一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう

2023.11.04 ミーティング建設

ケンチクジンの部屋 vol.07-4

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第7期 CRC利益UP研修 2023.10

地域のお客さんに寄り添う工務店の社員さんが、数字を持ち寄り、仲間と情報交換しながら、がんばっておられます。CRC(進化し続ける地域密着リフォームの会)にご賛同いただいている工務店の経営者のみなさま、ダイキンHVACソリューション近畿さま、いつもありがとうございます。謹んで、当日の状況を掲載させていただきます。

ご参加のみなさま、おつかれさまでした。グループワークの内容、アドバイザーさま、オブザーバーさまのコメント、タイムキーパーコメント、みなさんの感想を書き起こさせていただきましたので振り返りにご活用ください。

第 7 期 理念・ビジョン・方針

【理念(目的)】
強みを磨き、活かす、価値の高い 住まい専門店の集団になる

【ビジョン(目標)】
各社すべて目標数字(付加価値=粗利益)の達成

【方針(行動指針)】

◆基本を大事にする
・小さな約束を守る(自分との約束も)
・礼節を尽くす
・仕事の数字を知る

◆心理的安全性の高い環境をつくる
・年齢、性別、職種に関係なく一人の人として敬意を払う
・相手の意見を理解することに努める(黙って聞く、否定しない、圧を与えない)
・自分の経験を人に押し付けない
・感謝の言葉を積極的におくりあう

◆自分を成⻑させる
・目標を持つ(チャレンジ)
・心を磨く(人間性)
・専門性を高める(自分の強み)

◆チームで成果を上げる
・ひとりはみんなのため、みんなはひとりのため
・自分の仕事の前後を理解する
・情報共有の仕組みをつくる

課題図書「夢をかなえるゾウ」水野敬也著“サービスとして夢を語る”

▶S下さん(TPA)

みなさんの感想文を読んでわたしが一番印象に残ったのは、W尾K奈さんの感想を読んで、私たちの仕事がお客さまの夢を叶えているんだと改めて実感しました。お客さまの夢を聞き、お客さまの夢をみんなで応援し、実現させるお仕事なのだと思います。そう考えるとここにおられるみなさんは、みんなが聞いて楽しいと思える夢を実現させていると思います。自分の夢の実現ではなくても、お客さまの夢を実現させる素晴らしいお仕事だと感じました。

▶N川さん(T住設)

みなさんの感想を読ませてもらったんですけど、F川さんが書いていた言葉では、どんなことでも語れるというのが、引っかかって、みんなほんまに感想文をちゃんと書いているのかなぁと思って。僕は書いてないです、すみません。みなさん、ほんとうに思ったことを言えているのかというのが疑問を感じたところです。偽っていないかというのがちょっとありまして、F田さんとか。感じたことの一つ。夢と幸せをみなさん多く書かれていたので、幸せとは何かを考えさせられましたし。感想文の感想って何?とずっと思っています。

▶T津さん(T工房)

みなさんの感想を読ませていただいて、みなさんの人の役に立ちたいというところが、性根なのかなぁと思いました。S藤さんの感想文が印象的で、自分が楽しい作業は何かを明確にして、力を伸ばせるようにしますというところで、ぼくも自分が楽しいと思える作業で人に役に立ちたいなぁと感じました。

▶W尾アドバイザー(W工務店)

サービスとして夢を語るという課題なのですが、わたしたちリフォームを手掛ける業者としてお客様に夢を語るというのはどういうことなのかを考えてみました。最近、介護保険を利用した工事の引合いがありまして、中年の方が手すりを必要だというのもあるのですが、リハビリをしてもとの体に戻るという前向きなときは、いいのですが、高齢の方で、段差をなくすとか、手すりを付けたりというのが大半です。あまり前向きじゃない気持ちで仕事に取り掛かっていたのですが、今回の課題を読ませてもらって、そういう後向きのことばっかりではいかんなぁと考えて、高齢者の方にももっと明るい夢を語るようなことがあるんじゃないかとちょっと考えてみました。例えば、2階にあがればいい景色が見えるんだけど、足が悪いから、不自由だから、ケガのもとだから、2階には上がらないでくださいと言って、手すりもつけてもらえないというのがわりとよくあります。そういう方にはホームエレベーターで2階にあがってもらうことを提案したり、ほぼ寝たりきり状態になっている方もありますけれど、われわれが、一家団らんしているリビングの横で、ベッドを置いて生活できるような提案をして、前向きな気持ちで取り組んでいったらいいんじゃないかと気づきました。

▶O月アドバイザー(I工房)

さっき、幸せとは何かという難しい定義を言われていましたが、みなさんここに集まっている人が共通しているのが、人の笑顔を見たい。お客さんの夢を叶えるぞうの人たちじゃないかと思います。でも自分の夢って、お客さん自身もわからないんですよね。だから、お話を聞きながら、どういうふうにしたらこの家族の方が、幸せになるかなぁと思いながら、私もお客さんの話を聞くようにしています。夢を語るということなので、わたしもこのCRCの夢をちょっとだけ語らせていただいたら、たぶん同じような思いでここに集まっていらっしゃるんじゃないかなぁと思っているんです。小さい会社ばかりですが、この思いというのがだんだん重ねていくとみなさんの思いが、どんどんと高まって高くなっていくと感じ取っているんですよね。一個、一個の点が線になって、面になっていったら多くの家の方々が、ほんとうに幸せに、笑顔でいっぱいになるんじゃないかなぁというふうに感じ取っています。そういう会になったらいいなぁとわたしも一生懸命に勉強させていただこうかと思います。

▶W田アドバイザー(D住研)

今回は、サービスで夢を語るということで、すごくいい課題だなぁと思って聞いておりました。私ごとになりますが、私は現場あがりの監督から今の仕事をしているのですが、現場の人間はついつい現実がわかっていますから、お客様の話を聞いて、ついつい現実論を話しがちなんですよ。K奈さんが書いておられたように、お客さんの夢を自分の夢のように思って、そして夢を語る。これっていい言葉だなぁと思っていましたが、まさしくこれで、ついつい現場を知らないからとか、建築的な知識が無いからとか、そう思いがちな部分もあるかと思いますが、現場を知っているからこそ、現実を知っているからこそ、ダメな部分があるので、知らないことは決してダメなことじゃないんですよ。やはり、お客さんの夢を我がこととして聞けるかというのがお客さんの夢を実現する入口だと思うのでその部分に自信を持って、知らないからとネガティブに思うんじゃなくて、知らないからこそ、出来るんだと思っていただいて、取り組んでいただいたら、必ずお客さんからありがとうという言葉がいただけると思います。これが成長の源泉になると思いますのでこれからも一緒にありがとうをいただけるよう頑張りましょう。

▶総評

今回のサービスとして夢を語るというところの建築のなかでの解釈なんですけど、語るより

も聞いてあげる方がいいのかなぁと、一番最後に変えたいなぁと思っているんですけど。なぜかというと、ほとんどのお会社さんでも、お客様の問い合わせとか、来客とか、お電話をいただいたときに、「床を張り替えて」とおっしゃっていたら、なぜ床を張り替えたいのか、隠れた欲望が潜んでいるんです。それをサービスとして聞いてあげてほしいと思っています。そうすると、今度大事なお客さんが来るから、玄関から張り替えて綺麗にしておきたいとか、その大事なお客さんって誰ですの?とか、そういう聞いてあげるスキルというか、聞き方のスキルをあげていくと、お客さんはものすごく気持ちが良くなるなぁというのを体験しています。これはどんな小さな補修工事であっても、同じことなのです。立派なお庭ですねとか、ちょっと植木が茂っていますけど、立派な木がありますねとか。ということを言うだけで、お客様から、実はこの木はね、だれだれからもらった木でねとか、孫が生まれたときに植えたのよとか、そういうお話がどんどん出てくるんです。そうすると住んでおられる土地、住んでおられる建物に対して愛着が湧いてくるし、ほのぼのとした空気が流れていくんですよね。そういったことをやるのがこの地域密着の工務店の使命じゃないかなぁと。ここにきて非常に、価格面で、攻勢をかけているチェーン店もいろいろありますけど、私たちは地域に住んでいて、そこからどこへも行かないわけで、ずっとそこで商売をさせてもらうわけですから、しっかりとお客さんと馴染んでいくというほうが、大事じゃないかなぁ、お客さんが話していて、心地いいなぁと思ってもらえるような、サービスをやっていくのが大事じゃないかなぁと思っております。語るではなく、聞いてあげるほうが、ほんとうのお客様に対するサービスになっていくのかなぁと思いますので、提案はそこそこじゃなくて、この業界に5年いれば、みなさんプロばっかりですので、スキルは勝手に上がっていきますので、できるだけお客様の話を聞くという、そのポジションでサービスをお願いしたら、いいかなぁとわたしは思っております。

グループワーク

A課

【T山さん(T住設)】

▶W田N美課長(D住研)

最近、進捗表にもモチベーション、モチベーションが、上がらへんと書いておられるんですが、具体的にどんな感じなんですか?

▶T山さん(T住設)

まあ、ストレス。現場でのストレスかな。僕が一番下で、N川、K子、社長がいるなかで、板挟みになって…。一人はこういうけども一人はこういうみたいな。作業やっている時に違うことを言われるみたいな感じで。ストレスの積み重ねがやる気を失っていってるんかな…。っていう感じですね。

▶W田N美課長(D住研)

それを聞いてN川さんどうですか?

▶N川さん(T住設)

8割パワハラしてます。僕。余裕で…。昭和生まれなんでそんなんパワハラ当り前ですやん。何が悪い、働け時間あったら(笑)

▶T山さん(T住設)

お前!(笑)

▶W田N美課長(D住研)

N川さんのせいですやん(笑)それは社内でやってください(笑)ま、パワハラは良くないんでね。(笑)

▶S岡さん(D住研)

え?お忙しいとは思うんですけど(インスタの)写真だけでも撮っていただけたら。で、まあなんでも写真撮っといたらええんちゃいます…とりあえず。

▶T山さん(T住設)

その写真について、社長ともしゃべったんやけど、完工ビフォーアフターの写真だけやったら、なんかほんまに商品の宣伝みたいになってしまうし、そうじゃなくてインスタをやっている理由として、会社と社員を知ってもらいたいというのがあるから社員が映った状態で撮りたいんやけど、撮れる状況にない現場が多いっていう…。現場の空気が悪いね、なんか。

▶S岡さん(D住研)

作業し始めのところとか、社長には今から作業するとこ撮るんでとかでいいんじゃないですか。社員をメインでする時は。

▶T山さん(T住設)

N川と二人で行っている時は、勝手に撮ったらいいんやけど、K子と二人で行ったら写真を撮るとかいう空気にならへんというか。

▶W田N美課長(D住研)

勝手に撮ったらいいじゃないですか。

▶T山さん(T住設)

そう、写真を撮っても、なんでそんなんしてんの?みたいな。他にやることあるやん、みたいな感じになるから。

▶W田N美課長(D住研)

そんなん1秒もかからへんじゃないですか。写真くらい…。

▶T山さん(T住設)

それが通用しないんですよ。

▶W田N美課長(D住研)

まあ、工事の記録残すのでとか、これからそれを癖付けしていったら、受け入れてもらえるとかないですかね?なんかブログ用とか言ったら理解できないかもしれないですけど、工事の記録を残すっていう意味だったら、受け入れてもらえそうな気がするんですけどダメですかね?

▶T山さん(T住設)

一回やります。

▶N川さん(T住設)

その件については、俺が言うんでもなく、社長が言わなあかんなと、社長が言ってました。はい。

▶S岡さん(D住研)

じゃあ、社長に言ってもらって、社長から圧をかけてもらうということで。頑張ってください。

▶T山さん(T住設)

ありがとうございます。

▶S藤さん(TPA)

僕もこのPDCAについては、先ほどの話でそもそも根本的な理由が現場の空気とかあると思うので、PDCAの話よりもそこの話の方が重要なのかなと思います。PDCAについては特にないです。

▶F川さん(D住研)

前回と同じなんですけど、K子さんやったっけ、特にそういう方には言いづらい的な…。写真撮りづらいとか言われてたんですけど、やっぱりN川さんがおっしゃってたように、一番最初にF田社長が言われていたみたいに、なぜそうしないといけないのかっていうのをK子さん自身が理解していない。単純にそれだけのことだと思うので、それを社長から理解してもらうような形で、そういう場を設けてみんなで話し合うっていうのが必要になってくるんじゃないかなと思いました。当然N川さんとT山さんはこの会で理解しているので少しでも意見を言おうとなっていると思うので、それを理解しないとそれが出来ないのかなと思います。うちとこにも一人いますけども…以上です。

▶F田社長(F工務店)

はい、いまF川さんおっしゃったのと同じことを考えていましたので、前回か前々回にO月社長がこの案、このPDCAの目標は本当にみんなで共有してこうなったの?と疑問をなげかけてはったので、そういうところかもしれないと思ったり、なぜ写真を撮るの?というみんなの共通の認識が大事なんだろうなと思います。それだけです。

▶O月アドバイザー(I工房)

モチベーション上がらんとね。先に進まんよね。で、その一つが、一番最初にT山さんが言ってた、この間社長と話しして写真を撮らんといけんなということ。まだこれT山さんが肚落ちしてないのよ。T山さん自身が。最初にいったようにT住設さん自体がどんなお客さんにこれを発信したいのか?とかそれをすることによって自分たちのワクワク感・モチベーションが上がって、K子さんも含めてみんながチーム一体になってその一つの目標にすすめるのかというのが足らないんだと思う。もう一回ね、時間かけて話をした方が良い。みんなの肚落ちのところまでいかないと…。まず誰でもいいよ。T山さん一人が肚落ちしたらもうちょっと取り組みが違ってくるから、それが他の人にも波及してくるんだけど、自分自身が肚落ちしないものが、いくら写真撮ったら良いとか言っても、K子さんも振り向かないし。もう一回T住設さんがこの地域で、あそこでこういうことやりたいんだということを、もう一回議論した方が良いと思う。遠回りになるかもしれないけど、もう一回そこの点を杭をうたないと、あっち行き、こっち行きになってしまう。だからモチベーションが下がる。自分自身の杭を打てるように話をした方が良いと思う。以上です。

▶S木さん(D住研)

私も通信だったりとか、ブログに載せるたびに写真がないというのが結構あって、もう最近はそれを載せるために工務さんに撮ってください撮ってください。さあ私が撮りに行くんでみたいなそういう話をしたことによって、この前は撮ってなかったS岡さんでも撮ってくださったので、その話し合いをした方が良いなと思います。あと一つ質問なんですけどこのインスタをお客さんが見られて、なんかお客さんから感想とか言われたりとかありましたか?

▶T山さん(T住設)

感想…。通信を持って行って、「見てるよ~」とか、「このあいだあそこに行ったんやなぁ~」とか言われる人もいるし、登録しとくわ~って言って登録してない人もいるし。見ておられる人は何人かいるとおもいますけど。

▶S木さん(D住研)

なるほど、その人たちのために今自分はこうやっているよ~っていうのを発信するというのをT山さん自身がこころに持ってもらえたら写真撮らな!ってなると思うので、あとはK子さんとかと話し合って、そこは工事してる写真であったりとかは撮らせてもらえるように話し合いしてもらえたらと思います。以上です。

▶W田N美課長(D住研)

時間になりましたので感想お願いしていいですか。

▶T山さん(T住設)感想

はい、いろいろと問題があるけど一つずつやっていかなあかんのかなと思っています。社内全員が同じ方向を向くっていうのが今のT住設で難しんじゃないかなと思うので、あとは社長とN川と相談してちょっとでもどういう風にしていったらいいかを考えていけたらなと思います。以上です。

【S岡さん(D住研)】

▶S藤さん(TPA)

進捗表をみせていただいて、S岡さんがキッチンの入替とかを受注されたんですかね。そういうことをされているのがすごく良いなぁと思います。現場とか出ていると結構そういう大きい案件とかやるのはすごく大変だなぁと思うんですが、そういうところとかどれくらいの時間がかかるか?何が大変かというところを聞きたいです。

▶S岡さん(D住研)

キッチンの現場はS木さんと現調行って、S木さんにその日までっていわれたのでその日までに行かなあかんってなって、とりあえず図面、業者さんの見積依頼を送らなあかんけど、送る際に資料が必要やし、パッと図面書いて、とりあえず、工事内容と見積お願いしますっていうのを言って、各業者さんにこれまでに作らなあかんし、この日までに見積絶対取らなあかんと伝えて見積依頼したのと、キッチンとかメーカーの見積なんで現調一緒に行ったS木さんにお客さん言われていた仕様で見積取っておいてと言っておいて、過去のキッチン工事(履歴)と似たようなことになってくるんで、過去のキッチン工事引っ張って来て、多少の工事内容の変更あるんで、その項目を真似しつつ、今回の見積に必要な分増やして、いらない分減らしてとかやってます。今回は結構S木さんがタカラ(スタンダード)のショールームに見積出さなあかんのですけど、ギリギリやったんですが朝からS木さんに渡したんですけど…。そんな感じです。

▶S藤さん(TPA)

ちょっと個人的な質問だったんですけど、すごいPDCAとか結果とかもメモに書かれてたりとか、そういう進捗表とか見ててもすごい参考になるので、僕自身も吸収というか、真似できるところは真似していきたいなと思いました。以上です。

▶W田N美課長(D住研)

そういう気になったところはなんでも聞いて下さい!この時間に。

▶N川さん(T住設)

はい、ちょっと僕バカなんで質問。受注率5%UPを目指す。D住研さん共通なんですけど、メモのところにパーセンテージありますよね。これどうやってみたらいいの?

▶S岡さん(D住研)

昨年度っていうのが昨年度のトータルの受注率(1年間の)をはじき出したパーセンテージで、今回7期の業績アップ7月からなんで、7月の案件に対する受注率、8月の案件に対する受注率。

▶N川さん(T住設)

で、8月は行けていると。ふーん。

▶W田N美課長(D住研)

わかりました??(笑)

▶N川さん(T住設)

一応、みんなわかってるのかなという質問も入れているんで…。失礼しました。

▶F田社長(F工務店)

はい、たしかにS木さんのやつとかS岡さんのやつとか、みんな見せてもらっていると、大目標をみんなちゃんとやって行っているのがいいなと思っているので、それについてはすごくいいなと。で、小目標で、出勤日6日中で2,3時間確保するというのが目標ということで、実際の自分の実感としてはそれはどんなところですか?成果としては?

▶S岡さん(D住研)

S木さんは主に現調行ってくださいと言われることが多いのですが、この日のこの時間だったら空いているっていうのは言えるようになってきたのかなと思います。思ってはれへんかもしれへんけど…(笑)

▶F田社長(F工務店)

結果も出てるし、なんかチームワークとれているなという感じも空気からも感じるのでいいなぁと思います。ただ実感を聞きたかったので。数字の目標に落としにくいことでもあるから余計にそこが伝わってないなと思ったのでちょっと聞かせてもらいました。

▶O月アドバイザー(I工房)

はい、D住研さん今調子いいよね。本当。この要因がこのみんな一貫して受注率アップというのが、それぞれの立場でやっておられる結果が少しずつ表れているのかなと…。さっきS岡さんが言ってたちゃんと自分の約束を果たすっていうところ。それをみんなルールを守られているところが結果につながっているのかな。じゃないと誰か一人僕はまあいいやって思ったら、タカラさんのは間に合わなかった。S木さんの受注率もモチベーションも下がるだろうけど、それは一つみんなが協力しているのがあるんだろうけど、それが売上・粗利が達成している要因なのかなと感じました。それと私がいつもいうスケジュール管理、これ2週間くらい余裕を持つとね。その日のことをその日にやる人と、事前に予習している人とどっちが、成果が上がるかって言うと予習なんですよ。みんな反省はするんだけど予習をする方が絶対に伸びる。未来を想像して計画を立てるっていう事、ワクワクするじゃないですか。リアルなこと。反省点ばっかりだと後ろ向きなことばっかりしないといけないから、それを会社でやられているっていうことは、S岡さんがここに書いてある空き時間が絶対にできるんですよ。人のためにできる時間が出来るということはS木さんにも協力できるし、F川さんにも協力できる。これがすごいいい循環になっているのかなと感じました。どんどんこれを深めて1か月後位をもっと見据えたり、もう半年後くらいの自分がとか、会社のイメージができるようになったら、D住研さんみんなができるんじゃないかな。まあ、S木さんの影響も大きいよね。多分彼女の情熱がね。ぜったいこの約束の日にお客さんにやるんだったいう。この情熱っていうのは人に飛び火するんよね。今度はS岡さんが他の人に、職人さんに飛び火させてあげてください。そしたらD住研さんの仕事には絶対手を抜かないという強いチームがどんどんできていくのかなと思います。以上です。

▶W尾アドバイザー(W工務店)

そうですね。受注率○○.○%でも高いと思うんですけど、それをもう○%上回るということで、D住研さんらしい、人材豊富で粗利高い、どういうパターンか。S岡さんが現調行って、S木さんが提案して見積するとかが可能なんで、非常に良い流れが来ているんじゃないかと思いますけどね。僕ら一人でやってる時は、現調に行ったら見積出さなあかんから現調行かんとこと、現調行くの延ばして延ばしてってやってしまうし、行けば行ったでせっつかれるから(笑)そんな感じでしとったんやけど、最近事務所の中にはN井もおるし、K奈もおるんでまあ、回ってます。なんか強みをS岡さんら持っとるから、S木さんらも数があるからそれで絶対いけると思いますわ。見とってこっちも楽しみなりますわ。はい。

▶S岡さん(D住研)感想

みなさんに言っていただいたように、いま受注率順調に上がって来てて、この目標を掲げてみんなで一緒の方、向いてやってる結果になるんかなと思うんで、あと、とりあえず1ヶ月か、ちゃんと取り組んで5%アップできるようにしていきたいのと、O月さんの言われた予習をしっかりして仕事のこと楽しんでいけるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

【F川さん(D住研)】

▶W田N美課長(D住研)

T山さん(T住設)質問お願いします。あ、難しいっていうのなしで(笑)なんでも、ちょっとしたことでもいいんです、むちゃくちゃ深いことを聞かないといけない決りもないんで、疑問に思ったこと何でもいいです。

▶T山さん(T住設)

疑問に思ったことね。これ大目標の受注率5%アップ目指すっていうのから、他の人らは○%、○%って書かれてるけど、F川さんはアップをどういうふうに数字で表すんかな?と。一番下を見ててもF川さんへの質問じゃなくなってしまうんですけど、S岡さんのやつは月別で書いているでしょ、S木さんのやつは何か…。結局これ月で行くんか、年間で行くんか、どれが正解なんやろって…。

▶W田N美課長(D住研)

年間です!

▶F川さん(D住研)

これ、おれの考え方が間違ってたらごめんなさいなんやけど、これはみんな共通することで書くのか、多分違うと思うんやけど、自分個人のその他メモとして書いているだけなんでS岡君、S木さんが数値化して書いてあるんであればそれはそれで、それぞれの考え方でOKなんだと思うんだけど、本当言うと、前回S岡君が言うO月社長に数字として(数値化する)ということを言われたんで、それを書いたっていうのがあるんだと思うんですけど、私それが全く頭になかったので書いてないです(笑)ということで。

▶W田N美課長(D住研)

ありがとうございます。最終はみんな同じ意味なんで、この個人個人が…、例えばF川さんは3ヶ月って思ってるけどS岡君は1年って思っているとかはなくて、うちは今期D住研のなかのこの中でアップしたいなという想いを目標に掲げています。理解いただけましたか?

▶T山さん(T住設)

はい、ありがとうございます。

▶W田N美課長(D住研)

ありがとうございます。

▶S藤さん(TPA)

ちょっと待ってくださいね。お話されている中でちょっとわからなかったんですけど、2.3時間空いた時間を結果自分の現場の時間に使ってしまったといわれてました?その中で、多分F川さんがおっしゃってたのは、現調に誰かと一緒に行く時間だったりだとか、そういう風に時間を使って、周りのフォローアップをするように自分にゆとりを作っていくということですよね。そういう風に何かある?というよりも、すごいいいなと思ったことは、先程F田社長もおっしゃってたと思うんですけど、チームワーク的な感じと言いますか、自社にこう置き換えてみるとそういった部分参考にしていかないといけないなぁと思いました。今回のPDCA、D住研さんの3人も発表された中でそう思いました。以上です。

▶S下さん(TPA)

ちょっとだけ疑問に思ったのが、どのようにしてこの2.3時間という空き時間を作るようになさっているんですか?

▶F川さん(D住研)

自分の仕事のペース配分もあると思うんですけど、あとは頼めることは、周りの方に頼む…。まあ、あんまり私は人に頼む癖がないんで、どっちかっていうと職人のようなもので、どういったらいいかな…。(自分は)あまりいい監督さんじゃないんで、自分が手で作業してしまうようなタイプなんで、それを職人さんに確実にやってもらようにしたりだとか、O月社長もおっしゃってたように、実際自分が現場に行かなくてもできることは、職人さんに言伝を頼んで、やってもらう。それはお客さんのいる中で行うことであれば、事前に今日○○の現場にこの人行くで、ということをS木さんに伝えといて、職人さんだけを行かすっていう事をして、それで時間を短縮できている、自分の時間が作れていくという感じで。そこら辺はできるかぎり努力しています。はい。

▶N川さん(T住設)

これ、PDCA自体はD住研さんみなさんで時間を使ってされていることはあるんでしょうか?

▶F川さん(D住研)

正直ないですね。一番最初にみんなで集まってこの回の大中までは考えて、ちゃうわ、大は考えて、中は工事の人間で話しして、大の目標に近づけるための行動として目標を掲げいる感じ。

▶N川さん(T住設)

小も若干一緒なんですよ。小も話し合われた?

▶F川さん(D住研)

話合ってないです

▶N川さん(T住設)

へ?

▶F川さん(D住研)

(笑)、話合ってないです。

▶N川さん(T住設)

すごいな、これ…。

▶F川さん(D住研)

必然的に、多分これは…、こういうのもなんですけど、誰かが書くと誰かが見て、「あ、そういう考えもあるんだな」って考えて、結果こうなったっていうだけであって…。正直。だからいろんな意見があった方がもっとレベルが上がるかもしれへんけど、それはそれでいいのかもしれへんけど、別に同じでもいいのかなと個人的には思ったんですけど。

▶N川さん(T住設)

1回、月1回D住研で時間をとってやるっていうのはないんですか?

▶F川さん(D住研)

その方が、いいかもしれないですね。

▶N川さん(T住設)

と、思いました。

▶F川さん(D住研)

ありがとうございました。

▶O月アドバイザー(I工房)

N川さんいい意見をありがとうございます。ほんとせっかく上手いこといってるし、F川さんとS岡さんのやっていることって共通しているところがあると思うんですよね。自分の現場に行く時間をいかに少なくして、自分たちの技術あるところをコーディネーターさんと一緒に現調行ったらこれお客さんにとったら信頼増しますよね。それが受注率アップにもつながっていくというストーリーになってるんじゃないかと思うんですよね。だからF川さんがやっていること、多分F川さんベテランだからどんなにやったら現場の時短が出来たりとか、さっき事前に頼んで職人さんをどう動かすか、とかそういうしっかりしたノウハウを持っているから、皆さんも共有されたらお客さんにとって説明もきちっとできるし、お客さんの話も聞けるチームになっていくのかなと思います。これ本当は5%っていう目標を掲げている今回、売上を伸ばすっていう事だったんですけど、それをみんなで実践している、もっと先の目的がきょうもW田社長がいわれていた「ありがとう」の数をどれだけ集めるかというのが、会社の中で認識されている大きい目標になっているんじゃないかなと。お客さんにどれだけの存在価値を「ありがとう」という数で置き換えていくというところ、それが5%という受注率のアップ。それが受注率アップすると売上にもつながっていくし、その資源が今度お客さんに還元出来て、それから自分たちの給料にも反映してくだろうし、色んな所が、幸せのループが回っていくのかなというところに結び付いてる。「ありがとう」の数、存在価値が一致している結果かなと思います。せっかくF川さん、能力あるから、どんどんS木さんとかとスケジュール合わせて一緒に行ってあげるとレベルがどんどん上がっていくだろうし、お客さんへのサービス。今日の(話にあった)価値というところが上がっていくんじゃないかなと思います。で、どんどんそれを使ってください。月一回すり合わせした方が良いですよ。空いた時間を煮るでも焼くでもじゃないですけど色んなことに使ってくれたらいいと思いますよ。それだけのスキルがあると思うんで。やってみてください。以上です。

▶F川さん(D住研)感想

はい、ありがとうございました。やっぱり月一回の修正じゃないですけど、今の状況確認っていうのは出来るかなと思いますので、N美課長を先頭にまた、会を開いていただけたらなと思います。進捗会議の時でも。はい。それと、あまり…。頼まれると案外嫌そうな顔しますんで…(笑)あんまり嫌そうな顔しないように努力します。

【S藤さん(TPA)】

▶F川さん(D住研)

私は、エアコンの掃除とかは全くできないんですけど、逆に教えて欲しいくらいなんですけど、私も自分で作業することが多いです。で、当然下地の作業であるとか、仕上げの作業とかをすることがあります。ただ、お客様には、文句言われない仕事って言うんですか。それこそN川さんが100%の力で現場を収めると言われたように(笑)やっぱり全力で現場を収めて、お客様にはありがとうと、言ってもらえるような状況の仕上にはしていけるという認識で現場はやります。ただ、今まで失敗した時には、お客様に正直謝ってもう一度させてもらうという話をするんですけど、ちょっとこれ機械もんなんで、エアコンの掃除っていうことになってくると、もし不具合が発生してしまったがためにこうなるああなるっていうような、会社での講習っていうのはされているのかなというのがありまして。

▶S藤さん(TPA)

そうですね、不具合があった時の講習みたいなものというよりも、エアコン清掃始める前に、T美創のT中さんが、うちの会社に来てくださる時に講習して下さって、注意点とかを僕と、K田が聞いて、トラブル事例じゃないですけど、こういうことがあるよっていうようなことを聞いています。あとは、現調に行って、こういう危険がありそうですっていうのを上司と相談した上でっていう感じですね。事前に色々準備しているっていうよりも、現調に行って、こういうところに気をつけた方が良さそうやなっていうのを上司に相談して、じゃあこういう方向で行こうかということを決めていくようにしてます。以上です。

▶F川さん(D住研)

ありがとうございました。じゃあ、行き当たりばったりじゃなくて事前に確認してっていう事ですね。わかりました。

▶S藤さん(TPA)

(現調で)お掃除機能付きとかだったら(こことか)YouTubeで結構そういう動画が上がっています。それもT中さんが教えてくださって、そういうところを(事前に確認して)見に行こうかということも共有してやっています。以上です。

▶N川さん(T住設)

まごころ案件400件の進捗状況。はどうでしょう?

▶S藤さん(TPA)

9月末時点で305件くらいですかね。ちょっとまごころ工事については400件中300件くらいですね。で、今月まだちょっと計算してないんですけど、前の時この実績推移表っていうのを社内で会議の時に共有しておりまして、まあ○万円から○万円までの工事は今月○件、○万円から○万円までの今月○件っていうのを、共有しています。それ以上の本工事っていうのは共有していて、で、そこで数字っていうのは確認してます。現状はそんな感じです。

▶N川さん(T住設)

D住研さんみたいにメモのところに進捗状況を数字で書いていただけたらなぁと。

▶S藤さん(TPA)

はい、そうします。

▶N川さん(T住設)

してください。すんません、それだけです。

▶K戸オブザーバー(ダイキンHVAC近畿)

僕エアコン屋さんなんであれなんですけど、室内機だけ洗って、室外機を何もしなかったら、時々それで不具合が起きることがあるんで、室外機も熱交換器のところを強めに水をかけるだけでいいんで。そうするとお客さんも喜んでもらえると思うんで。両方汚れていて片方だけきれいにするとバランスが崩れるっていう時があるんですよ。だから水をかけるだけでいいんで。それでプラスアルファ有償になればもっといいことだと思いますし。

▶S藤さん(TPA)

ありがとうございます。室外機に関してもT美創さんに教えてもらって、わりかし外ですし、2階の屋根の上じゃなければ水をかけるのも容易なんで、お客様も喜んでくださってこっちもそれに対する対価も、ってなるなら会社に持ち帰って提案してみようと思います。ありがとうございます。

▶K戸オブザーバー(ダイキンHVAC近畿)

それとね、この話全然違うんですけど、さっきVIPがどうこうっていう話あった時にS藤さん、VIPのお客さんと顔も知らんみたいなことを言われてたので、万一、お店にVIPさんが来たときに、○○さん、こんにちはって言えるくらいにはしておいた方がええんちゃうかなと。

▶S藤さん(TPA)

はい、おっしゃる通りだと思います。PDCAにしてもそうなんですけど、D住研さんの話とかを聞いていると、自分が何をするかみたいなことに重きを置いているなという気がするんで、ちょっと自分が売り上げどうこうっていうのを自分で考えるとどうしてもそうなりがちなんで、そこ以外にも視野を向けていかないといけないと思いました。ありがとうございます。

▶W尾アドバイザー(W工務店)

S藤さん、すごい短い時間にたくさんのことを覚えられたんちゃいますかね。僕らが思うにかなり成長が早いんじゃないかなと。自信持たれてもええと思いますけどね。中々そんなに直接1人で行ってエアコンをしたりとか、洗面台交換とかそんなにできないもんだと思います。っていうのはあれですか、先輩の教えというか指導がええんですか?

▶S藤さん(TPA)

そうですね、洗面台交換とかは目標に持ってきているんですけど、自分が現調に行った現場にもかかわらず、上司と一緒に行っているんで、給水とかちゃんとみなかったりとか、上司と一緒に行っているから記録に精一杯になったりとか、ちゃんと見られてなかったりとかその反省点はたくさんあって、今回発表できてないんですけど、いっぱいあります。排水の穴あけとか、失敗はいっぱいあって、そのしりぬぐいではないんですが、上司が現場にいてくれているんで、最終的には重要なところというか、間違えているところは仕上げてくれていたりとか、その中でやっているので、まだ自

分で出来ているとかは…。洗面台交換を一人でとかはまだこれからの課題です。

▶W尾アドバイザー(W工務店)

まあ実際施工する時も先輩が隣で見てくれてるって感じですか?

▶S藤さん(TPA)

いや、現場は離れるようになりましたね。そうしないと上司の仕事も進まないですし、そうしないことには僕らも仕事を覚えないですし、現場の件数も減ってしまいますので、上司もそれをわかってて、この間教えたからやっとけよ。って出ていきますけど、電話とかはすぐ出てくれますし、最終的な仕舞のちょっと前とかに来てくれたりとか。現場離れたりとかはしてますけど、絶対注意事項とかは全部いってくれたりするので。一人でやっているって感じはなくて、先輩がついてくれてるって感じです。そこからちょっとずつこの部分はできるようになってきたとか、理解できるようになって来たとかの感じで…。全然まだまだです。

▶W尾アドバイザー(W工務店)

でも、理想的な教えてもらい方というのか、なんで確実に進歩しているのも見えるし自信もつくやろうし、ええと思いますね。ノートなんかもつけてしてはんの?

▶S藤さん(TPA)

ノートをつけたりはしてるんですけど、最後のメモにもありますが、予習の時間づくりが必要だったりとか、先に〆切が迫ってるジョブとかを優先してしまうので、その辺もよくないなということで、ノートとかをつけていると同じような現場があるとき、やっぱり見返したりとかもできますし、その点ではこのPDCAを活用させてもらっているつもりでして、例えば今回洗面台のこういうところを気をつけようとか、PDCAに書くことで復習であったりとか感じで利用させてもらっています。

▶W尾アドバイザー(W工務店)

うちで一番ようできる職人さんがね、施工説(施工説明書)を全部、建具とかもね、全部ファイルしてる。それみて予習してます。だからそういうのしはってもええんちゃうかなと、思います。はい、以上です。

▶S木さん(D住研)

今、PDCAで頑張ってはると思うんですけど、完工後、お客さんにチラシ手渡しをされてるじゃないですか、それは今どうかなと思ったんですがいかがですか?

▶S藤さん(TPA)

エアコンクリーニングを中心に今させてもらっていて、現場でも実際やる機会があるので、こういう風にお渡しすることもスムーズにいくようになってきたかなという感じですね。そんなに言葉多く説明とかせずに、エアコンの黒いところとかがキレイになりますよとかって簡単な説明だけで、そのそんなに多くはしゃべってないです。

▶S木さん(D住研)

はい、ありがとうございます。

▶S藤さん(TPA)感想

はい、引き続きこういうふうにやっていきたいのと、予習復習の時間とかはしっかりと自分で工夫してとっていかないと自分で自分をコントロールするじゃないですけど、そういうふうに付き合っていきたいと思います。以上です。

【S木さん(D住研)】

▶T山さん(T住設)

はい、この見積提出のスピードアップをしたことによって、受注率アップにつながったって書いてあるんですが、その根拠みたいなのを教えて欲しいです。(スピード)アップしたから受注率が上がったってどう結びつくんかなという風に思って。

▶S木さん(D住研)

このPDCAをやる前は、最初2週間っていうのは一応決まってはいたんですけど、私自身も工務さんが見積してくれてはるっていうのをわかってて強く言えなかった部分があるんですよ。で、長々してて2週間ちょっと過ぎた後にお客さんに提出したりとかがあって、提出して受注したこともあるんですけど、良いお客さんでも中々受注につながらないお客さんだったりとかいて、今回、このPDCAでこれをやったことによって結果がついてきたっていうか、M様邸のこのトイレの改修も元々和式から洋式の工事だったんですけど、他と相見積をとるって最初にいわれていて、見積提出も玄関で5分くらいだけ私が話して終わってしまって、これはダメだなと思ってたんですけど、これも1週間で見積スピードアップして提出したことによってかなと感じました。私の体験?でしかないんですけど、それによって数字も今は上がってきたと思いますし、それが結果に繋がってきているのかなと思ってます。答えになってますか?

▶T山さん(T住設)

ありがとうございます。

▶S下さん(TPA)

この見積変更があったときって、見積提出して、お客さんからどこどこ省いてほしいとか、どこどこ追加して欲しいとかっていう事ですよね。そういう時って私もまあまあ最近経験するんですけど、変更で出す場合の方が1週間以内に出す方が良いじゃないですか。遅くなるよりかは…。で、とりあえずの見積を提出している分があるんで、それを書き直して変更してっていう形になると思うんですけど、最低でもどれくらいで見積変更して出されてるんですか?

▶S木さん(D住研)

はやいものだと1週間以内には見積提出じゃないですけど、金額だけお客さんに伝えたりだとか、いろいろにはなるんですけど、まあ今のところ1週間以内を目標にはしていますが、お客さんも待てる時間が限られていると思うので、そこはちょっと早めにいったらなと思っています。

▶S下さん(TPA)

ありがとうございます。

▶O月アドバイザー(I工房)

同じような質問なんですけど、この見積って自社でする場合と、業者さんに頼む場合があるじゃないですか。自社のやつはデータベースか何かつくってくれてるんですか?

もし変更しても数量を入れ替えたら数字が出るとか…。

▶S木さん(D住研)

見積した過去のデータはあるので、それを変更っていうか、もらってきて修正するという…。

▶O月アドバイザー(I工房)

自社でできる工夫と、業者さん、メーカーさんに先に見積をとらんといけんっていうのと、あるじゃないですか。業者さんに見積をとる場合でも日にちを一応ね、区切るとね早く出してくれます。うちも言うんですけど、「これお願いします。」っていうのと、「いつに持って行くので、いつまでに作ってください。」っていうようにしているんです。そうすると、業者さんも人ですから…。いっぱい持って行くじゃないですか。

○日に持って行くって言われたら、責任感のある人だったらS木さんがもっていくんだったら間に合わせてやろうという気になるんですよ。さっきのS岡君の例もそう。だから約束するっていうのが大切だと思います。そうすることがスケジュール管理にもなるんです。そこへ自分の責任も関わってくる、だって人の時間を使ったわけだから、絶対これ決めていこうって思うじゃないですか。お客さんに。その気持ちのうったてにもなる。だから私は絶対にこれは受注したいと思ったら、お客さんからこの日に行くって決めてそれまでに見積が間に合うように。変更した時でもそうだけど、いつまでにっていう(のを決める)それは自分との約束にもなるし、お客さんとの約束。で、1週間と10日待ってください。ってちゃんと日にちを言っていると、待てませんか?また持ってきますって人間逃げるんですよね。自分の都合のいい「また」に。S木さんの「また」は10日かもしれんし、お客さんの「また」は3日後かもしれない。これ数字(でないと)はわかんないから、だから数字できちって明確に表すってなったら、2週間後でもいいと思うんですよ。ちょっとここきちっと数量を出したいんで、1ヶ月待っていただいていいですか?って言ったら待ってくれますよ。本気でしたい人は。というふうに思いました。以上です。

▶F田社長(F工務店)

はい、今、O月社長がおっしゃった最後の方の日にちを決める、お約束するというところでさっき、T山さんが聞かれたことに関連して見積期日を早くすることをこころがけたということのところに、お客さんに約束をされたんやろかっていうのが聞きたかったことです。もしかしたらそれで、更に受注率が高くなったのかどうかなというところを聞きたいです。

▶S木さん(D住研)

お客さんとは約束しました。

▶F田社長(F工務店)

ありがとうございます。ま、前はされてなかった感じ?

▶S木さん(D住研)

前はしてなかったです。なので、期限だけ最長2週間なので、○月○日までには提出はしますとは書いてあるんですけど、お客さんとの提出の日程を決めてなかったので…。お客さんと約束はしてなかったので、それを決めたことによってっていう形ですね。

▶F田社長(F工務店)

わかりました。多分どっちかというたら、ちゃんとお客さんと日にちの約束をしたというところがスピードアップに加えて確実なもんにしたんかなと思います。ありがとうございます。

▶K戸オブザーバー(ダイキンHVAC近畿)

僕思ったんは、例えばN様邸で和便から洋便にかえたっておっしゃってましたよね。お客様にしたら和便から洋便に替えるのも小さな夢なんかなと思って、その小さな夢を叶えるのは早いとこ叶えてあげた方が絶対お客様に喜んでもらえるんちゃうかなというふうに思いました。

▶N川さん(T住設)

これスピードアップ。見積提出約束して、その期間までに提出したら受注できましたよっていうのは、これは僕も最近やってみて大分受注率が上がるなぁと思ってるんですけど、これ一回ここでトイレはとりあえず1週間、キッチン・内装工事2週間って決めたら次また新たな取り組みとして1日、また6日で提出しますとかいうこともやっていって欲しいなと思いました。以上です。

▶S木さん(D住研)感想

みなさん、色々意見アドバイスいただきありがとうございました。前回まではお客さんと約束をするっていうのをしてたんですけど、携わっている業者さんとか、工務さんたちとかにでもこの日までに、っていう約束をすることによって、スピードアップにつながるっていう事を今日学んだので、それをほんまに実行していけたらなと思います。ありがとうございました。

▶W田N美課長(D住研)

発表は以上です。最後になんですけど、このPDCAをすることによって、PDCAの中で結果気づいたことと、課題とか解決することとかいうのが一つ一つの目標に対してあって、その問題点を次いかにどういうふうに改善していくかっていうのを繰り返し行うことによってどんどん良くなって、それが結果的には粗利益のアップとかにも繋がると思いますので、皆さん忙しいとは思うんですけども、自分のメモ代わりってS藤さんも言っておられたんで、すごいいいなと思ったし、そういった形で有効活用。せっかくやるのであれば嫌々やるんじゃなくて自分のものにしていくべきだなと思いましたので皆さんも忙しいとは思うんですけど取り組んでいっていただきたいなと思いました。またzoomで発表もありますので、皆さん取り組みの方お願いいたします。以上です。ありがとうございました。

B課

【N井さん(W工務店)】

▶H道さん(F工務店)

差額っていくらくらいあったのですか?

▶N井さん(W工務店)

その現場ででた差額を伝えることは出来なかったのですが、ボードが入っている混載はいくらとか、㎥あたりいくらだから、これだけ違うという金額を伝えました。そこで出た結果を伝えたわけではなかったです、今回は。

▶T山課長(T住設)

それ、伝えたときの反応は?みんな徐々にやってくれているわけじゃないですか。どんな雰囲気ですか。

▶N井さん(W工務店)

もともとうちの社長がちゃんと分けろというタイプなので、分けることに関しては、そこそこやっていたのですが、金額をたぶん知らなかったと思うので、金額を伝えたとき、けっこうするんやなぁという反応はありました。

▶T山課長(T住設)

土嚢袋で中身を表示しているものは無いのですか。

▶W田アドバイザー(D住研)

袋自体に書いているものと、袋自体に書いていなくても、たとえばプラべニアがあるじゃないですか。あれに、木とか、プラとか、ガラとか、書いて袋のなかにさしておく。そうすると袋が自立するのと、入れやすくなる。ただ、現場の規模によって変わるよね。

▶T山課長(T住設)

うちも、丁寧にわけないといけない現場があるんですが、大きい袋を現場に置いて帰るということがあるのですが、そこの例でいうと、締める紐にタグをつける、何種類あるのかなぁ、廃プラ、段ボール、紙類、木くず、ボードとか、丸くして、タグを紐につけるようになっていて、それでわかるようになっているのがあります。

▶T津さん(T工房)

ガラ袋にカラースプレーで色をつけるとかどうですか。赤はボードとか。

▶T山課長(T住設)

ええですね、たしかに束のままかってきて、シューッとして覚えればね。今は何種類に分けているんですか。

▶N井さん(W工務店)

たぶん、かなり細かいです。みんな一枚、一枚めくってやっているので。壁のタイルとかをはつったときに裏のフェルトはもちろんやし、カッターナイフでこうやりながら、それは僕がほとんどやっていますけど、みんなが出してくるものを僕が後ろでやっています。こんな土嚢袋もぎょうさんでます。

▶W田アドバイザー(D住研)

土嚢袋のサイズを小さくしたら?

▶N井さん(W工務店)

ほとんど変わらないので、そこからダンプにひっくり返すので、わけてもらっとかないと、僕が分けるときに、下からボードが出てきたとか言うのがよくあるんです。処分場でグチグチ言われるので、それが嫌だから今回こういうことをやっています。中間処分場へ持っていきます。

▶T己さん(D工務店)

現場のことはわからないのですが、普通にガラを土嚢に書いたらだめなんですか。シールを貼ってそこに木くずとか書いていたらダメなんですか。

▶N井さん(W工務店)

それでいいです。

▶T己さん(D工務店)

よかったらやってください。

▶T山課長(T住設)

先日、伝えた差額はいくら?

▶N井さん(W工務店)

現場での差額は伝えてなくて、大きい金額で伝えただけで、㎥あたり、いくらといくら。現場あたりの額が小さすぎて、言ってもあまりピンとこないと思って、㎥あたりの単価を伝えました。

▶T山課長(T住設)

わかりました。これから、先月、今月と大きい契約があったじゃないですか。それなりの工事になってくると思いますが、そこでまたチマチマと頑張ってもらっていくらくらい差額が出たものなのかまた教えてください。あと、今回で分けられるようになったじゃないですか。次回、ここからの2週間、1か月はどういう計画をしていきますか。

▶N井さん(W工務店)

みなさんからアドバイスをいただいたみたいに、そとから見える方法で、みんなが面倒くさくないような方法を考えてしていきたいなぁと、もうせざるを得ないような状況をつくったらいいのかなぁと思います。

▶T下OBS(IDO)

大目標で12月31日までに223,000円削減ですよね。中目標で、11月30日93,000円ですよね。そしたら、14万円くらい?削減の目標にたいして足らずが出てくる、間違っていませんよね。

▶N井さん(W工務店)

大目標は、年間ですね。

▶T下OBS(IDO)

わかりました。お聞きしたいのは、これN井さん一人でやっているわけじゃないと思うんですよね。みんなとの意思の徹底というか、どんな方法で協力してもらっているのか。そこが疑問なんです。

▶N井さん(W工務店)

とりあえず、分けてくれとしか言っていないですね。僕がこういう削減の目標を立てているとか、そういうことは言うてなくて、ただ、分けてくれとしか、みんなには言っていないです。もう一人きっちり分けてくれる人がいるので、僕がいない時には、みんなに言うてくれています。その人も僕と一緒で、最後に処理場に行く人なので、僕か、その人が行くので、その人もそこでの面倒くささを知っているので、混じっていたときの面倒くささ。だからそれをみんなに、伝えてくれています。

▶T下OBS(IDO)

なんでこんなことをしないといけないかという目的は?

▶N井さん(W工務店)

それは変動費の削減に対してどれだけあるのかなということを僕が知りたい、一回金額にしてどれくらいの割合を占めているかというのを確認したいというのもあるし、結構大きいと予測をしているので、目標達成に近づくのかなぁという目的。

▶T山課長(T住設)

そもそも、中間処分場は混載では受けてくれないの?

▶N井さん(W工務店)

いえ、混載の金額と、分けた金額とに差額があります。

▶I江さん(I工房)

細かく分けるのに、どれくらいの時間がかかっているのか、それにかかる時間と削減できた金額というのがどんな感じなのか、聞いていたんですけど。持っていったときにすごく時間がかかるというのを聞いて、それならば前段階のほうが効率がいいんだなぁと聞かせてもらっていました。

▶T山課長(T住設)

金額的にはどっちのほうが?

▶N井さん(W工務店)

どうなんですかね。ほんまに細かすぎるやつはわけていないし、最後にほうきではいたものも分けているわけではないし、大きなものだけやし、まぁ、そこそこ時間はかかるけど、まだ意味があるのかなぁと自分のなかで思ってやっています。

▶T山課長(T住設)

目的がなに?ということでうちの会社は、うちの会社の経営理念に地球環境のことを考えて、自分たちで出来ることから実践しようという内容があるのですが、お金だけじゃない部分もあって、混載で持っていったら、混載は全部埋め立てになるやん。N井さんが会社でしているものについては、ちゃんと分けて持っていけば、分けたものに関しては、ほとんどがリサイクルでしょ。そこも貢献していると思ってもらえればいいのかなぁ。

▶N井さん(W工務店)感想

アドバイスいただいた表示の方法を試していきたいとおもいます。

【T己さん(D工務店)】

▶T山課長(T住設)

みなさんに伺いたいのですが、大型案件で日程調整をするのに、どういう調整方法をしていますか?

▶H道さん(F工務店)

こちらで工事日が決まっていなくても、自分の頭のなかで計算して、日付を仮にいれた工程表をつくって、投げます。そこで反応がなければ、いきます。工程表を早くできるから、早くするのではなく、頭(はじめ)とケツ(さいご)だけ決めておいて、工事が最後の日に終わるようにしています。ずらしていくとなにかおかしくなるんです。この現場が2日くらい早くできるなと思っていても、結局最後におかしくなってしまうので、絶対に工事の期間は触らない。空いている日とかありますが、確実に工事は進んでいくなぁとこの頃思います。昔はけっこう工程表を触っていたのですが、触れば触るほど、自分が追い詰められてバタバタしていくだけなので、工程は触らないようにして時間があれば別の現場にいくほうがマシかなと。

▶T山課長(T住設)

工程表のテンプレートみたいなものはあるの?

▶T己さん(D工務店)

今、そんなに大きな工事がない、たぶん社長が作っているんやろうけどみたことがない。いつから、いつまでしか聞かないです。さっきH道さんが言ったように、うちの社長も工程表を触って、自分の首を絞めているんだろうなぁと思う。

▶T津さん(T工房)

何かが遅れるということは、もともと予定していたこととかぶってくるのがただただ悲惨。僕の場合、前倒しできるものは前倒しします。ただ、職人さんや業者さんの都合にもよりますけど、もし、体が空いているなら入れる状況にはなっていますけどどうですか。と問いかけています。

▶T山課長(T住設)

工程表が作れなかったら、職人さんに日が伝えられないと思うので、社長に工程表をつくってもらって、職人さんにこの日がいける、いけないの打合せまではできるもんね。焦らずにそこでいいんじゃないかと思いますけどね。決まります、これだけの工事があります。社長、工程表を作って、職人さん全部に流します。それで職人さんから連絡が入るのがT己さんで、まとめて、この人はこの日はアカン、この日はいける、はい、社長って言う。はじめから全部は無理やしね、とりあえず単発の仕事はできますよね。I工房さんは工程ってだれか組んではりますか?

▶I江さん(I工房)

業者さんが1社だけとか、1日だけとかの場合は、わたしが業者さんに予定を聞いたりしていますが、1週間以上かかるとか、何社さんが入るようなものは、社長が工程表を作って、この人ここに入れるかを聞いておいてと言われて、OKがどうか、お風呂だったらお風呂の組み立てが決まったら、水道屋さんにここが組み立てなのでこの日に入ってくださいと、段取りは社長がしてくれて、連絡だけはやっています。できる部分をしていくことながらできると思います。

▶T山課長(T住設)

そこやね、がっつりと真似したらええんちゃうん。W尾工務店さんはどういう管理をされているんですか。

▶N井さん(W工務店)

工程表って作っているのかなぁ。あんまり見たことない。マンションとかちゃんと管理人に届けたりとか、しないといけないところのやつは見たことあるけど、僕が現場にいって、来週くらいに水道屋さんを呼ばないとアカンなぁとか、電気屋さんにボチボチ来てもらわなアカンなぁとか、僕が直接電話するか、社長が電話するか。

▶T山課長(T住設)

新しくない?

▶W田アドバイザー(D住研)

管理している人がいるから。

▶T山課長(T住設)

現場で大工さんが管理しているから、大工さんが現場監督を兼ねているんですね。

▶N井さん(W工務店)

うちはそんな感じですね。大工さんが基本的に、社長に、大きい現場となれば、水道屋さんを呼んでもらわないとアカン、という話を事務所でしていますね。

▶T山課長(T住設)

でも、各自に日が決まっているものもあるやん。ユニットバスの組み立てなら2週間前とか、決っているものを基準に組み立てていくのか。

▶N井さん(W工務店)

今週、ユニットバスが月曜からで、昨日組み立てが終わったところがあるんですけど、それも組み立てから逆算してみんなに連絡して、それはもっと前から組み立ての日は決まっているから、それをちゃんとギリギリにならないうちに伝えるだけです。

▶T山課長(T住設)

4日ほどかかっているユニットバスが何なのかを知りたい、あとで聞くわ。W田さんところはそれぞれの工事担当者さんが、工程表を組まれているんですか。そうですね、管理の人ばっかりやもんね。工程表の組み方がわからないので社長が組んだらえんちゃうのということに落ち着きそうなんですけど、工程表が読めるようになる、組めるようになるにはどうやって社員さんを教育されているのか、やっぱり現場に就いて育てていくことが多いですか。

▶W田アドバイザー(D住研)

工程表を組み立てられるようになるには現場がわからないとできないのですが、それよりも先に、逆に工程表無しで協力業者さんがスムーズに回る?明後日に来て!と言ったら、はい!って来てくれはる?

▶N井さん(W工務店)

来れない人もいます。

▶W田アドバイザー(D住研)

ですよね。そうすると日額が伸びない?

▶T山課長(T住設)

出来るところするねんな、たぶん。ここ、明日来てくれたらありがたいけど、厳しいから明後日になるから、こっちにしとこかみたいな。めっちゃ器用なんやと思うわ。

▶W田アドバイザー(D住研)

いや、器用という考え方じゃなしに。環境に恵まれているのもあると思うんですよ。協力業者さんとの環境。だから、協力業者さんに感謝しないといけないと思うんですけど。もう一つ、お客さんに対して明示できないのはどうなのかなぁというのもあるし、工程表は必ず要る物だと僕らは思っているんです。うちの場合は、工程表を事前に組んで、そして貼りだしています。なぜかというと、問合せがあったときに答えられないから、事務の方が。さっきの顧客情報の共有と一緒で、共有できるものは共有しておかんと、結局、迷惑をだれにかけるのかというと、お客さまと協力業者さんということなので。ちょっとひるがえりますけど、T己さんの場合、社長を助けたいという思いは社長に伝わっていますか?

▶T己さん(D工務店)

う~ん、でも助かっているとは言われます。

▶W田アドバイザー(D住研)

助かる前に、私は助けたいと思っていると伝えてみてください。

▶T己さん(D工務店)

一応、PDCAはいつも見せているので、伝わっていると思います。

▶W田アドバイザー(D住研)

言葉で言ってみて。大きい声で、私の思いはこうなんです。それを返さないとひどい目にあうことがわかるので、そこが大切。文字じゃなくて、言葉で。それで、出来ることを一つずつやればいいのかなぁ。いっぺんにできることはないと思うので、さっきおっしゃっていたようにエコキュートからでもいいし、1日、2日の仕事でもいいし、それで一歩一歩でぼくはいいと思いますけどね。何より大切なのは想いを伝えることだと僕は思います。

▶T山課長(T住設)

次の課題は心を伝えるやね。社長に心を伝えるPDCAがきたら、結構おもしろいけどな。伝えてみました、実行したこと。結果気づいたこと。一気に進むかもしれない。全部任されるようになりました。何をしゃべっているのか、わからんようになりました(笑)。T己さん、感想をいただこうかな。

▶T己さん(D工務店) 感想

ありがとうございました。とりあえず、社長に自分の気持を伝えてみることからはじめようと思います。

【W尾K奈さん(W工務店)】

▶T山課長(T住設)

難しい理由はなんですか?

▶W尾K奈さん(W工務店)

先月は目標に近づいていたんですけど、1件70日以上かかっているのがあって、平均をとるので大きくなってしまいました。

▶H道さん(F工務店)

質問で申し訳ないのですが、11~100万円とありますが、100万円以下ってどんな仕事で、見積に時間がかかるのは、どんな仕事ですか。

▶W尾K奈さん(W工務店)

実例でいうと、介護の手すりで、中は自分でも出来るようになったのですが、外のアプローチの手すりをつけるというので、階段の段差に付けたくてメーカーさんにお願いして、出してもらったけど、やっぱりこっちの手すりのほうがいいのかもという話になって、二転三転したりとか、これでいこうとなったけど、タイルの上はアカンとなって考え直し。みたいなカタチで、施工方法がわかってなくて、どうしても二転三転してしまったところがあって、二週間くらいで出したいなぁと思っていたところが、時間がかかって三週間くらいになったのかな。

▶H道さん(F工務店)

その一案件に、時間がかかったということですか

▶W尾K奈さん(W工務店)

私が担当したなかではそれが一番時間がかかったと思います。

▶H道さん(F工務店)

ここに書いてあるのは、会社全体の目標ですか。

▶W尾K奈さん(W工務店)

それは、みんなに相談したわけじゃなくて、自分で決めた日数で、いままでやっていなかった分、自分が出来るようになれば、それだけ早くなるかなぁという意味です。

▶T山課長(T住設)

見積もりから成約やから、めっちゃ時間がかかっても失注になったりしたら、それはゼロになるの?計算上?

▶W尾K奈さん(W工務店)

失注分は件数に入れていないです。

▶T山課長(T住設)

だから、ずっと長くかかったけど、契約になりましたというのが延ばしてしまっているということですね。

▶W尾K奈さん(W工務店)

そうです、今回の22日になった分の関しては1件、70何日というのがあったので、それでぐっと延びた感じです。

▶T山課長(T住設)

よくわかりました。ほんまは平均じゃなくて、中央値というのがでれば一番いいと思うんですけど、平均年収の話をすると20人平均年収を出すときに、19人が収入ゼロで1人が1億円の人があったら、平均年収500万円になるんですよ。だから一つバーンと伸びているのがあると、全部が足を引っ張っていることになって、頑張っているところの数字がわかりにくくなったりするから、平均よりも中央値というのがわかればいいと思うんですけど、そこで足を引っ張っていることに関して、でけへんわと思う必要はないんちゃうんかなぁ。他のところでがんばっているのに、一つのせいでみたいなふうに思います。

▶T津さん(T工房)

大規模とかもK奈さんが、見積もりを作っている?

▶T山課長(T住設)

11~100万円までを今、中目標、小目標までには入っているけど、400万円までも、400万円以上の件数もできているもんね。ただ、中目標のなかでは、とりあえず、100万円までを減らそうということをしています。いつも車のなかでグループワークをするからやで(笑)

▶T津さん(T工房)

今度から席について参加するようにします。

▶T山課長(T住設)

I江さん、受付から成約までの日を詰めたいときになにかアドバイスありますか?11~100万円までで現状20日くらい。それを17日くらいまでに詰めたいなぁと思っているのですが、なにか良いアドバイスとかあればお願いします。

▶I江さん(I工房)

11~100万円までというのがいろいろな工事があって幅が広いと思うんですけど、やっぱりお客さんから問合せをいただいた時は、こうしたいという気持ちが思いつかれたときだから、見積の提出が早ければ早いほど、成約に結びつく、スピードも早くなると思います。大きい工事とか自分がわからない工事は調べるところからはじめるのでメーカーさんに聞いたりとか、いろんな人に聞いたりして時間がかかるので、一気に早くできないから時間がかかっても一個ずつ覚えていくことからはじめていく、徐々に重ねていったらいいんじゃないかと思います。

▶T山課長(T住設)

受付から見積提出までの時間を短縮するために見積のテンプレートを10個つくるというのがあったじゃないですか。それに当てはまる工事が多いですか?

▶W尾K奈さん(W工務店)

まったく一緒っていうのはないですけど、よく使う項目でたとえば3項目とかだけでも、使えるところは使うようにしていると、やっぱり入力するスピードとかは、上がるので、コピーして使える部分は、どんどん使っています。

▶T山課長(T住設)

そしたら、見積提出までの日も早くなっています?

▶W尾K奈さん(W工務店)

日数まではいかないかもしれないですけど、時間が早くなる分、その分の時間を調べたりすることに使っている分もあるので、同じことを何回もやるという作業がなくなったかなぁと思います。

▶T己さん(D工務店)

その現場の現調にいくのもK奈さん?見積をつくるだけ?

▶W尾K奈さん(W工務店)

自分が現調に行ったところは自分が見積を作っていて、現調に行っていなくてもメーカーさんにお願いできるものなら、見積をとって、あとは費用を入れて、図面と写真をもらって見積を作ることもあります。

▶T己さん(D工務店)

見積もりの提出だけを早くしても、見積を持っていくのが遅かったりすると平均日数が伸びていくので、K奈さんは見積もりは早くやっていそうな雰囲気やったから、たとえば現調にいくのをいままで3日かかっていたら2日にするとか、一つずつ、もうちょっとほかにも時間が取れたりするのかなぁって思いました。

▶T山課長(T住設)

なんか、自分のところの会社のことを言っているみたいですね。受付から現調行くまで今はどれくらいかかっているんですか。

▶W尾K奈さん(W工務店)

計算したことはないですが、お客さんがすぐ来てと言われるかたもいるし、休みが土日の方はどうしても週末になるし、だいたい1週間以内には行っていると思います。

▶T山課長(T住設)

まぁ、受付から現調まで1週間かかって、そこからたとえば、2,3日で見積を出したとして10日経っているわけじゃないですか。1週間で返事もらって、17日やもんね。今思っていて一番詰められるのは、見積提出って、どうやって見積もり提出されているのですか。

▶W尾K奈さん(W工務店)

お客さんのところへ直接持っていくことが多いです。遠い場合は、郵送とか電話の場合もあります。

▶T山課長(T住設)

その結果を聞くのはどうやって聞いてはるの?

▶W尾K奈さん(W工務店)

だいたい、即答されるお客さんが多いので、企業さんだと長くなり、新規さんだと他の見積もり待ちだとか。OBさんはほとんど即日です。

▶T山課長(T住設)

へぇ、持っていったらその場で決まるってすごいですね。100万円くらいまでならその場で決まることが多いということやね。N井さんも見積もりするんですよね。自分で把握している?どれくらいかかっているか?

▶N井さん(W工務店)

いや、まったく。ただ早くするには現調までを早くするのが。見積もりは慣れればどんどん早くなっていくやろうけど、現調いくまでを早くするべきやと今、感じています。そこはなれたとしても、縮めようとしないと、そう思いました。

▶W田アドバイザー(D住研)

今、N井さんがいみじくもおっしゃったコントロールできない部分があるんですよね、契約っていうのは。なかなか自分の努力の効果が見えにくい部分あるので、できることなら、みなさんからお話が出ていたように、案件発生から見積提出までの日数をカウントするとわりと努力の成果が見えやすい。その後の受注率というのが、日数によってかなり変わってくるので、そうすると受注率を並行して見ていくと、受注率が5%上がってくるというのが見えてくる。つまり努力の効果が見えるので、共有しやすいし、そんな形に今一度、数字の設定を見直すのも一つの手かなぁと思います。そうなると外的要因で数字が上がらないのがあると、ネガティブになると何にもならないので、ポジティブにできるように一度見直してもらえるといいかなぁと思います。

▶T山課長(T住設)

うちの場合も、一番うちが得意としている工事で、30万円前後の工事なんですけど、トイレの工事とか受付をして、当日伺って、即日見積を出すということがよくあるんです。その日に決まることがよくあって、この内容ならすぐ出せるというのがたぶんあると思うし、そういうテンプレートも増やしていったらいいのかなぁと思います。

▶T下OBS(IDO)

このPDCAを最初に見せてもらったときからちょっと疑問に思っているんですけど、ちなみに仮に11~100万円を5日間短縮しました。得られる経済効果、どれくらいのお金が、一概に言えないと思いますが、50万円の見積が5日間短縮されたとして、得られる経済効果はどれくらいですか。

▶W尾K奈さん(W工務店)

金額がいくらとは言えないですけど、日額が早く組めるので、来月までの予定がどんどん組めて、工程で、工事がどんどん詰めていけるというのが一つ。さっきW社長が言われたように早くできれば受注率が確実に数パーセントでも上がるのかなぁと思っています。

▶T下OBS(IDO)

受注率が上がるんですか。

▶W尾K奈さん(W工務店) 感想

どうしても受付から契約日というデータしか、いまはAccess上でとれていないので、それを目標にしてしまったのですが、私たちの事情じゃなくて、お客さんの事情で日数がかかってしまった場合は、ここのデータからは消していいのなかぁと自分にもプラスに見えるようにデータの取り方を考えていきたいと思います。

【T津さん(T工房)】

▶T津さん(T工房)

事務所内の作業を深夜にやっている感じで、なかなか追いついてない面もあるので、日中もあれやって、これやってとなったら、原価の入力などがおろそかになっています。そこが気になっています。

▶T己さん(D工務店)

バイト代払ってくれるんならやりますよ。Sさん辞めたときにしんどいやろから、社内でちょっとその話は出ていたんです。パートさんが見つからなかったら、T己も候補に入れておいてください。

▶T津さん(T工房)

週3日、4時間程度で、無料の求人誌に一度載せてみようなかなぁと思っています。

▶T山課長(T住設)

どんな人がほしいですか。この間、求人を出すときに考えられていたじゃないですか。で、結果的に長く続かなかったわけじゃないですか。

▶T津さん(T工房)

もうちょっとフランクに行きたいなと。ちょっと気合を入れ過ぎたので、徐々にお互いが成長できればいいなぁと。

▶T山課長(T住設)

T工房さんが売り上げを苦戦しているのと、固定費、変動費も苦戦をしていて、どこから手をつけますか?

▶T津さん(T工房)

まず、変動費は細かく計上できていないです。入力した分で計上出来る分がいくらかあるので、変動費のほうはそれで計上させてもらいます。

▶T山課長(T住設)

PDCAのパートさんを探すでは、僕がほしい売上にはつながらへんから。それでいいんやけど。

▶T津さん(T工房)

結局、待ってくれているOBさんとか。わたしはこの日がいい、この日は厳しいなど、ここの日ですとか、そういうのが正直あるので、お待たせしたくないというのがあります。そこで解消したいなぁという思いがあります。

▶T山課長(T住設)

ちょっと時間がかかるよなぁ。パッと来ました。すぐにできますというわけではないし、教えないといけないし、そこに対しての時間も必要だし、5週の表もあって、そこに決まりそうなものもあったじゃないですか。決まりそうじゃない、来週見込みみたいなもの、それが対応できるのかなぁ…。

▶T津さん(T工房)

対応できていないのもありますし、額が大きかったのが失注になっています。

▶T山課長(T住設)

期待していたんやけどなぁ

▶T津さん(T工房)

僕も期待していて、図面も持っていったら、やっぱり他所でやるから、みたいな話になって。

▶T山課長(T住設)

他所での理由は?

▶T津さん(T工房)

息子さんの知り合いがいてそこに頼むという理由でした。

▶T山課長(T住設)

ちょっと僕も考えがまとまらないのですが、こういうときは、W田さん頼みなんですけど、しないといけないことがいっぱいあるんですよ。えーっと、事務仕事をいま、夜中にしている。お客さんへの見積、現調の対応が後回しになっている。現場は現場で自分で手がいっぱいという状況で、優先順位、長い目でみれば事務員さんを育ててということになるのですが、今の優先順位はどこに持っていくべきかなぁというのを聞きたくて。

▶W田アドバイザー(D住研)

まぁ、何よりも先にやることは、自分で受け入れるということですよね。いまの現状、状態になぜなったのかということを自分で考えてみて、受け入れる。そのうえで、自分がほんとうにやりたいことは何なのかを決める。自分がほんとうにやりたいこと以外でやらなければならないことを決める。自分で決まったことを誰に、どういう形で、お願いするかを整理する。それがパートさんの話だと思うんですよ。T山課長がおっしゃっているのは、そしたら今の現状ということで、そこに解決策があるのが、さっきのT己さんの話だと思うので、時間軸も切り分ける、やり方も切り分ける。冷静に受け入れることがまず一番大切なのかなぁ。自分でやって楽しいことは自分でわかっておられると思うので、そしたらそれ以外でやらなければならないことは何で、誰に、どういう風にというのを今一度、ハローワーク求人するのもその部分がとても大切なので、価値観は明確になっていると思うので、その方に何をやってもらうんだということをきちっと書いておかないとあとから増えていったりすると、パートさんからすると、それ聞いてません、というのになってしまうので、そのうんうんとうなずいている通りやと思うので、まずはそこを確実に決めて、同時進行にやるのは助けてもらう。これも受け入れることだと思うので、出来ていない自分を受入れていないと、助けてもらうことはできないと思うんですよ。けっして恥ずかしいことじゃないですし、ぜひ、いま一度それに向き合っていただけたらなぁと。みんなで応援しているのは間違いのない話です。

▶T山課長(T住設)

今週契約見込みで、金額が入っていないのは、見積が出来ていないということ?

▶T津さん(T工房)

そうですね、見積が出来ていない。

▶T山課長(T住設)

見積が出来ていないということは、現調が出来ていないということ?

▶T津さん(T工房)

現調は行っています。図面作って見積書を・・・

▶T山課長(T住設)

細かいのがいっぱいあるねん、網戸を張り替えたい、ポストが壊れているので交換してほしい、エクステリア門戸のライトが不調なのでなおしてほしい、トイレのドアノブを交換してほしい、ベランダの波板をなおしてほしいというのがあって、金額が入っていない。

▶T津さん(T工房)

作っているものは、見積金額が入っています。

▶T山課長(T住設)

見にもいっていない?これはほとんどOBさんで、見込み日が古いのか。

▶T津さん(T工房)

整理するのに、一旦、受付一覧に戻しています。

▶T山課長(T住設)

受付日が古いのもあるんやね。今言ったことですが、N川はこれ1日で回れるんですよ。見に行って、T津さんに金額を出して、OKやったらいけるのが今僕が言った内容なんです。一気に整理ができるんちゃうかなぁ。使える人を使ったら。実はうちもそんなに忙しくない、そんなにバタバタしてない。いいんちゃうかなぁ、みんな応援しようという話やから。N井さんにボードを分別しにきてもらうとか、それは噓(笑)。ちょっとなんとかがんばって立て直したいなぁと。一人やしさ、体壊したら終わりやから、人に払っている給料が無いにしても、体を壊したら売上ゼロになってしまうから。

▶T津さん(T工房)

みなさんに優しい言葉もいただけて、頑張っていきたいと思います。体を壊さない程度に頑張ります。

タイムキーパーコメント

A課担当 Cタイムキーパー

●良かった点

・N美課長がグループワークの顧客ランク付けのなかで、課員さんそれぞれの意見を汲み取り、疑問やモヤモヤを一緒に解決しようとされている進行がとても良かったと思います。

・課員さんが異なる意見をたくさんぶつけ合って、思っていることを素直に発言が出来ている雰囲気になっていたのがすごくよかったと思います。

・課員さんから課員さんへの意見、アドバイスがあって、それを受けてアドバイザーさんへつながっていって、そこに具体的なコミットにつながっていったのがよかったと思います。

●気になった点

・PDCAについて課員さん一人ひとりの書き方がバラバラだったので、書かれている意図についての確認の質問が多くありました。PDCAの内容の意図や項目について、事前のグループワークなどで共有されていればよかったかなぁと思いました。

・PDCAの書き方、内容と意図など全課員さんが、共有されているのかなぁと思いまして、事前にグループワークで確認が必要なのかなぁと思いました。

B課担当 Hタイムキーパー

●良かった点

・全体的にガチガチじゃない、ゆるめの雰囲気で、課員さんが発言する機会が多くあって、そんな時間も多かった印象でした。

・N井さんの発表のときに、変動費削減についてお話をされていて、「それはどんな目的でやっているのですか?」という質問に対して答えられているなかで、「自分はこれをすることに意味があると思ってやっている」というのがすごくよかったなぁと思いまして、正しいとか間違っているとか、良し悪しとかではなくて、自分は今、これがしたい、これを知りたいというのがすごく大切なことだなぁと感じさせてもらいました。

●気になった点

・月に一度、集合しておこなうグループワークのなかで、みなさんぞれぞれが自分がこんなことを知りたいとか、こんな悩みの解決策を知りたいなぁという、なにかしらこれについてのヒントが得られるといいなぁという思いを持って参加されると更に楽しいのかなぁと思いました。そう思っていると直接的には関係していない話題とかでも、ヒントや解決の手掛かりが何か得られたりするんじゃないかと思いました。

一隅を照らす

今回の一隅を照らすは、TPAさんのS下さんを選ばせていただきました。

理由としては、

①会社のなかで、それぞれのメンバーへの対応がきめ細やかに、調整されている。また、社内の雰囲気をよくしようと努力されている。

②いつも明るい声でお客さんへフレンドリーな接し方で、安心感を与えているような印象があります。

③短い経験のなか、お客さん関係、コト売り、営業、見積、事務作業などに関わられ、新しく入られたN村さんへの対応も含め努力されているところ。くわえて大感謝祭りの総リーダーという大役をつとめられたこと。

『一隅(いちぐう)を照らす』は、天台宗の開祖・最澄の「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉です。“一隅”とは、片すみや自分のいる場所のことで、一人ひとりが自分のいる場所で一隅を照らしていくことこそ、わたしたちの本来の役目であり、それが積み重なることで世の中がよくなるという事とありました。どこかの片すみでも、小さな事でも、一つひとつ真面目に行う。今の自分にできることを一生懸命やる。そうやって一人ひとりが灯す小さな光がやがて大きな光となる。まさに、地域密着店を支えるみなさま一人ひとりの想いが、会社の理念、芯棒となることに重なり、コツコツと真摯に取組まれている方を見つけさせてもらいました。

この『一隅(いちぐう)を照らす』にこもる真実に深く感応した安岡正篤氏が「一燈照隅(いっとうしょうぐう)」を己の行とし、呼びかけ続けたメッセージを紹介させてください。

「賢は賢なりに、愚は愚なりに、一つのことを何十年と継続していけば、必ずものになるものだ。別に偉い人になる必要はないではないか。社会のどこにあっても、その立場、立場においてなくてはならぬ人になる。その仕事を通じて世のため人のために貢献する。そういう生き方を考えなければならない」

国も社会も会社も自分の外にあるもの、向こう側にあるもの、と人はともすれば考えがちである。だが、そうではない。そこに所属する一人ひとりの“意識”が国の品格を決め、社会の雰囲気を決め、社風を決定する。一人ひとりが国であり社会であり会社なのである。

《先月の一隅を照らすに選ばせていただいた方への記念品贈呈》

●TPAのS藤さんへ:トッポ ザ・ショコラ

本日の感想&次月へのコミット

▶F川さん(D住研)

前回よりも今回のグループワークは、自分もそうですが、まわりの方が自分の意見を言えるようになって良かったかなぁと思いました。PDCAに対して自分が出来ていないところもあるんですけど、少しずつ成長していきたいと思いました。

▶T山さん(T住設)

今日のグループワークでは、全体的に、一人ひとり全員をあてていってはる感じだったので、わりとみんなの意見を聞くことが出来たなぁと思いました。次月への取り組みとしては、自分自身、最近ネガティブな考えが多くなってきているので、気持ちを切り替えて前向きになっていけたらなぁと思っています。

▶S藤さん(TPA)

現場や会社まわりの仕事をしていると、価値観が絞られてくるような気がするのですが、ここにきていろんな工務店さんのお話を聞かせてもらうことで、顧客ランクのこととか、改めて目を向けるきっかけになりますので、今日はどうもありがとうございました。

▶N川さん(T住設)

最近、ちょっと疑問に思うことが多くて、研修のPDCAに関しても、F田さんに考えてもらいたいのですが、Webで時間を使い、集合して半日時間を使い、それでPDCAをするじゃないですか、2日にかけて、これがそこまでの価値があるのか、ちょっと今後、考えてほしいなぁと、最近思っておりました。

▶W尾K奈さん(W工務店)

基本を学ぶというところで、顧客ランクとえこひいきをしていいんだということと、ランクをつけることで、リスク管理にも繫がるということを聞きました。それを持ち帰って、顧客ランクをつけていけるようにしたいと思います。

▶I江さん(I工房)

顧客ランクの件では、一緒に未来が描ける一方通行ではないお客様という言葉が印象的でした。どういったお客様と未来を描いていきたいかをもう一回社内で話し合いをしたいなぁと思いました。今回は直接参加させてもらうことで、休憩時間とか、会議のなかでも直接言葉を交わしているといつもと違って、いろんなことを勉強させてもらえたと思いました。

▶H道さん(F工務店)

B課の課長さんから、T工房さんを助けようかいうことになって、こんなことができるとみんながアドバイスを出して、B課みんなで協力しているなぁと思いました。みんながどのような思いで工務店をされているというのが、自分の会社だけをみているとわからないことも、こうやってみんなで集まって、いろんな話を聞かせてもらって、そういう内容もいろいろあるのがわかったので、次の機会にみんなで解決できるようにしていけたらいいかなと思いました。

▶N井さん(W工務店)

顧客ランクということについて、言葉にするのは難しいのですが、なんとなく頭のなかで整理はできたのかなぁと思います。こういう考える時間がなかったら、何も考えていなかったなぁと思いました。いい機会になったと思います。

▶S岡さん(D住研)

PDCAの成果がちょっとずつ出てきたような気がします。社内でも成果が出てきているので残り2ヶ月、目標達成できるように頑張っていきたいと思います。

▶T津さん(T工房)

グループワークのなかで、僕が悩んでいることに関して、みなさんが応援するよ、サポートするよって言ってくれたのがすごく嬉しくて心にしみました。最初の基本の学ぶで入金があるまでは、価値を作っていく段階だという話を聞き、仕事をしながら価値を作っていることを意識してやってきたいと思います。

▶S木さん(D住研)

顧客ランクのところで自分のなかで、理解していたつもりなんですが、自分たちの価値をわかってくれる人と仕事をするために顧客ランクを作っているというところが自分のなかでしっくりきたので、今後もやり続けて共有をしていけたらと思います。PDCAのほうでは別の方なのですが、スケジュールを管理して、予習をする、未来を考えるという言葉があって、それが自分のなかで響いたので、これからもPDCAをやって、数字の目標を達成したいと思います。

▶S下さん(TPA)

顧客ランクの必要性を学ばせてもらって今までとちょっと違ったお客様の接し方が出来るような気がします。こういった勉強会はいつも違っていろいろ学ばせてもらっているのでこういう会を設けていただけるのはありがたいなぁと思います。

▶W田N美課長(D住研)

今回は基本を学ぶを担当させてもらいって、チラシの作成から発表までをしたのですが、チラシをつくることによって、自分のなかでも顧客ランクのこととか、落とし込みで出来て、発表することで、人に伝える難しさを学ばせていただきました。こういう機会をいただき、ありがたいなぁと思いましたし、やはり体験しなければわからないことがたくさんあるなぁと思いました。次月への取り組みとしては、今回、仕事でバタバタしていて、なかなか予習が出来ていなかったので、次月は予習をしてもっともっとみなさんに、有意義な時間にしてもらいたいなぁと思いました。

▶T山課長(T住設)

グループワークで上手いことすすめられたかどうか、思っていたのですが、あと2回なので、なんとか冒頭の社長の目標にもありましたように、全社が黒字をなんとか達成したいなぁと、あと二ヶ月で返せるように、サポートしていきたいなぁと思います。

▶T己専務(D工務店)

PDCAをぜんぶ自分でやろうやろうと思っていたんですけど、一つずつできることをやっていって、社長にちゃんと気持ちを伝えるように頑張ります。

▶F田社長(F工務店)

グループワークで、顧客ランクに疑問があるという投げかけでとてもいい議論ができました。熱いなぁと思いましたし、勉強になることが多かったです。たぶん、その場にいた人もその空気はわかったかなぁと思います。また、最後にN川さんから違う疑問を投げかけられて、いろいろ考えることがあります。もちろん数字で目標達成したいというのもあるけれど、ひとつのことで疑問を持ったり、質問を持ったり、深く考えていく、違う人の意見を聞いていくというのが、これだけ価値があるというのが、すごく何かを変えるなぁ、成長させてるなぁということを思った今日なので、今日はすごく充実した日だと思っています。次月へのコミットは、T己専務が基本を学ぶ⑤をやってくれるので、それを全力でサポートして今回よりももう一つ上のものになるように四役でやっていきたいと思います。

オブザーバコメント

▶W田K代さん(D住研)

基本を学ぶはすごくわかりやすく、気持ちの入った資料だと思って読ませてもらっていました。もうちょっと、もうちょっと、みんなが深く、売上とはなにかとか、自分がしていく場所がどこかにあるかというのを把握して、みんなで一緒に行けたらなぁというのを感じ取ってもらったらいいなぁと思いました。グループワークのほうも、一人ひとりがみんな一生懸命に考えてはるなぁと思いましたし、あと一つ思ったのが、T津さんをみんなで応援すると言っているんですけど、T津さんが自分の開示をもっとしてもらわないと、わたしたちは応援できないなぁと思いましたので、素直にやっていただいたらいけるかなぁと思っております。

▶T下さん(IDO)

今日のグループワークもT山課長の好司会のもと、いろんな現場の話が聞けました。とくに顧客管理についてのみんなへの振りの話の中で、若い人たちもかなり突っ込んで理解できたのではないかと思います。ただ、もう少し時間があったほうが良かったのかなぁと思います。

▶K戸さん(ダイキンHVAC)

グループワークで、D住研さんの全員が受注率5%アップを目指すために、みなさんおのおののポジションで努力されていて、それが実際に昨年実績よりも5%アップしていて、受注率が77%を超えていると。これはすごい数字じゃないかと思うんですよ。受注率が上がるということは、現調に行って、見積をしてダメでしたという機会が下がるということなので、益々効率が良くなると思っています。業績アップ研修会がほんとうのこのPDCAで成立しているんだなぁということを実感しました。それと、N川さんとT山さんが顧客のランク付けに関して、疑問を投げられたことに関して、すごく熱い議論があってもっと時間があったら良かったなぁと思いました。

アドバイザーコメント

▶W尾さん(W工務店)

“基本を学ぶ”では、売上についてということでしたが、みんなで仕事をつくるということを理解されている方が非常に多かったというのが印象です。自分の仕事が受注につながるということを理解されているということが非常に凄いことやなぁと思います。ランク分けにしても理解されている方が多く、N川さんも実は理解されているんだと僕はずっと思っていました。わざと問題提起をしてくれているんだなぁと思っています。PDCAに関しても確実に実績が上がっているダイワ住研さん、見積出しの期限を決めて持っていくと受注率も上がるし、確実にPDCAを実行されていいほうに回られているなぁと思います。TPAのSさんにしても仕事ができるように覚えられていますし、このおかげではないかと僕は思っています。T住さんもそうです、こんなことをやってどうなるねんという、そこがええと思いますわ。そこに気づけるとことがやっていていいことやと思います。今後ともPDCAは全社にとっていいように進んでいくと思いますので、次月も一緒に勉強しましょう。

▶O月さん(I工房)

ほんとうにみなさんからいろんなことを気づかせてもらっています。よかったですね、T津さん、応援してくれる仲間がいる、こういう結束が凄いなぁと。A課は良かったと思います、いろんな意見が飛び交って、さっきW社長が言われたようにN川さんが雰囲気づくりをしてくれて、みんながしゃべりやすいようになっているのかなぁと。わからないという自分の思いをアウトプットすることが自分の成長につながるのかなぁと思っています。今日、私が気づいたのは、社長の挨拶で、手法とか、やり方を学ぶ会は、世の中にいっぱいあると思うんですよ。ここは、目的が何か、ということが大切だと言われたと思います。そこへ向けて、みんながやっているからいろんな意見がでてきます。みなさんの顔がだんだん変わってきています。私も真剣勝負だなぁと思って、コメント欄を書く時に真剣勝負しています。どういう風にみなさんに伝えるか、考える力を私はみなさんから頂いているなぁと思っています。一人ひとりがそれぞれの仕事のなかでスペシャリストだと思うんですよね。さっき、N川さんがトイレの見積は一日で出来るよということをしっかりと磨いて、他の人にエネルギーを与えてあげてください。最近のD住研さんを見ていたら、一人ひとりのエネルギーが外へ向かって、それが隣の人に移って、会社全体が明るく燃えているような気がするんですよね。お客さんが楽しそうだから集まっているような気がします。自分たちが何をするか、自分たちが楽しくなければ、お客さんはついてこないです。自分たちが幸せにならないとお客さんたちも幸せにならないです。それを、みなさんを通じながら勉強させてもらい、今日もありがとうございました。一緒に幸せになりたいなぁと思います。

▶W田さん(D住研)

まず、今日一番思ったことは、第7期の一回目の研修のときに、みなさんから、PDCAってなに?いったい何をすればいいの?と思われていて、共通の気持だったと思います。今回4回目にして早くもこれだけPDCAがまわっている。そして、そのなかで、しっかりと自分たちが何に向き合って改善していかなければならないかと向きあっているのが、みなさんの成長をすごく感じられるなぁと。それと同時に、未来、先が楽しいものに絶対につながっていくだろうなぁと感じております。あえて言わせていただくと、一人はひとりなんですよ。どこまで行っても一人なんです。一人のできることは限りがあります。出来ないことは恥ずかしいことじゃなくて、出来ないことはなにか、そして受け入れる。そして出来ないことを助けてもらうということが、会社、みんなが伸びる、成長していく基になりますので、けっして恥ずかしいことじゃないです。大切なのは、みんなで助け合って、一つの目的に対して行くというのが大切ですので、そこにPDCA、日々の改善というか、できないことを見つめて、みんなで助け合うことにつながっていくので、ぜひとも、いま一度、PDCAを振り返っていただいて、もっと足らないことは何かなぁと、あとどういう効果があるんだということをみんなで考えて、検証いただいて、いま一度、深く、向き合ってもらえると、もっともっと結果がついてくると思っています。7期もあと、2回なんですけど、必ず、今やっている成果は得られると思っていますので、ぜひともみんなで結果を求めてがんばりましょう。

▶総評

内容の濃い、ほんとうに良い研修会だったかなぁと思います。今回印象に残っているのは2点あります。一つはD住研さんのほうが、案件づくりから、成約までにおいてのサイクルがきちっと出来たかなぁという思いがあります。S木さん、N美課長が女性パワーでそのへんのところを構築してくれて、D住研さんの案件づくりから、契約までのサイクルがきちっと周りだしたなぁという印象がすごくあります。それともう一つは、それに伴ってですけど、N美課長の元気さが、表にどんどん出てきたなぁというのを今回感じております。会社のなかで「これ、いけるぞ」と手ごたえをつかんだ人が、一人、二人いると、会社は変わっていきます。実感として、これからのD住研さんを見てあげてくれたら、主宰が言っていたのは、これかなぁというのを感じると思います。それから、顧客ランクの話ですが、各会社さんが、どんなお客様と将来をともにしたいか、というくらいの定義をそれぞれの会社でつくったらいいんじゃないかと、思います。決まったものはありませんので、会社のそれぞれのメンバーの価値観を合わせながら、こんなお客さんとこの地域で暮らしていきたいよねというお客さん、理想とするお客さんがVIPさん。そのVIPさんになるかなぁというお客さんがAAAさん。そんな感じで会社のなかでそれぞれが作ったらいいんじゃないかなぁと思います。それが会社の色になりますし、それがみんなでできる会社の告知の最大の要因だと思いますので、ぜひともそれをつくりあげてくれると顧客ランクが、出来上がっていくのかなぁと。そのみんなの総意、コンセンサスがとれた顧客ランクの定義をもとに、分けていけばいいのかなぁと思います。この人はいい、この人はだめじゃなくて、価値観の合うお客さまというようなことを定義のなかに入れていくと、上手くわかれて、わかりやすくなりますので、うちなんかも、スタッフが入れ変わってきていますので、昔につくっている定義を若いスタッフが入っていますので、変えていかないといけないと思うんですけど、そういう定義のつくり方でいいんじゃないと思います。

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