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2023.12.12 ミーティング音楽

オンガクジンの部屋 vol.14

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2023.11開催のオンガクジンの部屋にご参加のみなさま、当日の内容を書き起こさせていただきましたので、各社さま振り返りにご活用ください。
※現在のオンガクジンの部屋では、演奏家・アーティストとして活動される方々(ソロ・バンド・ジャンル問わず)で、毎月1回zoomで集まって、理念づくり、活動方針の発表、業績(数字)報告、実務における情報共有をしています。

今回参加者メンバー:O野さん、Aさん、T本さん、ちえじん 計4名

前回のコミットに対して

O野さん 前々回のコミット(前回お休みのため)

「10月の目標シートの内容を実践する」
「実践してみて、減らすものを1つ決める」

O野さん 発表補足
前回は、すみませんでした。すごく自分もキャパシティっていう中で、今月このミーティング以外でも迷惑をかけてしまったことがあって、自分のなかで後悔や反省をしました。星さんのメッセージに対しても返信しようと文章を考えていたんですけど、ずっと考えがまとまらなくて。スケジュールも、画面上じゃなくてスケジュール帳っていう紙にして、やることを書いていくっていうのをはじめています。今後は迷惑をかけないようにがんばるので、よろしくお願いします。

ディスカッション(メンバーからの問いかけ & 思ったことを抜粋)

【思ったこと】Aの仕事もBの仕事もあって、実働よりも何もしていない時間、フリーの時間の時に何をすればいいかっていうのが分からなくなってしまうことがあって。私の中ではタスクをスケジュール化する、っていうのを11月はやったけど、やってもそれもなんかどんどんできなかったりして。結局ギリギリになってしまうということがあって、私も悩んでいるところです。このあとのディスカッションでも深く話ができたらなと思います。(Aさん)

【思ったこと】キャパについて考えるっていうのは、Aさんと同じで、めちゃくちゃ大事なことやと思うんですよね。自分も全く偉そうなことは言えないし、いつもそことの戦いというか。今回、紙の手帳にしてみようというのは、そこが良いなと思って。それが良い策なのかはさておき。最近学んだことの中で、何かミスが起こった時に、チームとして言ってはいけない禁止ワードが「以後、気をつけます」っていう言葉だと。なるほどって。基本はヒューマンエラーっていうのはなくて、すべてはシステムエラーだと。そういうことが起きないシステムにアップデートするっていうことが必要で。手帳にしてみます、っていうことを持ってきたのはすごいなあと思います。それはやってみないとわからないけど、いいなあと思いました。(T本さん)

Aさん 前回のコミット

「物販の在庫管理表作成に必要な項目、情報をミーティング前に、ちえじんに共有して、 一緒に在庫管理表を作成していく」
「クラウドファンディングについての進捗を報告できるように」

ディスカッション

【思ったこと】よくここまでやったなぁと、結構大変なことなんで相当な体力を使われていると思う。もう一息、あと頑張って!最新のクラウドファンディング事情を追いかけられているわけじゃないんでわからないんですけど、リターンのパックになっていくパターン、セットになっていくパターン。俺がやったときは、パックが流行ってたんです。VIPセットとか。通販とかと同じなんですけど、数字が見えることで、この人は応援されているんだという認識がされて、さらなる盛り上がりにもつなげるという。そういう意味で、金額的には変わらないけど、支援者の人数がセットにすることで1人にカウントされてしまうんですよね。例えば、アルバムとレコーディング風景映像をセットにすると1人のカウントだけど、それぞれ分けると2人というカウントになる。そこについて、担当者さんと相談しながらですが、一つ気になったところでした。(T本さん)

【問いかけ】リターンとかの写真の素材は、全部こちらで用意しないとですよね?何かそのイメージとかは湧いてますか?

【思ったこと】私もクラウドファンディングしたことあったんですけど、そこまでファンの方へとか、事前準備ができていなかったなぁと。振り返ったらやれてなくて。ファンの人と相談しながらしたり、それだとファンの人も欲しいものがあるだろうし。良い方向にしか進まないなぁと思ったので、めちゃくちゃ応援してます。(O野さん)

T本さん 前回のコミット

「11/1中に、今までアップできていなかったライブのレポートをアップ」
「11月の振り返りレポートアップを継続」

ディスカッション

【思ったこと】いつもnote拝見して、すごくいいなぁと。私もやってみたいと思いながらも、そこまでのキャパシティがもうないから、XとInstagramだけで精一杯なので、続けているのがすごいなと。ファン目線からしても、そういうのを書いてもらえるのは良いなあと思います。(Aさん)

【思ったこと】noteを私も一瞬やったことがあったんですけど、やっぱり疲れちゃう。文字を打ってやるのもすごい労力だと思うし、振り返りが大事なのはめっちゃわかるんですけど、すごく大変だなあと。手を抜かずにちゃんと書いているのはさすがだなあと思いました。T本さんの言葉の力ってすごく持っていると思うので、その想いがちゃんと伝わるようになっているんだなと、さすがだなあと思いました。T本さんの言葉をお借りしちゃっている時があるので、私も言葉をちゃんと伝えるようにしたいなと思いました。(O野さん)

課題図書「ふるさと銀河線 軌道春秋(車窓家族)/ 高田郁 著」

O野さん 感想
高校時代電車が毎日同じ時間だったので、毎回顔馴染みの電車乗っているメンツみたいのがとても懐かしく感じたのが第一印象でした。
そして、毎回朝挨拶してくれるおじちゃんが居て、本の中に出てくる老夫婦と同じで、結構な年だったので朝居ない人はとても心配になったりしてしまって、友達とみんなで大丈夫かな?とか言っていたりしていたことも思い出しました。
なんか、私もマンションの窓とか、オフィスとか家の窓とか覗くまでは行かなくても光っているのを見ていると私の周りの人たち以外の人生も、目に見えない所でいっぱい広がってるんだなあと考えたりすることもあったので、その中の一つとして、電車で通っている人がふと、思い出に浸ったり、ほっこりしたりそんな風景があるのが、素敵だなと思いました。
見ず知らずの人たちが、今まで会話もしてなかったけど何故か心が温まる空間に、しかも電車が遅れたりしていて、イライラしている人も多い中、誰かの普段の日常が誰かの心を暖かくしてて、私もすごくほっこりしました!

Aさん 感想
一つの老夫婦の普通の暮らしが日々電車に乗る人の疲れた心を癒し、最後には昨日まで他人だった年齢も性格も全く違う5人を繋げてしまう。でもそのことは当の老夫婦は知らないという。すごく温かな気持ちになって個人的に好きなお話でした。
自分の見えないところで誰かの癒しになっていたり、心配されていたりというのはこの老夫婦に限らずあることなのかも知れないなと思いました。例えば「AさんのYouTubeを見てクラリネットを始めました!」とよく言われるのですが、もしかしたら私が認識していないだけで、もっとたくさんの人のきっかけになってるのかもしれないなと思いました。
見える結果がすぐに出ないときはしんどい気持ちになってしまうのですが、そういう時は「手紙屋」の壁の向こうの応援団と今回のお話を思い返して頑張ろうと思いました。

T本さん 感想
温度や湿度まで感じられそうな情景の描写と、その人の心の中を覗かせてもらっているように伝わってくる心情の描写に、グッと引き込まれました。
それぞれ、年齢も性別も立場も違う人たちが、電車の中から見える老夫婦からあたたかい影響を受けるお話。その中でも自分は光子さんのパートが一番心に残りました。『ひとさまの部屋を覗くんは、ほんまはあかんことなんやけれど』『この時間だけは、神さまが私にくれはったプレゼントやと思えて仕方ない』と綴られた光子さんの想いは、”自分と亡き夫が叶えられなかった老後の仲睦まじい姿を、車窓から見える老夫婦の姿に重ねさせてもらっている” ところからきているのだとわかった時に、グッとくるものがありました。
前章でもそうでしたが、やはり、今の自分は家族の事が常に頭にあり、(遠出も多いので)、家を出る度に、”無事帰らなければ” という想いがあります。なので、光子さんの旦那さんの、家族を守れなかった、子どもたちの成長を見届けられなかった無念や、残された光子さんと子どもたちの悲しさや寂しさや苦労を想像すると、いたたまれなくなります。それと同時に、その中を生き抜いて、子どもたちを育て上げて(20年前に中高生ということは恐らく現在は独立されていて)、今も元気に働いておられる光子さんは本当にすごいなと。そんな光子さんが、日々の安らぎというか、癒しというか、想いを馳せる時間を老夫婦からもらっているという構図に心があたたまりました。
「ふるさと銀河線」は、「あきない世傳」を読んでいた時とはまた違う、自分の中にあるものを刺激、マッサージしてもらえているような気分で読み進めています。次章も楽しみにしています。

理念・芯棒の更新、10月度業績報告

O野さん 発表

O野さん ▶ メンバーに聞きたいこと

自分の配信ライブで、芯棒シートを読み聞かせじゃないですけど、読んでて。自分の中での活動、周りの環境が変わってきて、芯棒シートの中身がずっと違和感があったんですけど。みんな素敵だねーとか言ってくれるんですけど、なんか自分で音楽がやりたいことは分かってるんですけど、自分の活動としては音楽以外にも踏み出そうとしている中で、この芯棒シートは自分の活動に沿っていないんじゃないかなと。芯棒シートがあるおかげで、今の自分はちょっとブレてきているんじゃないかなということに気づけてきたのも、自分の中でも気づきかなと思うので、良かったかなと思います。これを発表できること、これがやりたいっていうものがあるのは良かったなあと思います。私にとっては、この芯棒シートは、今の自分の中での違和感を掴めるものだったので、良かったなぁと思いました。

「みなさんは、芯棒シートに沿った活動ができていますか?ぶれていないですか?活動方針に沿って進んでいますか?」

※芯棒(しんぼう)とは

1.どんな人たちと

2.どんなお客さんに対して

3.どんな影響力を発揮して

4.どんな成果・結果を得て

5.お客さんとどんな関係性を願うか

6.どのように社会に貢献するか

ディスカッション(メンバーからの問いかけ & 思ったことを抜粋)

【思ったこと】質問を受けて、私も全然当時とは変わっていて。特に最初の頃なんかは、理想を書いている部分があって、でも活動をしていくと「あ、これズレてるな、全然違うな」っていうのを感じることもありながら、気づいたときに、言葉が出てきたときにそれを修正するみたいなことを毎月毎月更新するみたいなことを2年間くらいして、やっとちょっとしっくりきつつあるかなと。やっぱり活動をしていくと自分も変わるし、成長するし、お客さんとの関わり方も変わってくるし、その度に変えていいんじゃないかなと。そういうもんだと思う、一生完成しないディズニーみたいな(笑)「気づいた!」って思ったときに変えていく。でもそれはすごくいいことで、こういうものがあるっていうのが頭にあると、その自分の心の変化をキャッチすることができるから、「今、信念の部分が変わったかもしれない」とか、「こうしていきたい!」っていうのが出てきたのをキャッチできるので、私は良いなあと思います。自分の活動をしながら、芯棒シートも変えていく、っていうのでいいと思います。(Aさん)

【思ったこと】と同時に、いまAさんとおおむね同じことを思っていて、個人の信念と音楽活動においての理念、一生完成することはないと思っているのは同じだし、ずっと変化し続けることだと思うんですよね。だから俺も、自分が書いてるやつが今もう完成して、絶対ブレないです、っていうのは無い。無いですが、ある程度このミーティングで、その前段階に星さんから質問を投げてもらってキュッとすると、個人の信念を書いて、ある程度それが自分の中に宿っているなと思ってから、あんまりこのシート自体を開かなくなったんですよね。でも今開いてみたら、やっぱりこれを中心に物事の判断基準を持っているなっていう確認ができた。それくらいの段階までは、頑張って持っていくのが良いんじゃないかなと思っている。Aさんの場合だと、理念がしっかリ自分に宿っているから選択肢AとBがあったら、自分の信念理念に沿っているのは、どっちなんだろうっていう一つの道しるべになるというか。音楽以外の活動もとりあえず全部やってみるぜ行動至上主義、は俺は好きやけど、そこを取捨選択するときに、ある程度練り上げた信念があれば、やらないという判断もできる。自分は応援して応援される、っていうことを広げたいと思ってやっているけど、そうじゃない人が応援してくれる感じになった時、その人に自分の時間と心を使わないようにしたり。人間関係においても、判断基準になると思う。それがあると、強い便利なものにもなる。このタイミングで、もう一息、自分の思っていること、考え、実現したいことを深めることも大切なんだと思う。もちろん、それは変わっていくものだというのが前提で。(T本さん)

【思ったこと】うちでは、朝メンバーみんなで理念を読み上げるということをしています。それは、一日をはじめるときに、今から取り組む仕事や作業が、この理念とつながっているなあとか。この理念を実現するためにやっていることだと、感じられることが大事なのかなと思っています。忙しいと目の前のことに左右されてしまうんですけど、ほんとうにやりたいこと、理念と今やっていることがつながっているのか、リンクしているのかを、改めて感じるタイミングが必要だと思っています。
理念と芯棒自体は、音楽家さんとか、業種とかに左右されるものではないと思っています。本来のO野さんの役割と、業種っていうのは、役割を発揮するために、その業種を通してやるだけだと思っています。本来の役割や、O野さんに与えられた使命は必ずあって、それを実現していくのは音楽家さんであっても、タレントさんでも、何でもいいと思います。なので、芯棒や理念に「音楽」という言葉が無くても、もちろんいいと思います。
理念や芯棒がどんどん明確になっていくと、自然と周りの環境や出会う人、が変わってきます。周りからのO野さんの見え方も変わってくるし、やりたいことがはっきりしてくるから、それに共感したり、応援したい人がO野さんのことを見つけやすくなったり、起こる出来事が変わってくる。今回、自分で書いた芯棒シートに違和感を感じた、というのはめちゃめちゃいいことで、今書いていることと、やりたいこと(やっていること)がつながっていないから、リアルで純粋な感覚だと思います。今回のように、このミーティングで理念や芯棒を共有してもらうことで、仲間から「なんか活動とか数字見ていると、理念とちょっと違う感じになってない?」とか、客観的に気づかせてもらうこともあります。「実現したいことはこう書いているけど、この活動はどんな風にそれとつながっているの?」とか。なかなか自分一人では、気づけないところもメンバーからもいろんな気づきをもらえるので、ぜひ日々問い続けながら、理念芯棒も更新してもらえるといいなあと思います。(ちえじん)

【思ったこと】自分の心 > 理念・芯棒シート > 自分の活動・・・(循環)っていうのがあると思っていて。心が変わったなら、理念・芯棒シートに反映させて、それに沿った活動をしていく。活動の中で、自分の心が変わったら、またシートも更新していくっていう順番かなって。今の活動がこうだからシートを書き変えるんじゃなくて、自分の心がどんな状態なのかっていうのが一番大事。本当に自分がやりたいこと、ありたい姿、に向かっていくなかで、そこに付随している余計なものとかを削ぎ取って、削ぎ取って、「あ、これが大事だったんだ!」っていうことに気づく感じなので、付け足していくっていうよりは「洗練されていく」っていうイメージ。(Aさん)

【思ったこと】今の話の流れで、信念を見ていると、これをやってそうな感じはする。っぽい感じはする。音楽活動の理念になった時に、音楽じゃなくてもいいと思う。それが本当にそうなのかっていうことを考えてみてほしいなあと思う。O野さんは、音楽以外にもタレント活動もすると、それは今の理念の状態でいくと、それでもいいと思う。音楽からプラスに感じる人もいれば、それ以外のことからプラスを感じてくれる人もいるって思うと、現状文字にしているもので分析すると、音楽じゃなくてもいい状態というか。それが本当にそうなのか、っていうのをまず自分の心に問うてみて、そうだとなった場合は、今の広げ方でいいじゃんってなるし。自分が心を動かせるというところに、中心には音楽が無いとだめなんだってなった場合は、それでまたぎゅっと焦点が絞られることになるだろうし。どっちがいいとかじゃなくて、O野さんのなかにあるものはなんだろうっていう、それを知りたいなと思いました。(T本さん)

【問いかけ】今、色んな種類のお仕事をされていると思うのですが、すべてに共通しているもの、共通している想いはなにかありますか?

【思ったこと】何でもやってみることは大事で、でもやってみて違和感を感じたら、2回目はやらないとか、辞めるとか。自分の理想としては、優先順位が一番高いものに一番熱量を注げるというのがいいなあと思っていて。配信をしているけど、トップライバーを目指しているわけじゃない。でも、配信では応援してくれている人たちに最終目的地を共有している。それこそ、あり方みたいなものを共有して、そこに向かってやっていく。それと沿わない人(ただ可愛いとかで近づいてくる人)は、少し距離を置いたり。Pocochaはコミュニティを大事にする文化があるから、自分はそれがマッチしているなあと思うので、そこを大事にできない人は少し違うなあと思ったり。自分の信念に沿った人をどんどんお迎えするという感じ。だからこそ、自分の信念に沿った配信の活動ができていると思う。あり方に沿ったやり方をしていかないと、全然違う方向に行ってしまって、リンクしないという状態になってしまうし、自分もそれがあったので。周りにあり方を伝えながらやっていくと、全部がつながってくるんじゃないかなと思います。(Aさん)

【思ったこと(お願い)】まず、一つのことをやり切る、小さい約束こそ丁寧に守る、ことをぜひ大事にしてほしい。このミーティングでも、気づきのアップとか、資料アップ期日とか、いろんな小さな決め事がありますよね。まずそこから大事にしてみてほしいです。このミーティングは、誰かのためじゃなくて、ほんとうに自分がやりたいことは何か、自分を問い続けるためにあるというのが一番の大きな意味です。小さいことをいかに大切にできるか、で自分自身も、周りの環境も全部変わってくるんじゃないかなと思います。ぜひ、次月のコミットにしてください(笑)(ちえじん)

【問いかけ】今、理念や想いの所をずっと更新してもらっているんですが、事業として考えると、これが実際の活動にどのように反映しているのかを見る必要があると思います。数字を見ていくときに、多い少ないじゃなくて、この理念が数字にどう反映しているのか?が一番大事だと思うので、少しずつ現状を把握する所からやってみませんか?

Aさん 発表

ディスカッション

【思ったこと】見込み数字の想定を含めて、目標に数字が届いているのは、Aさんの計画性と、緻密にやっているのが花開いたような感じなのかなと思いました。それがこうして数字に表れているのがすごいな、良いなと思いました。(O野さん)

【思ったこと】めちゃめちゃいい発表だし、数字をつけることで見えない不安を見える安心に変えているというか。数字をしっかり見ていなかったら、配信を減らしたら収入が不安定になるんじゃないかとか、でもその実態は見えていないみたいな。ほんとうは主催ライブに集中したいけど、こっちを減らしたら大変になるんじゃないか、みたいなことにならずにやれている。数カ月前に、Pocochaに力を入れますってなったときも、何か月後にはこれくらいになっている予定で、とかも発表していたことが言ったとおりになっていっているし。この数字をつけることの意味、効果効能としてあるなあというのを見せてもらいました。(T本さん)

【問いかけ】11月のクラウンドファンディングの変動費というのはなんでしょうか?

【お願い】来月は、2023年度を振り返って、2024年度の目標数字を新たに作ってきてもらえたらと思います。(ちえじん)

【問いかけ】クラウドファンディングのところで、ただただ応援っていうリターン無しの応援があると思うんですけど、それは1,000円のみの一択なのはあえてなのでしょうか?ほんとうに、物は他の人に渡してあげてほしいし、ただただ金額的に応援したいという人もいるのかなと思ったのですが、その場合はどうされているんでしょうか?

【思ったこと】クラウドファンディングでファンの方からの紹介で応援してくださった方がいた場合、初めましてということなので、リターンを考えておられるのであれば、物品やグッズというよりか、Aさんの想いや姿勢が伝わるようなこと(モノ)、Aさんという音楽家や人間性を感じられるようなことがあると、より良いんじゃないかなと思いました。(ちえじん)

T本さん 発表

T本さん ▶ メンバーに聞きたいこと

「みなさんからみて、うちのバンドの数字(損益計算書)を客観的に、どんな風に見えているのか、感じることを教えてもらいたいです」

【問いかけ】自分は個人でさせてもらっているからこそ、このバンドというグループの数字は規模感もそうだし、月によっても全然違うのでおもしろいなというのと、年間実績のところを暫定で見たときに、目標に対して実績を見比べると売上は****円くらい実績が上回っていて。粗利の目標もそれに伴って%の達成率。営業利益もプラスで残っている。このままいくと営業利益もだいぶ上回って残せると思うのですが、これをどんな風に使う予定ですか?そこが気になります。

【思ったこと】数字が伴っていて、それ以上の結果になっているというのは、すごい。利益を次のプロモーションに回そうというのも、こんな風に数字があってこそだなあと思うので、活動の計画、方針を決めることにもつながるし、凄いなあと思いました。数字を出すことで、目標もできるので達成につながるというのもあるなあと見ていて思ったので、凄いなあと思いました。(O野さん)

【思ったこと】数字を見て思うのは、粗利実績があって、それぞれの内訳の構成比率をみていくのも大切かなと思います。全体の粗利実績のうち、どの項目がどれだけの比率があるのか、というのも振り返りの中では見たいところかなと思いました。売上では大きな数字が出ていても、変動費がかなり大きいと、粗利額として残るのは小さかったりするので、売上の数字ではなく、粗利益の数字をしっかり見ていくことが重要なのかなと思います。(ちえじん)

【問いかけ】前回質問させてもらった、年内のツアーの実行予算を組んでみて、この数字でほぼほぼいけそうという想定でしょうか?

【問いかけ】ツアー限定のグッズというのは、4箇所公演があるとすれば、どんな風に販売管理をされるのでしょうか?在庫が余ると困ると思うのですが、最後の公演で1つもなかったらそれはお客さんに申し訳ないし、というのがあると思うのですが、そこはどのように調整されているものでしょうか?

【お願い】来月は、2023年度を振り返って、2024年度の目標数字を新たに作ってきてもらえたらと思います。(ちえじん)

テーマディスカッション「良いパフォーマンスを発揮するため、心の余裕を持つために工夫していることはありますか?」

Aさん(今回テーマ担当者さん)
皆様忙しいスケジュールや沢山のタスクが何個もある中でお仕事をされていると思います。
その中で良いパフォーマンスを発揮するため、心の余裕を持つために工夫していることはありますか?ここ最近スケジュールやタスク管理を自分なりに工夫しながらも上手くいったり、いかなかったりで、難しいなと感じるテーマだったのでみなさんにお聞きしたいと思いました。

O野さん
めちゃくちゃ良くない例なんですけど、昨日コンサートがあって、急遽お手伝いの人が来れなくなってしまって。スタッフさんがいないという状況になった。そんななかで、「なんとかなるや」って。焦った時こそ、なんとかなる。自分の心の平穏を保つためにも、なんとかなる。っていう風に落ち着かせています(笑)

T本さん
まず、全員が向き合う課題だと、ほんとうにそう思います。工夫していることでいうと、調整日をつくるっていうこと。この日は、もう白マスを死守する。空き日ではなくて、メンテナンス日であり、調整日であり、仕込み日であるっていう。先に確保しちゃうっていう。新規の案件の打合せ日の候補くださいってなっても、そこの白マスの日程は出さないし、リハーサルのスケジュールも出さない。そこの白マスで、いろんな追いついていないこととかを取り返す。それが終わったらお風呂行くとか、息抜きにする(笑)

Aさん
タスクを全部メモにバーッて書き出して、今日やることを項目ごとに分けて、やりたいこととを書く。ライブだったら、セトリを考えるとか、物販を考えるとか、練習する、とかを書いて。クラファン何日までに進める、とかも書いたり。SNSでこの宣伝をするとか。動画編集をいつまでにするとか。全部箇条書きにして、()でいつまでにやるっていうのをなんとなく決めておいて、やる。スケジュールの管理の仕方を、配信を黄色でカレンダーにいれて、それ以外を赤色で入力したりとか。なんとか前半はそれでうまくいっていたんですけど、後半がそうはいかず。ライブについて、実働じゃなくて考える時間が多くなってきてしまって、脳のキャパも使うし、時間も結構使うしで、結局できなかったみたいなことがあって。

ディスカッション(メンバーからの問いかけ & 思ったことを抜粋)

【問いかけ】スケジュール管理、ということが出てきましたが、みなさんはどんな風に日々のスケジュールを管理されているんでしょうか?

【思ったこと】全部googleカレンダーに入力してて、このミーティングの資料アップ期日とかも入力したり。ラジオのコメントとかも、いつまでにとかも入力するし。コロナ中とかは結構ちゃんとできていたけど、コロナが明けて、実働が増えてきて難しくなった。コロナ中とかは、まず朝起きて、パソコン開いて、まず一日のタイムテーブルを作るんですよね。なんなら歯磨きレベルまで書く(笑)シャワー、ストレッチ、何時から何時まで読書、資料作り、移動とかも何時家出発、何時どこ到着みたいなのを書くと、空き時間がわかるんですよね。そうすると、ココでなにができるなっていうのがわかる。ただ、これが実働が増えてきたことで、崩れてしまった。まず家で朝起きてパソコンを開くっていうのが、金土日家に居ない場合もあって、出先のホテルでパソコンを開いてっていうのができなくなってきて。今言っていて思ったけど、これはすごく時間があるときに、その時間を無駄にしないためのものなのかもしれない。忙しい時でもこれができれば素晴らしいんでしょうけど。それが秘書ってそういうことなんかなと思ったり。(T本さん)

【思ったこと】私は今までweb上のカレンダーに書いていたんですけど、画面で見るとすごく表記が小さいじゃないですか。一回クリックして開かないと見えないので、それが向いていないなあと思ったので、今は紙のスケジュール帳で、日付の横にメモ欄みたいなのがあるものを使い始めています。そこに、今日やりたいこと、やることリストみたいなのを書いてます。あと、普段自分が思いついたこと、些細なことでも書き込んだりしています。やり終えたらチェックをつける、っていう感じです。なんとかなる、っていう根性でいってしまうことが多いので、そっちで生きてしまっているので、T本さんのそこまでできるのはすごすぎる(笑)(O野さん)

【思ったこと】一つ、やり方(手段)という点で、うちの社内ではgoogle keepっていうのを使っています。Googleのアカウントさえ持っていれば、ドライブやスプレッドシートと同じように無料で使えるアプリです。チェックボックスきのうとか、シンプルなメモの用途でも使えるし、やることリストてきな使い方であれば、便利かと思いました。(ちえじん)

【問いかけ】みなさんのお話を共有して、今回のテーマの解としては、どんなことがあげられるでしょうか?

【思ったこと】やっぱり調整日をつくる、なんとしてもその調整日を死守する、かな(笑)って言っていてもはいってきちゃうんですけどね(笑)でも、そこの調整日で負債を一気に取り返すっていう感じかな。〆切を2つ設定するっていうのもあって、着手する日、その資料の〆切日っていうのをつくるのも良いよって、聞いたことがあります。情報共有です。(T本さん)

【思ったこと】私は結構パワーで押しきっちゃうタイプなので、「なんとかなるや」っていうのを言い聞かせて、まず落ち着かせること。周りの人に、その言葉を言ってもらうこともあります。「絶対この世界はどうにか流れるようになっているし、うまくいくようになっているか、一旦落ち着こう」っていうので、今やるべき一本道をまず見つける。最初に手を出すべきことを見つけるというか。なんとかなる、っていう言葉で一掃します。あと、携帯にいろんなスケジュールを書いていると、他の画面も見えてしまって、連絡返さなきゃとか思ってしまうので、まずは紙に全部書き留めておくっていうのが自分にはいいのかなと思います。(O野さん)

【思ったこと】物事を決めたり、カロリーを消費するようなことを後に回してしまっていて、そんな自分が嫌で、「後回しにしてしまう人」で検索をしてみたり(笑)でも、なんとかなるっていうことで、やるっていう。(Aさん)

【思ったこと】前に、知り合いの美容師さんが、英語とかも全く分からないまま海外に仕事に行ったときに、「街を歩いていても英語が読めないから、看板に書かれていることも意味が分からないから、見えていても全然疲れなかった」っていう話をしていて。それだけ、普段目にしているものから、無意識に情報を取得してしまっているんだなあと思ったんです。なので、私のおすすめは、考え事をするときこそ、できるだけ情報をシャットアウトすること。身の回りを掃除したくなるのも、余計な情報が入ってこないようにという意味で、衝動的に掃除がしたくなるのかなと思ったり。私は普段、とにかく画面とか情報から離れて、自然の中を歩いたり、自然に触れる環境に身を置くことを大事にしています。会社の近くに植物園があるので、15~30分くらい歩きます。公園とかでもいいかとおもうので、考えが複雑になっている時こそ、自然に触れるのは結構おすすめです。(ちえじん)

次月へのコミット

O野さん
「理念、芯棒を改めて考え直してみる」
「数字をつけていくこと」
「小さな約束事を守ること」

Aさん
「クラウドファンディングの進捗を報告」
「在庫管理表を引き続き作成(ちえじんと一緒に)」

T本さん
「12月の振り返りレポートアップを継続」
「PLの売上項目(CD手売り)を入力する」

参加メンバー感想・気づき

O野さん
この会をやると毎回ポジティブというか、活動への前向きな力を沢山いただけます。本当にありがとうございます!些細なことでも違う観点からの刺激や、自分が言葉にする事、言ってもらうこと、投げかけてもらう事でたくさんの学びをさせていただきありがとうございます。
そして、今回こそですが、本当に皆様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、私もちゃんとこれからに繋げようと素直に思える空間で、反省点をしっかり活かして行きたいと思いましたし、当たり前の事が出来てなくてくだらなすぎる自分ですが、根本から自分もしっかり叩き直したい部分なので、勢いも大事ですが少しずつ成長もさせていただかせて、本当にありがとうございます。と、しっかりこれからも皆様と成長して行けるよう精進します。
今でも悩んでるのに、この会がなかったら今の私は何を考えて活動していたのだろうって考えると中々怖いですが、、、笑
皆様と出会えた事が毎回本当に私の成長です!ありがとうございます。
そして、もっともっと積極的に分かりやすい質問と、意見を言えるようにも頑張ります!
また来月よろしくお願い致します🙇🏻‍♂️✨

Aさん
1年間の目標数字を設定して毎月つけていくことで見えない不安がなくなったなと感じます。
昔は「収益が高ければ高いほど良い」と思っていたのですが、今は「これは誰にどういう価値を提供して得た売上か」と数字の中身を大切に思うようになりました。そのおかげで最近は自分らしい活動のバランスを少しずつ取れるようになってきたなと思います。
芯棒もそうでしたが、目標数字も続けていくごとに等身大の自分に洗練されていき、その上で成長できている感覚があります。
発表し合う仲間がいるからこそ続けられているなと本当に感謝しています。
ありがとうございます!
今月はキャパについて自分なりに工夫しながらも若干パンク気味だったので、今回こうして情報共有ができたのが本当にありがたかったです!
来月もよろしくお願いいたします!

T本さん
今回もありがとうございました!感想文での各々の視点からの感想がいつにも増して、『その発想はなかったな〜』が多くて、みんなで感想文を出し合ってコメントし合う事のおもしろさを改めて感じました。
そして今回は全体を通して、”自分のキャパシティーやタスクとどう向き合うか” というテーマが流れていたように感じました。その現代人がみんな持っているであろう(頭を悩ませているであろう)テーマと向き合う(解決していく)時にも、「あり方」をもとに「やり方」をキチンと取捨選択する事が大事なのかなと改めて思いました。
もう一点。今回は一点明確な反省点があり、「文字にする」行程を省いてしまっていた質問の時に、全くうまく伝えられなかったシーンがありました。これは、場数を踏んだり慣れてきた事で丁寧さを欠いてしまった事が原因だと思うので、口頭で話す事でも、「文字にする」行程をキチンとやってから臨もうと思います。
来月も、楽しみにしています!引き続き、よろしくお願いします!

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