現状(数字)がわかれば改善に向かっていく(実子箒(みぼうき))

2020年01月27日

    業績アップに取り組んでいる会社さんは、

    社内で毎週、進捗表、日額表、予実表を

    使って報告と改善を繰り返しながら、

    未来の数字づくり(管理会計)をおこなっています。

    ココでとっても、大事なことは、

    管理会計(未来の数字づくり)は、

    『意識を持って数字を見る(読む)こと』

    『現状の数字を把握して見る(読む)』

    『意識を持って数字を見る(読む)から、数字と数字がつながる』

    つながるから、気づいて、行動したくなるんですね。

    課題図書「あきない世傳金と銀3(奔流篇)のなかに、

    社員さんを育てる秘訣が書かれていますので紹介します。

    現代の言葉遣いに変更しています。

    やっぱり業績アップは、人の成長を通して利益づくり。

    そのために管理会計で、社員に気づいてもらう。

    忘れないように、思い出せるように書かせてもらいました。

    会社を内側から変えるために社員さんを育てようと思っているなら、

    簡単に答えを見せないこと。

    一時的に結果が出るかもしれないけれど、

    行き詰まったらまた聞きにくるから教えないといけない。

    お蚕さん(おかいこさん)をご覧になったことはありますか?

    お蚕さんが糸を吐くところや、繭(まゆ)になった姿、kaiko_mayu

    その繭(まゆ)を煮るところ等々。

    お蚕さんは、桑の葉を仰山(ぎょうさん)食べて、

    人の中指ほどの大きさに育ったら、

    一本の繋がった糸を吐きだして自分の寝床を作ります。

    この寝床が繭(まゆ)です。

    一匹のお蚕さんが吐き出す糸は、

    約1,200メートルほどの長さになるそうです。

    その繭(まゆ)を柔らかに煮て、糸を引き出すおこないが、

    なんとも不思議で神聖な作業なのです。

    実子箒(みぼうき)という、

    稲穂の芯で作った小さい箒(ほうき)で、143166954074054387180_RIMG5949_20150515145901

    煮た繭(まゆ)の表面を優しく撫(な)でると、

    何筋か繭(まゆ)糸がもつれて出てきます。

    そこから正しい1本の糸口を探していく。

    経営者すべきは、繭(まゆ)を実子箒(みぼうき)で

    撫(な)でてみせるところまで充分。

    知恵の糸口を探し出して、

    正しい糸を引き出す喜びは、社員さんに残しておく。

    そうすることで、社員さんは賢く、強く、成長していく。