研修会で先輩から後輩へ話している場面。
「まずは、一つの一つの数字を拾って現状を知ること」から
はじめたらいいと思うよ、とアドバイス。
経営理念づくりにとりかかり、
自分は何者なのか、
何のためにこの研修会に来ているのか、
先代から何を受け継ぎ、
地域やお客さまのために、
なんの役割を授かっているのかに
気づきはじめている・・・
するとだんだん、どうなりたいんや、何をしたいんや!
がはっきりしてくるから、
拾った数字からあらわれる現状の数字をみて、
「おやっ?」と思い、異和感を持ちはじめ、無性に動きたくなる・・・
その数字は、売上額とか、利益額だけではなく、
やりたいこと、お客さまに喜んでいただきたいことに
向かっているのか、手前よがりになってないのか。
お客さまの要望に応えたものになっているのか。
社内の歪みがそのままに放置されていないのか。
会社が安定してお役に立ち続けていけるものなのか。
いろんなことに気づくはず。
そうそう、「あり方」の芯棒5項目がありました。
1.どんな人たちと、
2.どんなお客さまに対して。
3.どんな影響を及ぼして、
4.どんな成果、結果をつくり、
5.どのようにして世の中に貢献していくか
をみなおして作り直したり、
根源シートを更新するのもいいですね。
下記図の左の「あり方」が上げれば、右の「やり方」で、
実践して会社の格がついてきますよね。
やっぱり、売上アップと業績アップは違います。
売上アップを目指す人は、左の「あり方」の存在に気づいていません。、
しかも、売上アップのための「やり方」テクニックに走ってしまう、
ドカーンと売上を狙いにいくことが商売、ビジネスなんですね。
業績アップを実践している顧客、個別、地域密着の会社は、
じわじわですが、
成長、変化、進化し生き残り続け老舗になっていきます。
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人と自然に寄り添う、生成化育の経営を伝承
ちえじんの教科書
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