一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
CRC会に新しく参加されるみなさんが、
自社の業績アップに取り組むにあたり、
『経営理念』『目標数字の策定』の発表をおこない、
経営理念についての意見交換で、
Y社長さんが、
「建築を通して、地域でかけがえないのない存在であり続けたい」
という想いがあるが、言葉にできない・・・と質問がありました。
先輩からは、
Yさんが言う「かけがえないのない存在」とは、どのような存在なのか?
かけがえのない存在、、、
たとえば、太陽、水、大地・・・が思い浮かんだら、
太陽のような存在のことを言う、
水のような存在のことを言う、
大地のような存在のことを言う・・・
のように言い換えてください。
経営理念という一文にするために、
いきなり言葉を短くまとめて、略そうとせずに、
言い換えて、自分のなかでしっくりきたものを集約して、
具体的な言葉にしていきましょう。
という説明がありました。
また、
経営理念は、経営者のありたい姿を現すことと、
社員さんのやる気スイッチを押すことが大事。
理念は、社員さんの助けがあってこそ、向かえるもの。
経営者だけでは、到底無理です。
とアドバイスがありました。
—
目標数字の策定については、
1.現状の数字を把握する
2.現状の数字をもとに、目標数字をつくる
今回の目標数字は、3つ。
①売上目標数字 ②変動費削減額目標 ③固定費削減額目標
※研修が先にすすむとこの3つに加えて、④粗利額目標 ⑤営業利益目標が、
加わります。
現状の数字を把握するために、算出フォーマットで整理をおこないました。
固定費の拾い出しから取り組んでいただき、
うちの会社は、月にいくらかかっているのか?を知ることができました。
また、いくらの売上で、いくらの支払いをして、いくらの粗利益が残る。
というところから、粗利益率を知ることにも進みました。
—
現状の数字を根拠にしながら、目標数字のつくり方(書き込み用)の発表。
N専務さんから、
「変動費削減率の目標をいくらにすればよいでしょうか」
という質問がありました。
先輩からは、
現状の粗利益率が25%で、目標の粗利益率が、28%ならば、
変動費削減率の目標を3%にしてください。
もし、変動費削減率の目標を立てなかったら、
今の体質の25%そのままで一年間終わってしまいます。
目標を3%にして変えようと決めるから、
変えるために動き、25%が、28%に改善していきます。
目標は、今の自分たちを変えるために設定してください。
業績アップの実務に入っていくと、
目標数字に対して、どれだけコミットできたか!?
これまで見なかった、見ようとしなかった習慣に目がいくようになり、
数字達成のため、幸せになるために体質を変えていきます。
経営理念、数字の根拠をもって取り組む、近道はありません。
長い道のりになりますが、CRC会があることが、
心の支え、モチベーションになってきますと、
目標数字が出てきましたので、次回からは、業績アップの実践で、
変動費削減で、粗利益をつくり出し、
固定費削減で、営業利益をつくり出し、
案件の先行管理で、契約金額を確定し、
毎週、毎月の数字を具体化していきます。
ダイキンさん、CRC会のみなさん おつかれさまでした。