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オンガクジンの部屋 vol.08 - 経営の黒字化に向けた業務受託 (株)ちえじん

一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2023.06.11 ミーティング音楽

オンガクジンの部屋 vol.08

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2023.05開催のオンガクジンの部屋にご参加のみなさま、当日の内容を書き起こさせていただきましたので、各社さま振り返りにご活用ください。
※現在のオンガクジンの部屋では、演奏家・アーティストとして活動される方々(ソロ・バンド・ジャンル問わず)で、毎月1回zoomで集まって、理念づくり、活動方針の発表、業績(数字)報告、実務における情報共有をしています。

今回参加メンバー:O野さん、Aさん、T本さん、ちえじん 計4名

前回のコミットに対して

O野さん 前回のコミット

「次回までの約2週間分、1日の行動内容と時間を書き出してみる(予定ではなく、1日の中で実際にしたこと、それにかかった時間)」

少し前に、Aさんとも少しお話をさせてもらうことがあって、そこでこの書き出したスケジュールについて質問をもらったりしたことで、自分がどんな動きをしていたのか、こう変えていこうとかいろんなことを気づけました。(O野さん発表)

ディスカッション(メンバーからの問いかけ & 思ったことを抜粋)

【問いかけ】 このコミットで書き出しているのが4/13までなんですが、それ以降、どうやって何を変えていったのか、教えてもらいたいです。(Aさん)

▶ 前にAさんと一緒に遠征に行ったときに、この活動表を見て「このバイト何?」って聞かれて、その時にやってる意図として、活動費用として負担する部分が多いので、別でバイトをしたんです。ただ、ここ3ヵ月くらいずっと風邪をひいたり、体調を崩しまくってしまって、何か変えないといけないなとは思っていたうえで、今月たまたまライブの本数も多かったので、致し方なくというか、バイトをする時間がさすがに無くなってしまったので、Aさんの言葉もあって、結果辞めました。でもそれを辞めたことによって、じゃあどうやってお金をつくるのかをちゃんと考えるようになって。ライブだと物販の工夫とかを考えたり。それによって以前よりもお金の面でもあがったり、活動費に回すことができたりしました。そこが変えられたところかなと。(O野さん)

【問いかけ】それは、こうやって書きだしたことによって、「そりゃ、体調崩すわ~」って思えたってことですか?(T本さん)

▶そうですね。その月のライブもだし、配信も根詰めてやってしまっていたのに、文字にするまであんまり気づかなくて。結局体調不良で時間ロスしてしまうこともあって。書き出したことによって、今やばいということに気がつきました。(O野さん)

【問いかけ】 お金をつくらないといけない、ってことで、今O野さんが1ヶ月生活するためにいくら必要か、は把握されていますか?(ちえじん)

▶なんとなくですかね。ただ、バンドをやっていて、そこの費用が必要になったり。自分の生活は大丈夫なんですけど、活動費用の所で必要かなと。(O野さん)

【思ったこと】 今、お金が必要、お金をつくらないと、ということに意識が向いていたり、焦りを感じられているのかなと思います。ただ、体調不良が継続して続いているということは、なんらか今の状況にストレスがあったり、心底から楽しさが感じられていないのか、自分の理想と現実が一致していないことによって、起こっているダメージなのかなとも思うんです。今、改めて現状の整理と、焦らずに、自分のほんとうに楽しいこと、やりたいことに向き合ってみるタイミングなのかなと思います。(ちえじん)

Aさん 前回のコミット

「前回の続きで活動項目ごとに、誰に(対象)、どんなことを感じてもらいたいのか、を書き出す」

目的とかが自分自身ちゃんとわかっているものの方が、うまくいっている。けど、すんなりかけなかった部分については、自分自身が何か与えることができていないというか。宣伝だけとか、そういう風になってしまっているなぁと思いました。なので、何か見てくれている人のためにできればいいなぁ、今何ができるのかなぁと考えているところです。(Aさん発表)

ディスカッション

【問いかけ】 TwitterとかInstagramについては、いわゆるお役立ち系の情報をひたすら発信している人たち、とかしか正直俺もそういうのしか思い浮かばないし、考えられていないなぁと。あと、ファンの方々は、お昼に何を食べたとかでも、喜んでくださる方もいると思うんですけど、その辺はどうですか?(T本さん)

▶ Twitterに関しては、サブアカウントと本アカウントで使い分けていて。本アカウントは情報発信だけになっているけど、サブアカウントは本当に自分の日常とかを発信していて、ファンの人もそれを見てくれたり喜んでくれたりしているように思う。本アカウントについては、もう少し何かできたら広がっていくんじゃないかなと思う。そこが難しいなぁと。(Aさん)

【思ったこと】私は逆に、本アカウントとサブアカウントは分けていなくて、ありのままを1つのアカウントで発信しちゃおうみたいな感じで。Aさんのアカウントを使い分ける意味とかも、普段からTwitterを見ていてわかるので。私自身もどうするのがいいか、少し悩みました。でもこういうことについて、考えているということのが良いなぁと思います。たしかに難しい所だなと。(O野さん)

T本さん 前回のコミット

「5月のライブ振り返りレポートのアップを継続」

まずここで、コミットとしてあげることによって続けられるなっていう。それいいなと。今回は前回と同じくで、効能としては、自分自身の一個一個の公演に対して振り返られるし、残せる。そして、来てくださったファンの方々、これ無かったけど気にしてくださっていたファンの方々にも、来てくれた方々にはアフターフォローとして、来れなかった方々には、想ってくれていた、応援してくれていた方々へのギフトとして機能しているような気がします。(T本さん発表)

課題図書「あきない世傳金と銀 大海篇(十三)/ 高田郁 著」

Aさん 感想

「あんさんらを見てると『時運』いうんを思いますなぁ。巡り合わせ、と言い換えてもええ。良いことばかりと違う、悪いことにも出会うやろが、志の似通う者が集まれば、どないな道も開けるもんや」
菊次郎が幸と菊栄にかけた言葉ですが志の近い仲間が近くにいるというのは凄いことだなと思いました。
いろんな困難に遭いながらも幸がやってこれたのは隣に菊栄がいたからだろうなと。私も今いる仲間、そしてこれから出会うであろう仲間を大切に一緒に上昇していければと思いました。

「役者二代目菊瀬吉之丞としての寿命は尽きても、力造さんが私のために生み出した色は残る。私の記憶を留めた色が、染め物の中で息づき、のちの世に伝えられるなら、それこそが果報です」
色も音楽も後の世に残すことができるという点で同じだなと思いました。
今は目の前の人に音でエールを送りたいという想いがあって、自分の寿命を全うした後のことはあまり考えてなかったのですが、自分がいなくなった後も誰かの励みになってると想像してみると素敵だなと思いました。

「これからの百年、その先の百年、新たな夢が次々に生まれ、人々の精進によって叶えられていく。誰の精進も無駄にせず、決して利を貪らず、求める人のもとへ、吟味した品を届けたい」
あきない世傳金と銀という物語がこの幸の想い、五鈴屋の想いに詰まってるなと思いました。立ち退きや火事という困難を何度突きつけられても立ち上がり、呉服の仲間だけではなく町の商人同士が協力し合うのが本当に素敵だなと思いました。
ラスト、まさかのお客さんで心が温まりました。まさに買うての幸い売っての幸せだなと!
全13巻を1年間かけて読んでいく中で、売り買いをする上での志を学ぶことができました。
この本を勧めてくださりありがとうございます!1人で読むよりも皆んなで同じ本を読んで質問や意見を交わしていくことで自分では思いつかなかった新たな気づきがあったり、より深く物語を読み込むことができました!ありがとうございました!

T本さん 感想

「買うての幸い、売っての幸せ」というテーマを中心に、様々な角度から大切なことを教えてもらえた作品でした。それと同時に、物語としての展開のおもしろさと、情緒豊かな味わい深い文字表現によって、エンターテイメントとしても楽しませていただける作品でもありました。その両輪をここまで深く感じさせるのはすごいことだと思いました。
本巻(最終巻)で最も印象的だったのは、やはり結びのシーンでした。五鈴屋江戸店開店の時に、赤子を背中に負ぶいながら反物を穴が開くほど眺めて、でも買うことができなかった若い母親が、五鈴屋の主従からかけてもらった『お迎えできる日を心待ちにしえいます』という言葉を胸に、十六年間頑張ってこられた末、大きくなった娘さんと一緒に、嫁入りの決まった娘さんの晴れ着用の反物を買いに来るというシーン。このシーンにはまさに、「買うての幸い、売っての幸せ」が詰まっているなと思いました。「ここで我が子のために買いたい」と思い、頑張り続けた母親がついに「買う(買ってあげられる)」幸せと、そういう強い想いと愛を持った方に「売る(売らせてもらえる)」幸せが交わり、そこに関わった全ての人の心があたたかくなるような。学び取るものの中に感じ取るものが散りばめられた本作の“大まとめ”としてしっかりと頭と心に入ってきました。今後、「買うての幸い、売っての幸せ」という言葉の意味を改めて思い返すときに、道標となってくれそうな気がしました。

【あきない世傳金と銀】を読了して、自分の読書史上初めてのジャンルの本だったのですが、新たな扉を開けた感があり、「出会わせてくれてありがとうございます」と思っています。そして、この勉強会メンバーと一緒に読めたことで、どんなに忙しい時期でもペースを守れたり、一人で読む以上の読み方・吸収の仕方ができたりしました。良い時間と習慣をありがとうございました!!

課題図書「あきない世傳金と銀」奔流篇(三)/ 高田 郁 著

O野さん 感想

読み始めてすぐに、『買うての幸い、売っての幸せ』という言葉が出てきて、幸は何かを感じてとありますが、普段のこういった何気ない所からヒントをたくさん見つけて、またそこから新たに一歩一歩踏みしめていくという表現が素敵だなと思いました。自分に吸収するのは、普段私が音楽活動していても、、、
あの人のこれ素敵だなとか、演奏の仕方とか、挨拶や、そんな所や心動かされる所があるのでそんな部分を私も見逃さずに普段から目を光らせていきたいなと思いました!
そうじさんが、ついに求婚したのもなにかキュンとしましたが、、、笑
お二人の商いに対する強い思いに私も共感できて、それを 2 人で頑張りたいという思いが今の自分の特にバンド活動に、強く共感できる部分があり心に刺さりました。
江戸へ行くと決めた時も、私が東京に上京しようと思った時の気持ちを思い出しました。色々栄えていて、たくさんのいろんな人がいて、名古屋にいる時から出会えた方もいて、音楽活動頑張ろうと思って上京した大学3年生の時を思い出してそうじさんと幸が 2 人で話しているその光景が、当時の自分の気持ちを思い出すようで背中を押されました。、
今ご五鈴屋の抱える困難のもとを、じっくりと見据えて、具体的にどこをどう変えるか策を練っている。嵐の前の静けさという、表現をここにしているシーンで、私にとっては苦手な部分なので商いをしていくにあたって、嵐が訪れるように頭を使って、、、っていう言葉が自分に必要なところかなと思ったし、逆に、計算に走りすぎて相手の気持ちを置き去りにしてしまうから、って所も確かになってなりました。それを上手く支える幸の存在が仲間として、一緒の商いを大きくして行くための良き関係だと思いました。
ついに、嵐が来たところで上手くいかない中で色々な案を出して、不満も出たりで上手くいってるとは言えない時に、案として『流行りの品を売る』『流行りとは関係なしに売れる品を売る』という所で、音楽家はよく陥りやすい所なのかなと思いました。
自分のやりたい音楽、聴衆に受ける音楽でも自分は楽しくないなど色々あると思いますが、音楽で生活していくにあたって商売としてはそういったところも妥協して考えないとと思ってましたが、妥協ではなく、どうすれば上手く行くかの案の中での大事な考えなのだとこの2つの言葉で納得できました。
だから、私はこれも考えて音楽活動で楽しく活動する方法と、生活できる方法を考えたいなと思いました。
最後の第 5 章は知恵の糸口という、サブタイトルがついてますがその通りでみんなの知恵を絞って色々試している中で、変えたりとか事実に向き合うのは辛い事もあると思うけどそれがこの嵐を切り抜ける大事な糸口なのだと実感しました。

理念・芯棒の更新発表

O野さん 発表

(芯棒 1.どんな人たちと)ともう周りの人たちのおかげで活動できているので、マネージャーも底上げしてくれたり、信頼できる仲間は、自分を輝かせてくれるし、私ももっとみんなのことを輝かせたいなって思えたので、信頼できる仲間は大事だと思いました。どんな人たちと、っていうのが結構定まった月だなぁと思います。あと、どんなお客様に対して、っていうところも変わりました。ここは結構前はあやふやで、何かをっていう書き方だったんですけど。今月体調が悪かったんですけど、やっぱり周りの人には夢というか、夢を与えたいという思いがありました。一応、私は元気キャラ、人より元気な方なので、私は元気って思っていると思うから、それを壊さないように。ライブとかは、なんとかいけていたんですけど、家に帰るとバタッとなってしまって、配信とかはできなかったり。事業領域のところも変えました。芯棒3.どんな影響力を発揮して、の所が前からあんまり変わっていないところ第一位なので、ココは皆さんどのように考えられたのか、聞きたいです。

ディスカッション

【問いかけ】どんな影響力を発揮して、のところは、自分がどんなことを提供できるか、を一番考えています。O野さんが、何を周りに与えたいのか、を考えるといいと思います。お客さんから、自分はどんな風に見られているのか、とか。芯棒1の、信頼できる仲間、は何をもって信頼できる仲間なんでしょうか?

▶あんまり自分は人に感情を伝えられない、実は泣き虫だったり。今のバンドメンバーはそんなところも出せる仲間。お互いを尊重しあえる仲間、自分の言いたいことを言える、言ってもらえる仲間かなと。(O野さん)

【思ったこと】時間の切り売り、ってどっちかっていうとネガティブな感じで使われるイメージ。単純に言葉と内容が少しずれが起こっているのかなと。発表聞いて、ああそういうことか、と思いました。(T本さん)

【問いかけ】どんな影響力を発揮して、は、経営理念という旗があって、それを具体的に達成するために芯棒、という軸があるのかなぁと思います。また、理念を達成するために、具体的な事業内容としてどんなことが挙げられるのか(ライブ、配信、レッスンなど)、があてはまってくるかなぁと。
今の理念と芯棒を拝見したところ、今O野さんが進みたい方向がどこなのか、あまりわからない。O野さんご自身も今現状、しっくりきていないところがあると。元気でなければ、そんな自分をつくらないと、という偽りの自分をつくりあげていくような印象を受けました。夢を与える、というのも元気でなければ与えられないのかなぁ、とも思ったのですがどうでしょうか?

▶テレビに押し出してもらえていることで、アイドルは使いやすいというのもわかっている。一番定評をうけるのが、元気、バラエティ受けするキャラだということ。こうでないと使われない、と思ってしまう部分もある。(O野さん)

【思ったこと】すごくもったいないんじゃないかなと。まさに商品として扱われているような状態。そうなると、相手が「あ、こっちに変えよう」と違うものを見つけたときに、乗り換えられる。そうなると、O野さんの中で、あれ、自分ってなんやろう、自分って何にもない、ってなってしまわないか。やっぱり喜びとか幸せを自分自身が感じられるように、自分がほんとうに求めていることを気づけることが、とても大事なのかなと。(ちえじん)

【思ったこと】私は高校時代、自分の心を殺して生きていたときがあって、部活という集団の中で、この役職だからこうしないといけない、ならなければいけない、という固定概念があって、役を演じてきた。でも、いつの間にか役を演じていたつもりが、自分もそうなってしまって。卒業してから自分とは何か、がわからなくなってしまった。こうあるべきっていう考え方ではなくて、自分から出てくるこうしたい、という気持ちを大事にした方が生きやすい。受けるためにはこうしないといけない、と思うけどしんどくなってくる。ちゃんと自分の芯棒を振り返ってやるのか、という見直しを定期的にやることで自分を保っている。もっと心の中から湧き出るものを大切にした方がいいなと。(Aさん)

Aさん 発表

芯棒1.のところで感謝を伝えられる人、と追加しました。ありがとう、とかの一言ってすごくいいなぁと。お互いそういうことを言い合える人が良いなと。2.も追加しました。ここは、ちょっと前と変わってきたように思います。4.に、成長できるという単語を付けました。生きてて楽しい瞬間は、成長していく過程なのかなと。結果が出るのもいいけど、目標に向かっている時が楽しい。みんなで一緒に成長していこうというのがいいなと思っています。

ディスカッション

【問いかけ】最近一人暮らしして、めちゃくちゃいいと書かれていて、成長を大事にっていうのを聞いて、ポジティブできらきらしているなぁと。素敵だなぁと思いました。

【思ったこと】この間飯田さんから、「T本君、今楽しいでしょ?」って言われて。「それ正解で、売れれても全然楽しいことないよ(笑)」って言われて(笑)ネガティブではなくて、成長していくところが楽しいということ。楽しんで頑張ってね、というエールでもある。Aさんのポコチャで、共に成長していきたいというのもコミュニティ化していい感じだという。最近変わってきたというのも、ほんとうに「変化」だと思う。自分とAさんの応援の仕方はそれぞれ違うなぁと思うし、良し悪しで気に病むこともないなぁと。(T本さん)

【思ったこと】常にこのあり方、芯棒を「こうかな、ああかな」と考え続ける、問い続けるという姿勢がほんとうにすごいなぁと思います。お客さんと触れるたびに、それを考えておられる。机の前に座った時だけ考えるんじゃなくて、それが常にあることがすごいです。あと、あり方については、「現時点で」というのでいいと思います。常に状況や環境は変化しているので、一度決めたら確定させるものではないと思うので、現時点の自分のあり方、を更新し続けることが大事かなと。(ちえじん)

【問いかけ】クラリネットの良さを知っていただけるように、とありますが、Aさんにとってのクラリネットはなんでしょうか?

▶あったかい音がして、人の心を包み込むような音をしながら、表現の仕方によっては格好良いこともできるよ、っていう。でも世間一般の人は、楽器も見たことなかったり。クラリネットの認知度の低さ。吹奏楽とかオーケストラのイメージが強いんですが、ポップスは無いというイメージ。自分がポップスなどもしていくことで、楽器自体もポピュラーになっていくのかなと。(Aさん)

業績報告

T本さん 4,5月業績報告

4月はお金の動きが無かったです。5月は印税の売上でした。ここは1曲で3ヵ月分の印税です。6月に予定しているワンマンライブ、見込みを入力しています。想定売上、想定の原価から、想定の粗利額を算出しています。8月、10月の見込みライブの売上も入力、制作も見込みとして入ってきそうなので、イレギュラーのものも増えてきているなぁという感じです。数字をつけていくのも楽しみです。

ディスカッション

【思ったこと】 4,5月の固定費実績を入力してもらうと、営業利益の実績が計算で出てきますので、また追加で入力してもらえたらと思います。(ちえじん)

【問いかけ】やっぱりバンドとしてちゃんと資金を準備していきたいなぁと。バンド活動において、なにか意識されていることはありますか?

▶この目標数字を設定するに際して、去年の実績を基につくっていて。立ち上げたときは余剰資金もなくて、自転車操業で、毎回払って何も残りませんっていう感じで。関西から出てきてまだ2年目だったので、大阪行くとギリ赤字みたいな。お金の判断として、一旦地方公演をストップして、東京公演のみでしばらくすることにした。少しずつプールできるように貯めていって。今のレーベルに直談判してリリースツアーで大阪を解禁。4年間で体制を整えての地方公演。そこからは1公演でメンバーにも**円渡せるようになったり。大阪のお客さんも待ってくれていたのもあるけど、メンバーのことも考えていったん体制を整える期間をつくった。当初は、好きなことだけやって、好きなペースでやって、っていうのでいくつもりだったけど、ブルーノートとかドラマとかの話が来て、人様に期待してもらっているんだから、へらへらお酒飲んでやっている場合じゃないなと思うようになって。期待に応えられるように、と思って方針を変えていったり。それでここでバンドの数字をつけてみて、目標数字をつくってみて、今やっている最中です。立ち上げ時はいろいろあるけど、自分で少しだけ補填することもあったりもした。やっぱり何か方法を見つけて、自分だけがしんどくなりすぎないようにしたほうがいい。何かあったら、言ってください(笑) (T本さん)

【問いかけ】東京で4年間ストップしていて、大阪公演をしても、ちゃんとメンバーさんにも支払えるようになったのは、きっかけとかあるのでしょうか?印税とかがあってなのか。両方黒字にできるようになったのはなぜでしょうか?

▶要素はおそらく2つあって。1つは、4年間の中で東京では活動していたし、うちのバンドはそれぞれメンバーが活動していたし、分母が知らず知らずのうちに大きくなっていた。大阪でやるとなったときに、お客さんが倍の数になっていた。当時は100人だったのが、200とかになっていたので。そこでまず収入の部があがった。その時点ではまとまった印税もなかったし、アパレルもちゃんとまだやっていなかった。ただただチケット収入が増えた。もう一つは、ライブハウスとの直接のつながりで、先方の気遣いも大きくあった。(T本さん)

【問いかけ】 他のメンバーのお客さんもあって増えたということですが、どんな活動をされていたんですか?

▶全部ですね。俺と同じような、バンドもあり、サポートもあり。今でいうと、2023年時点では、仕事の量もステージの回数もあがっている。自然とそれぞれが帆を進めていることが今につながっている。(T本さん)

【問いかけ】メンバーにそれぞれの活動を頑張ってもらうように、アドバイスするとしたらなんて伝えたらいいでしょうか?

▶バンドとしてなにがやりたいかを、みんなで共有できているのか。音楽を仕事として生きていく中でのスタンスとかバランス、がそれぞれあると思うから、どう共通部分を共有させて、その目的のためにここに関しては集まってやりましょうっていうことを確認するとか。それによってやることは変わりますよね。(T本さん)

【問いかけ】次回、バンドとしてのあり方、を教えていただきたいなぁと。PLで数字の増減は分かるのですが、あり方がどのように数字に反映しているのか、をぜひ見せてもらって、質問させてもらいたいです。

Aさん 4,5月業績報告

3月からポコチャをはじめて、時給がだんだん上がっていって、そのお給料が入ってくるのが5月に****円、6月に****円が入ってくる予定。指導も大体毎月の見込みを入力しています。楽譜の販売について、一冊原価いくらという管理が今回はできていなくて。去年の8月9月の分の売上が今年の4月5月に入ってきたという感じです。最近分かったのが、実際やったライブの月の売上とか支払いが分かるのが2か月後くらいだなと。配信とか、外部で出演したイベントとかの売上は2ヶ月後くらいに入ってくるなと。ライブの開催月に合わせて数字を管理したほうが良いのか、実際にお金が入ってきた月に管理を合わせた方が良いのか、どうすればいいのかなと。

ディスカッション

【思ったこと】計上するタイミングについてですが、基本はライブの開催月、お仕事を実際にされた月に計上する方がおすすめです。発生主義、という言い方をしています。発生主義がおすすめな理由は、先読みができること、改善に取り組める、スキルが上がること。すべて終わってからの計上となると、終わってからしか数字が分からないので、年間の目標数字に対しての修正や計画の変更をしにくい、間に合わないことが多くなります。(ちえじん)

※補足:以下、それぞれの段階の管理があります。

●契約(受注)ベース:契約日、契約金額、契約時実行予算、契約時粗利額 ※発生主義
●完納ベース:納品日、請求金額、原価支払い額、完工時粗利額

【問いかけ】この数字を見て、あり方が現実になっているなぁ、と思われるのは何パーセントくらいですか?

▶ポコチャに関しては、完全に反映しているなぁと思います。7月の売上見込みが、売り上げ目標を超えると確実に見えているのがそうだなと思います。今月からユーチューブの編集を一部外注しようと思っていて、人に助けてもらうとか。ポコチャでやっていることを広めるためにはどうすればいいかなと。ライブはお金の面ではどうにかしないといけないが、あり方としては反映されている。でも、数字を見るともう少し反映させられるようにしたい。(Aさん)

【思ったこと】数字の見方について、あり方が現実世界にどれくらい反映されているか、を見てもらいたいなぁと思っています。いまライブに来てくださっているお客さんが、自分が掲げているあり方に反映しているお客さんなのか、ということを振り返るためにも、数字があると思う。あり方を更新する→現実世界(出来事)の数字を確認する→あり方が数字に反映しているのかを分析・検証する→あり方、行動を更新する という感じなのかなと思っています。(ちえじん)

テーマディスカッション「またいつもと同じことやってるなぁと思うこと(行動、思考)」

O野さん

・お腹が空いている時に、コンビニで無駄買いして、食べ物を残す
・電車の時間に焦って走る
・いつも期限ギリギリ
→繰り返してしまう理由:全部なんとかなっちゃう、それについてめちゃくちゃ困らないから直せない

Aさん

・時間ギリギリになって本領を発揮し、なんとか間に合わせる
・配信が終わった後に、ドレスのままベッドに寝転がる
・とりあえずYouTubeの雑談系の動画を流している
・洗濯物が終わったのに、干すのを忘れてしまう
→繰り返してしまう理由:なんとかなっちゃうこと、直そうと思っていないこと、まだ慣れていない、かなと

T本さん

・ホテルのチェックアウト絶対ギリギリになる
・人と楽しく飲んでいると、飲みすぎるし、長居しすぎる
→繰り返してしまう理由:O野さんの聞いて、なるほどたしかにと思って、チェックアウトは、なんとかなってしまっているから、結局そのままだなと。これ守らなかった右腕無くなるとかやったら、何とかしてでももう10分ずつ前にしたり、守ると思う(笑)飲みすぎは、普段趣味がないので、それがめちゃ好きなんやろうなぁと。唯一の趣味なのかなと。お店に長居してすみません、とかはあるけど、ザッツ怒られたことないからかなと(笑)

ディスカッション

【思ったこと】みなさん、変えたいとは思っていないということもあったり、好きでやっていることもあったり、色々ありましたね(笑)

変えたいけど変わっていない習慣があるということは、
=同じ思考の回路が変わらない、同じ回路をずっと通っている
=楽している 

ということなのかなと思います。変えない思考が、現実世界を作り出しているので、あり方や数字も同じ、損益の図も変わらない。自分が変わらないから同じ結果(目の前の出来事、人とのご縁、数字)が出るのかなと思います。そこに変化を起こすために、このミーティングで、みなさんご自身で毎月コミットを出して、次の月に検証結果を発表いただくことで、回路を変えている、自分を変えにいくきっかけになればと思っています。
日々の習慣や無意識が数字に表れ、目の前に起こる出来事をつくっている。目の前に起こっていることが、あり方と違うなぁと思うのであれば、自らの習慣や思考パターンを変えない限り、数字も出来事もすべて変わらないんじゃないかなぁと思うんです。

ちえじんとして、あり方と数字、が両方必要だと思っているのは、数字という現実世界に反映された事実を見ることで、あり方に沿っている、こっちの方向であっているなぁ、と振り返ることができるからです。今ライブに来てくれているお客さんは、掲げたありかたに沿っている方なのか、今オファーをいただいているお仕事は自分のあり方に沿っているのか。現状を把握することは、赤字か黒字化を判断することよりも、あり方が反映された数字になっているか、そこの振り返りにとても重要だと思うんです。
自分のあり方を持っておられるのであれば、変えたいけど変わっていない、同じ思考パターンや習慣を変えることで、目の前の現実世界をどんどん変えて、それに近づけていってもらいたいなぁと思います。(ちえじん)

次月へのコミット

O野さん
「直近1.2ヵ月の収入・支払い明細をすべて書き出す(項目名/金額)」

Aさん
「活動目的で、まだぼんやりしている部分(特にTwitter、Instagram、YouTubeなど)を再度考えてみて、書き出す」

T本さん
「6月のライブ振り返りレポートのアップを継続」
「バンドのあり方 を極力端的に文字化して、書き出す」

参加者メンバー感想・気づき

O野さん

自分には気づかない方面で、言っていただて、知らずに抱えてたストレスを言葉に変換してしっかり考えることによって、改めて気をつける事が出来そうです!
やりたい事の為にだと何でも我慢出来ちゃうので、ちゃんと自分の内面にも気づいて行きたいと思いました。
自分の経験では分からない気づきや、事、考え方が沢山あるのだとこの会で沢山学ぶ事があるなと改めて思いました。
ルーティーンに関しても、自分は色々変えてる方だと思ってたのですが考えたら無意識にやってしまうことから自分の生活を良い方向へ変えて行ってみることを意識してみたいと思ったので、今月は意識してみたいと思います。ありがとうございました!

Aさん

本日もありがとうございました!久々に4人揃って良い会になったなと思いました!
私の中で音楽は「なくても生きていけるもの」という印象が強く、仕事にするためにどう需要を作るかを考えていたからこそ「音楽・ダンス・占いは歴史上なくなったことがない」というのが強く印象に残りました。
O野さんの話を聞いていると私にはない思考と発想がでてくるので「こういうのもありなのか」と面白く刺激になっています。4月に大阪の温泉で真面目な深く踏み込んだ話ができたのも、前もって音楽ミーティングの資料を見ていたからこそなので、この会に一緒に参加できてよかったなと思うし、同じグループにいるメンバーだからこそこれからも互いにいい影響与えられたらなと思います。
T本さんからバンドのこれまでを聞くことができて、いずれ全国ツアーしたいと思う私にとっては凄く参考になりました。
メンバー各々が活躍していくことで集客が増えたという話を聞いて、私は個人の活動をグループに繋げるのが難しい印象を持っていたので、自然とそうなったのか何か策を講じてそうなったのか気になりました。(時間なくて聞けず!)
次回バンドあり方を聞けるのが楽しみです。
星川さんのディスカッションでのお話で「ついついやってしまうことは楽をしている状態」というのは言われてみれば確かにと思ったし、「思考が目の前の出来事に現れる」というのは実体験として本当にその通りだなと共感しました。
今回も進行予定を作って頂いたり、次回からの提出期限を見直したりと常にバージョンアップする姿勢が素晴らしいなと思いました。ありがとうございます。
来月も楽しみです!よろしくお願いいたします!

T本さん

まず第一に、腰を据えてしっかり4人でやれたのが良かったです。落ち着いて、お互いの話を聞き合い、コメントし合うことで、今のそれぞれの状態を、それぞれにキャッチし合えた気がしました。
次に、今回、自分は芯棒の更新をしなかったのですが(前回にちえじん陣営からもらったコメントへのこたえが見出せず)、星さんの感想文、そしてAさん、O野さんの芯棒発表を聞いていて、自分は「変わらない正解」をみいださなければ。みたいな発想に凝り固まってしまっていたかな、、と、気付かされました。人にコメントさせてもらっているつもりが、自分も気づかせてもらうという。この会のカタチがやはり真理な気がしました。ありがとうございます。
そして、コミットは回路を変えるため(無意識に楽をして、同じことをやってしまわないため)にやっていると聞いて、なるほど~と、なりました。
最後に。ミーティングの時間を使うのではなく、雑談レベルでも、まだまだAさん、O野さんに伝えて差し上げられること、質問に答えて差し上げられることがある気がしました。定期的にとかではなく、番外編として、一回そういう時間もあっても良いのかなと思いました。
以上です!今回もありがとうございました!来月もよろしくお願いします!!

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