ベクトル調整支援とは、何をどこまでやるのか

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──志・事業・伝える・数字を“一本”につなぐために
ここまで読んで、
「考え方は分かったけれど、結局なにをしてくれるのかが分からない」
そう感じたかもしれません。
このページで書くのは、
答えや正解を渡す支援ではありません。
本人が、自分の言葉で判断できる状態をどうつくるのか。
そのために、何をして、どこまで関わるのかを正直にまとめています。
目次
ちえじんは「施策」から入りません
多くの経営支援は、
- 集客
- 売上
- 採用
- 数値改善
といった「施策」から入ります。
ちえじんは、そこから入りません。
なぜなら、
方向がズレたままの施策は、必ず人を疲弊させる
ことを、現場で見続けてきたからです。
ベクトルとは「方向」と「大きさ」です
ベクトルとは、
- どこへ向かっているのか(方向)
- どれくらいの力で進んでいるのか(大きさ)
を表す言葉です。
経営に置き換えると、
- 何のために、この事業をしているのか
- その想いが、日々の判断にどれだけ反映されているか
ということになります。
ベクトルがズレると、こんな状態が起きます
表①:ベクトルがズレた状態のサイン
| 表に出る現象 | 内側で起きていること |
|---|---|
| 忙しいのに手応えがない | 志と仕事がつながっていない |
| 判断が重い | 進む基準がない |
| 人に任せられない | 方向を共有できていない |
| 数字が怖い | 数字の意味が分からない |
ベクトル調整支援で、まずやること
最初にやるのは、
理念や志を聞くことではありません。
やるのは、
- 違和感
- 許せなかったこと
- 憤り
- 行き詰まり
を、構造として整理することです。
虚無を通過し、残ったものを見つめる
一度、
- 正解
- 役割
- 期待
を外します。
すると、
それでも消えなかったものが残ります。
それが、
その人・その会社の志の核です。
志を、事業と関係性に接続する
志は、
内側にあるだけでは意味を持ちません。
- 社員
- お客さん
- 協力業者
- 地域
との関係性の中に置いて、
初めて現実に作用します。
そのために、
- 言葉の整理
- 伝え方の設計
- 広報の一貫性
を整えます。
数字は「管理」ではなく「翻訳」として扱う
ベクトルが整い、
志と事業がつながると、
数字は、
- 評価
- 詰問
- 圧力
ではなく、
状態を教えてくれる翻訳になります。
ちえじんが「やること」「やらないこと」
表②:支援の範囲
| やること | やらないこと |
|---|---|
| 対話と構造整理 | 答えを与える |
| 志と事業の接続 | テンプレ導入 |
| 伝達と数値の整合 | 短期成果の保証 |
| 長期伴走 | 依存させる支援 |
ベクトル調整支援のゴール
ゴールは、
- 正解を出すこと
- 立派な理念を掲げること
ではありません。
自分たちで判断し、
調整し続けられる状態になること
です。
この支援が向いている工務店・向いていない工務店
表③:向いている/向いていない
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 違和感を大事にしたい | すぐ答え、やり方が欲しい |
| 人と地域を大切にしたい | 数字だけを追いたい |
| 長く続く会社をつくりたい | 即効性だけを求める |
ここまで読んで、少しでも引っかかるなら
ここまで読んで、
- 強く共感した
- でも少し怖い
- 自分のことを書かれている気がする
そう感じたなら、
それがサインです。
▶全体を確認して、ご自身の違和感を感じてください
工務店経営で「何かが違う」と感じているあなたへ
