一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
経営とは、
世の中が良くなるための一員として、
その会社やお店が、与えられている役割と果たすべき目的に向かい、
ぴったり合う「場(範囲)」で事業をおこなっていくこと。
独自化がすすみ、成長、変化、進化し続け、
すみ分けが起こり、生き残り続けて、やがて老舗になっていきます。
経営の語源を調べてみると、
「経之営之=これを経しこれを営す」 (読み方:これを. けいしこれをえいす)
紀元前八世紀、周の国の詩人が、「祖先文王が霊台という祭壇を築いて、建国のシンボルとしたことを追想して霊台を経始し、これを経しこれを営す。庶民これをおさめ、日ならずして成る」と謳っているらしい。土木工事や建築を始める際、まず経と営という作業を行ったというのである。〔詩経・大雅・霊台〕
とあります。
建物を建てていくプロセスからきているようです。
「経」とは、土木工事や建築に取りかかる際に、まず杭を立て、
その間に縄をピーンと張り、削る所や掘る部分、支柱の位置などの予定をつけること。
まさに、役割や持って生まれた能力を基礎に、経験などを加えて、目的に向かって柱を立てていくようなもの。
「営」とは、工事の初めに、外枠に縄を張りめぐらして杭を打ち込み、全体の大きさ、規模を定めること。
まさに、ぴったりな場(範囲)、つまり事業領域や対象とする地域や業種業態、お客さんの層のこと。
中小規模の会社やお店に、
今後、経営がますます必要になってきています。
今までのように仕事が流れてくるような時代ではなく、
自分たちの強みや秀でているところを知って、
お客さんにアピールして、
それを必要とする相性が合うお客さんと出会って、
仕事を通じて、お互いが成長し合い、
お役に立って儲ける経営をしていきましょう。