎりまでやらない(勘と経験)
・自分は頭の回転がいい、手が速いから、忙しいことをこなすことがやりがい(やっている感)
・予測、予防、イメージを持たない、持てない
という感じでしょうか。
なんだか、恥ずかしいです。せっかくシステム思考経営を教えてもらっているのに行動に移せてないなんて・・・
そんなことはありません、勘くんは、狩猟型営業よりもお互いが成長していく農耕果樹園型営業のほうがやりたいって気づかれたのですから素晴らしいことです。
まだまだ昔のトラウマが残ってますね。智慧人さんはなぜ、重要×緊急でないⅡスムーズ領域が必要だと思われるのですか?
それはね、
・急ぎで大事なことは、バタバタするから、動くわりには儲けが出ない又は赤字がある
・複雑な時代になったので早急で短絡的な動きでは成果が出ないことがわかっている
・目的をはっきりさせ、賛同する仲間と価値観、専門性を高めることが重要
・一人よりも同じ価値観を持った人同士で強みを活かした分業が必要
・出来事は急には起こらないから、原因と結果を観察してシナリオが大切(未来づくり)
・結果を検証せずに次に行くのではなく、振り返り(情報フィードバック)をして改善をおこなうことでよくなる
などでしょうか。
なるほどねぇ、結果がすぐに出ない時代ですね、チラシとかDMとか販売促進って反応が悪くて・・・反応を起こそうとすると嘘や誘導騙しになってしまう、もう売り込む時代じゃないですね。
告知は大事ですよ、こちらの価値をしっかり表明しないと価値観も専門性も伝わりませんからね。
智慧人さん、なぜ僕が重要×緊急でないⅡスムーズ領域の時間をなかなかとれないのか、理由を教えてもらえませんか?けっこうがんばってるのですが。
わかりました、一般的に多くの人が、重要×緊急でないⅡスムーズ領域の時間をつくらない理由は、
・だれも時間をとるように言ってこない(急がないから)から知らない
・ムダなことだと思っている
・よくわからない、やり方もわからない
・考えられない
・準備するより、本番でなんとかできる自信がある
・目的(経営理念)がないから準備も計画もできない
・営業は売ることが仕事(準備や計画はバックヤードの仕事)
・自分とお客さんの関係はあくまで、「売ったVS買った」で対立(線引き)しているから人間関係づくりは必要ない(狩猟型)
が多いかなぁ。
おや、おやそうでしたか、まだまだ一緒に勉強しなければなりませんね。
Ⅱスムーズ領域の時間持つことは簡単なことではありませんね。
そうですね、
経験上ですが、Ⅱスムーズ領域の時間が大切だなぁと思い出すときは、
・自分は何者?なぜ生きているのだろう?って思いはじめたとき
・自分の役割、果たす目的に気づきはじめたとき
・自分のやりたいことと、世の中に残したいことを考えはじめたとき
・幸せってなにかを考えたはじめたとき
・今とは違うやり方(仕事のやり方など)があると思いはじめたとき
・一人では限界があって、生かされているんだなぁと思ったとき
・目的を持ち自然な生き方をしている人に触れて自分を変えたいなと思ったとき
・目的にむかうために準備が大事だと気づいたとき(ムダな準備はありません)
でしょうか。
そういえば、勉強会に参加しているみなさんってこんな感じですよね。
いきなりⅡスムーズ領域時間の使い方に取り組んでも一過性のものになり、長続きしませんから、準備が八割まで届かず成果がでないまま、そのような時にかぎってまわりから上手い話が舞い込んできて、つい便乗してまうので、結局Ⅰバタバタ領域にもどることが多いようです。
それ、わかります。自分が試されているのですね、本当にそれがやりたいのか?!でもついついお金や名誉にいってしまう人も見てきました。
勘くん、考える力が自然界のなかで生きる人間だけに与えられた特権なのです。日本は、高度経済成長、大きな政府、大企業から下請け、孫請け構造、国の手厚い保護、バブルなど一部の人が考え仕掛けたことにのってきましたが、これからはほんとうに経営をおこなう時代になったと思います。
はい、勉強会の目的でもあります、各社が生成化育で独自の黒字化を図ることですね。
経営とは、
経営をしていくための信念(経営理念)を定めて、
事業の範囲(業種、業態、規模、エリア)決めて、
与えられたもの(ヒトモノカネ)のなかで、
マネジメントに取り組み、試行錯誤しながら、
価値を高め、専門性を磨き、世の中に役立ち、
自分たちが進化成長させてもらうこと。
自然の法則(生成化育、適者生存)を経済の場でおこなうこと。
と私は考えています。
10年後になくならない仕事とは、智慧人さんや勘くんが目指している独自の黒字化をおこなうお客さんも社員さんも仕入れ先さんもみんながお互いに成長して世の中の進化創造に役立つ会社のなかにあると思います。