一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
一人ひとりが役割を発見し、
持って生まれた能力に気づいて、楽しく働き、楽しく生きよう
・会社名:株式会社鷲尾工務店
・所在地:神戸市北区
・経営理念:
わたくしたちは
お客様の大切な家(家族)を守る事に最善を尽くし
皆が幸せであり続けられるようチャレンジします。
家と家族は同じと考え自然な形を保ちながら、
持続可能な社会の実現に貢献します。
・通信名称:べっちょないかぁ(播州弁 だいじょうぶかぁ)
・通信コンセプト:
家族が幸せになるために、人の自然治癒力を活かす、
心と暮らしの“癒し漢方”を定期的にお届けします。”
・発行:毎月
・サイズ:A3 両面カラー 2つ折り A4サイズ仕上げ
・紙質:上質紙90kg
・部数:200部
・OBさまリピート率:86.0% 2023.8~12
▶八多の歳時記は、季節感が伝わるし、それに伴うみなさんの体調を気遣うなどの内容が書かれているのでいいコーナーですね。毎月発行するので、季節感が大事だなぁと考えています。
▶表1の鷲尾社長の思うことの紙面では、昨年にまとめられた経営理念について書いていただきました。「家と家族は同じと考え自然な形が保っていけるよう」というのがいいと思いませんか?鷲尾さんは、農家で、お米も育てられているので自然に通じるお話を聞けるのでこちらも楽しみにしています。最後の部分に“家”の仕組みだけでなく、“家族”の大切さをわかる人を育てることが書かれていますが、通信などのヒアリングを通して、メンバーそれぞれの考え方、姿勢を言葉にして表わしていただき、社内はもちろん、職人さん、協力会社さん、お客さんとの間で共感ができればいいなぁと考えています。
▶家族に乾杯のコーナーは、“家と家族は同じ”を表現していく主旨で隔月、佳奈さん(社員さん、娘さん)に取材をしていただいています。家族の中心であるお子さんに焦点をあてて、ほのぼのとした話題の取材や写真を撮ってきてくれるのがありがたいです。今回のご家庭の奥さまが宮崎県ご出身で、写真は実家の宮崎から届いたみかんを子供たちが囲んでいる様子なんです。なんとご主人側も宮崎県からでてこられたなど、話題にコト足りないのですが、掲載できなかったのでここで書かせてもらいます。
▶大工のやりがいのコーナーは、大工歴8年目の仲井さんの大工として楽しく、やりがいをもっている姿を伝えているのですが、現場経験を積んでいくなかで、経験からお客さんに“提案”をしたいという気持ちが出てきているように感じます。できることが増えてきているからこそ、今回の「もうひと手間かけて喜んでもらいたい」という言葉が出てくるんだなぁと思いました。
▶でけるでぇ、困ってへんかぁのコーナーでは、ご高齢のお客さんが、石油給湯器のタンクに灯油を入れるのが辛くなってきて、電気のエコキュートに取り替えた内容ですが、なるべく、リアルに読んでいる方に身近に、自分ごとと感じてもらうために、ヒアリングしていると、「昔はガソリンスタンドのミニローリが巡回していた」という話を聞けて、これや!と思いました。地域の方が、なるべくイメージが浮かんで、共感してもらえることが大事なんですよね。「昔は、そうやったなぁ~」と時代の変化と暮らし方の変化が伝わればいいなぁと原稿を書かせてもらいました。
「でけるでぇ、困ってへんかぁ」からの広告案(A4チラシ両面)
たとえば、
●対象のお客さま:熱源に灯油を使っている方へ、電気への転換のご案内
1.OBさんの熱源を確認(顧客リストに熱源項目を追加して管理してはどうでしょうか)
2.灯油を使われているOBさんにヒアリング(困っていること、辛いこと)
※顧客ランクの高い人、年齢層、家族構成など考えてパターン別に訪問し、ヒアリングなど
3.チラシの作成
①問いかけ例:月々の光熱費についての問いかけ
②共感例:ヒアリングしてきた内容を紹介(なるべくお客さんの言葉を使ってまとめる)
③自問自答例:お客さんが自分ごととして思い、考えてもらうために、客観的なことを紹介
④選んでもらう提案例:電気の設備機器、光熱費をおさえるための工事
⑤後押し例:物価、光熱費高騰への対策として、国から動いている(補助金、助成金)ことの案内
⑥理念と反映:自社の理念に反映させたメッセージをまとめることで姿勢が伝わる
⑦チラシの裏面例:上記「でけるでぇ、困ってへんかぁのコーナー」の内容を事例として掲載。
⑧チラシの配布:通信に同封する場合は、熱源が灯油のOBさんを選んで同封することがおススメ。
つまり、チラシづくりのポイントは、ヒアリングをもとに、困っていることを絞り、問いかけから、自分ごとのように考えていただき、選択をしてもらうような流れにして、自社の経営理念を反映させることが大事だと思います。
出処:有効な広告のつくり方 チラシの鉄板法則
出処:存在意義を伝える広告戦略
※鷲尾工務店さんは、昔、薬屋を営んでいて年配の方はご存じの方もおられると聞きます。そのため、通信のコンセプト「家族が幸せになるために、人の自然治癒力を活かす、心と暮らしの“癒し漢方”を定期的にお届けします”」と設定しており、家と家族は同じという考えからは以下のように分類されます。
①現象が発生してから直すこと(発生後の工事)
②現象が発生する前の未病(発生前の工事)
③日頃から体質の健全化としても予防(対策の工事)
毎回、どの部分のお知らせになるかを考える広告をつくると統一性が保たれ、自然とお客さまの無意識に刻印されると思います。
▶鷲尾工務店の歴史のコーナーでは、2024年を迎えるにあたって新しい歴史を刻むメンバーのみなさんに抱負をいただきました。これって抱負なん?!というのもありで、自由でいいなぁと思いました。