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【アイデアを無理やり出しちゃダメ】 - 経営の黒字化に向けた業務受託 (株)ちえじん

一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2015.02.01 未分類

【アイデアを無理やり出しちゃダメ】

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アイデアの勘違い

どうやって集客しよう?どうやって売上を上げようか?
いいアイデアが浮かばないなぁ・・・どうしたものだろう・・・
みんなが、頭をひねっている風景を営業会議などよくある光景ではないでしょうか。
アイデアを出すのが苦痛、創造性がない、クリエイティブな仕事は向いていない、・・・
アイデアが出る人がうらやましい、私は向いてない、生まれ持った才能がない・・・
本当にそうなのでしょうか?
アイデアってどんな意味なのでしょう、調べてみると

【アイデア】goo辞書
1.思いつき。新奇な工夫。着想
2.イデア。観念。理念

とありました。そのなかの気になる言葉を調べてみると

「思いつき」とは、思いついたこと。ふと浮かんだ考え。
「新奇」とは、目新しくて珍しいこと。
「着想」とは、ある物事を遂行するための工夫や考え。

苦しめている、くせ者はひょっとして、「新奇」、「思いつき」という言葉ではないでしょうか。

目新しく、みんなが驚くような、珍しいものを思いつくことがアイデアだと思っている、まさに無から有を生むことがアイデアだと考えているとそれは確かに苦痛になっていきますよね。
原因があって結果があり、これからのことも、今の結果(次の原因)が次の出来事を生み出すというシステム思考経営の基本をついつい忘れてしまうと、縁もゆかりもない無いものがあると思い込み、自分に無いものを探しにいくか、虚像に出くわすとあたかもそれが素晴らしいアイデアだと勘違いしてしまいます。

事実からアイデアが生まれる

いったいアイデアとは何でしょうか。

会議など仕事の場で求められるアイデアは、物事(仕事)を遂行するための工夫や考えと捉えることもできます。

仕事では、目的(お金ではなく、貢献・進化創造)を達成するためのシナリオづくりをおこない、実践して、改善を繰り返し目的に近づいていきます。この実践と改善の繰り返しの中にあるものすべてが非常に大事なもので、それを事実(データ)として整理して観ることができると、そこからアイデアが生まれてきます。

そこを見ずに、今だけの自分の頭の中から、アイデア(工夫や考え)は出来てきません。

冒頭の「思いつき」の意味にある、ふと浮かんだ考えとは、自分の役割・目的を踏まえた行動、普段から考えていること、過去の蓄積、周りから与えられた影響の蓄積などが無意識にベースとなり、目的達成のために必要な出番が来れば、そこから湧いて出てくるものと考えられないでしょうか。

ここが理解出来てないと、「新奇」、「思いつき」との出会いが来るまで進むことが出来ませんし、能動的に行動すると虚像と出会い、錯覚してはまってしまい、嘘と気づいた時には時間もお金を使ってしまい遠回りになっています。また受動的に待ちの体制を続けているといつまでたっても来ませんのでこれも進化成長が進みません。

そこでお勧めしたいのが、能動的にシナリオづくりのなかでアイデアを出していくことです。

目的に向かって遂行するための出来事(目的につながる目的を持ったもの)のアイデア(事実をベースとした工夫や考え)を出して、繋いでいくことです。未来予想図を描くような感じでしょうか。

アイデア(事実をベースとした工夫や考え)は、時間(期間)や、場所(エリア、範囲)、対象など条件的なものを絞って出し始めると入りやすいかもしれません。肝心なのは、目的を達成するためにそちらに向かって、これまでの事実を踏まえて、進化成長しているかが大事なのです。

アイデアを生かす経営

いろんな欲や大人の事情から、アイデアを無理やり出そうとすると、これまでの周りから与えられ、経験した事実(データ)を無視して、出会いがしら(引っ掛け、切り口重視、偶然的)を求めた無茶な内容になりがちです。
出会いがしらは、狩猟型経営では有効ですが、モノからコトの時代になった現在では、農耕型経営が効果があるのではないでしょうか、またそのなかでも農耕・果樹園型経営を実践されている方も出てきて、共感される経営者の方々も増えているようです。

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