工務店社長が、なぜかずっと苦しい理由

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この記事は、工務店経営で大きな問題はないはずなのに、
なぜかずっと苦しい。
その理由を、自分のせいにせずに整理するためのページです。
仕事はあるけど、売上もゼロではない。それでも苦しい。
- 現場は回っている
- 仕事が途切れているわけではない
- 家族も、社員もいる
それなのに、
- ずっと気が休まらない
- 根拠のない不安、よくわかない焦り
- 将来の話は、具体的に考えないまま日々を回している
こうした感覚は、
はっきりとした問題として扱われることが少ないため、
そのまま見過ごされがちです。
それは「問題」ではなく、いま置かれている状況です
多くの社長さんは、こう考えます。
まだ売上が足りないから
もっと頑張らないといけないから
自分が弱いだけだ
でも、ここで扱いたいのは、
「できていない問題」ではありません。
今、あなたと会社が
どんな「置かれ方」をしているのか、
その全体像です。
いま、自分が立っている場所を言葉にする
ここでやりたいのは、
良い・悪いを決めることでも、
正解を探すことでもありません。
いま、
どんな前提で経営しているのか
何を背負い、何を我慢してきたのか
それを、評価せずに
そのまま言葉にしてみることです。
工務店社長に多い、外からは見えにくい内側の状態
外から見ると、
「ちゃんとやっている社長」に見えることがほとんどです。でも内側では、
まったく違う感覚を抱えていることがあります。
外からは分かりにくい、工務店社長の内側で起きていること
| 外から見える姿 | 内側で起きていること |
|---|---|
| 仕事はある | 先が見えず、どこか不安が残っている |
| 一人で判断できている | 誰にも頼れず、判断を抱え込んでいる |
| 家族経営が続いている | 次の世代に引き渡せるのか、考えないようにしている |
| 数字は見ている | 数字の意味がつかめず、手応えを感じられない |
これらは、
あなたの能力や努力の問題ではありません。
ただ、
これまで一人で背負い続けてきた結果、
表に出てきにくくなっていただけです。
ある瞬間に、ふとこぼれる言葉
多くの社長さんが、ある瞬間にこう口にします。
✔「社員が全然楽しそうじゃない。俺、何をやってきたんだろう」
✔「全部自分でできると思ってたけど、何もできないと分かった」
✔「売り込む以外に、売上をつくる方法はないのか」
これらは、弱音ではありません。
今まで見ないようにしてきた“状態”が、
言葉として表に出てきたサインです。
なぜ、真面目な社長ほど苦しくなるのか
真面目な人ほど、
- 文句を言わない
- 感情を抑える
- 自分が耐えればいいと思う
でも、その結果、
違和感が行き場を失い、
内側に溜まっていく
これが、外から見えない苦しさの正体です。
この状態に気づけたこと自体が、次への入口です
ここまで読んで、
「自分のことかもしれない」
そう感じたなら、
それは悪いことではありません。
むしろ、
次の段階に進む準備が整った状態です。
この苦しさを言葉にしようとすると、
多くの人が、次に
「理念や志」という言葉の前で立ち止まります。
次に必要なのは「もっと頑張る」ことではありません
必要なのは、
- 売上を増やすこと
- ノウハウを学ぶこと
ではなく、
この違和感が、どこから来ているのかを整理すること
です。
ここで一度、全体の流れを整理してください
ここまで扱ってきたのは、
「どうすればうまくいくか」ではありません。
今、あなたと会社が
どんな状態に置かれているのか
何を感じ、
何を抱え、
どこで立ち止まっているのか
を、そのまま言葉にすることでした。
このページで整理した内容は、
答えではありません。
あくまで、入口です。
ここで一度、
今までの話を全体から見直してみてください。
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