理念や志は、最初に聞かない

C2|理念や志を聞かれて、言葉に詰まる理由を理解する ▶次に進む

── 工務店経営で「言葉が軽くなる理由」

理念や志が大事だと分かっているのに、
「それを言葉にしてください」と言われると、なぜか苦しくなる。
そんな感覚を持つ工務店社長のためのページです。

目次

理念や志は大事だと、みんな分かっている

今の時代、

  • 理念経営
  • ビジョン
  • パーパス

こうした言葉を、見ない日はありません。

工務店の社長さんも、
「理念は大事だ」と、頭では分かっています。

それでも、こんな声をよく聞きます。

  • 何を言えばいいのか分からない
  • 立派な言葉になってしまう
  • 本音じゃない気がする

「理念を教えてください」と言われて、止まる理由

いざ聞かれると、言葉が止まる。

それは、

  • 考えていないから
  • 意識が低いから

ではありません。

出てこないのが、普通です。

なぜなら、理念や志は
考えてつくる言葉ではないからです。

いきなり理念を聞くと、何が起きるのか

多くの場面で、こんな流れが起きます。

理念を最初に聞いたときに起きやすいこと

起きること結果
正解を探すどこかで聞いた言葉になる
立派に言おうとする自分の実感とズレる
評価を気にする言葉が弱くなる

こうして出てきた理念は、
嘘ではないけれど、力を持ちません。

エネルギーがあるのは、きれいな言葉ではない

ちえじんが最初に向き合うのは、

  • 違和感
  • 憤り
  • もう嫌だ、という感覚

です。

  • 「こんな仕事はしたくない」
  • 「人が疲弊するのを見るのがつらい」
  • 「誤魔化すやり方は、もう限界だ」

こうした言葉は、荒くて、整っていません。
でも、確かなエネルギーがあります。

志は「探すもの」ではなく「残るもの」

違和感を言葉にし、
なぜそう感じたのかを整理していくと、

最後に、ひとつだけ残るものがあります。

  • どうしても守りたかったこと
  • どうしても譲れなかったこと
  • どうしてもやりたいこと

それが、

その人の志や使命

です。

志は、
前向きに掲げる前に、
一度、虚無を通過します。

だから、ちえじんは理念を最初に聞きません

ちえじんが、
最初に「理念は何ですか?」と聞かないのは、

  • 遠回りをしたいから
  • もったいぶっているから

ではありません。

本当に使える言葉を、軽くしたくないからです。

志が立ち上がると、言葉が変わる

志が立ち上がると、

  • 説明しなくても伝わる
  • 無理に売らなくても届く
  • 同じ方向を見る人が集まる

そんな変化が起き始めます。

ここで初めて、
「伝える」ことが意味を持ちます。

言葉は、あとから整えればいい

最初から、
整った理念である必要はありません。

  • 荒くていい
  • 途中で変わってもいい

大事なのは、

自分の内側から出てきた言葉かどうか

それだけです。

理念が出てこないのは、

あなたに想いがないからではありません。

その前に整理すべき「違和感」が残っているからです。

次は、違和感の正体を整理していきます

理念や志は、
ゴールに近い言葉です。

その前に、

なぜ、そんな違和感が生まれたのか

ここを整理する必要があります。

その「違和感」「嫌悪感」に向き合ってみませんか?

そのまえに、全体をみてからのお考えの方は、
工務店経営で「何かが違う」と感じているあなたへ

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この記事を書いた人

株式会社ちえじん
理念と事業をつなぐマーケター

企業や個人事業主の理念や志を言語化し、
共感され、関係性が育ち、成果につながるマーケティングを支援しています。
発信だけで終わらせず、日々の数字や動きを整理し、
経営の状態が自然と見えてくる形まで整えるのが特徴です。

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