違和感・憤りを構造として整理する

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── 自分を責める経営から抜け出すために
うまくいっていないわけではないのに、
怒りや違和感が消えない。
その感情を「性格」や「我慢」で片づけず、構造として整理するページです。
目次
違和感や憤りは、消すものではありません
- イライラしてはいけない
- 経営者は冷静であるべき
- 感情を出すのは未熟だ
そう思って、
違和感や怒りを飲み込んできた社長さんは多いです。
でも、その感情は
間違いでも、邪魔でもありません。
それは、
何かがズレているというサインです。
多くの社長が「自分のせい」にしてしまう
違和感が続くと、
人はこう考え始めます。
- 自分の判断が甘かった
- 経営者として未熟だ
- もっと頑張らないといけない
こうして、
問題の原因がすべて
自分の内側に集まっていきます。
でも、それは
とても苦しいやり方です。
ちえじんが見るのは「人」ではなく「構造」
ちえじんがやっているのは、
- 性格分析
- メンタルケア
ではありません。
見るのは、
その人が「置かれている」構造です。
工務店経営で起きやすい「構造のズレ」
違和感が生まれやすい構造の例
| 表に出る感情 | 背景にある構造 |
|---|---|
| 常に焦っている | 判断を一人で背負っている |
| 怒りが湧く | 誠実さより数字を優先せざるを得ない |
| 虚しさを感じる | 仕事の意味が見えなくなっている |
| 不安が消えない | 未来を語れる言葉がない |
感情は「個人」ではなく「置かれている状況」から生まれる
感情は、性格や気持ちの弱さではありません。
その人が置かれている状況や立場、
──いわば「配置」から生まれるものです。
同じ人でも、
- 立場が変われば
- 背負う役割が変われば
感じる感情は、自然と変わります。
だから、
いま感じている違和感や怒りは、
「あなたの問題」ではなく、
今の置かれ方が生んでいる反応なのです。
ということです。
構造として整理すると、起きる変化
構造として見始めると、
- 自分を責めなくなる
- 誰かを悪者にしなくなる
- 冷静に考えられるようになる
整理前と整理後の違い
| 整理前 | 整理後 |
|---|---|
| 自分が悪い | 構造に無理があった |
| もっと頑張るしかない | 配置を変えればいい |
| 我慢する | 方向を調整する |
ここで初めて「何を守りたかったのか」が見えてくる
構造が整理されると、
- なぜ、そんなに腹が立ったのか
- なぜ、あれだけ苦しかったのか
が、はっきりしてきます。
その奥には、
- 守りたかった価値
- 譲れなかった基準
があります。
それは、志が立ち上がる直前の状態です
この段階では、
まだ「志」という言葉は要りません。
ただ、
これだけは譲れなかった
という感覚が、
静かに残っていれば十分です。
違和感を整理しきった先には、
一度「何も分からなくなる」感覚が訪れます。
そこを越えたあとに、残るものがあります。
次は、志がどう立ち上がるのかを見ていきます
違和感
↓
憤り
↓
構造として整理
ここまで来て、
ようやく次に進めます。
その前に、全体を確認したい方はこちらをご覧ください。
▶工務店経営で「何かが違う」と感じているあなたへ
