目標数字達成に向けた行動計画とスケジュール

2020年07月26日

    地域密着の建築屋さんの若手社長さん、社員さんが参加しての
    業績アップの研修会がおこなわれました。

    7月度もコロナ禍で、リアルとWebでの開催になりました。


    1.課題図書「お客様は「えこひいき」しなさい! 3倍売れる「顧客差別」の方法」の感想を発表、意見交換しました。

    dav

    アドバイスでは、

    地域密着店の顧客ランクの分け方を考えていくと、

    これまでの売上高の累計が、多いとか、少ないとか・・・

    1案件の売上高が2,000万円、3,000万円と大きいからとか・・・

    を基準にするよりも、

    自社のことを、好んでくれているか? 気にしてくれているのか?

    それがどんな行動に出ているのか!?を見ることが大事です。

    たとえば、

    くり返しのリピート工事の回数とか、紹介してくれている数とか。

    自分たちを好いてくれていて、自分たちも好きなお客さん、

    つまり、ぴったりのお客さんを見極めたうえで、

    ランクをわけて、応じたお付き合いの仕方をやってほしい。

    とありました。


    2、3.業績の進捗をに続き、削減活動の発表、意見交換しました。

    dav

    日額表を活用した発表のなかで、以下のアドバイスがありました。

    ①日額表で自社の理想の形を確認してほしい

    例えば、

    A邸新築工事の日額粗利額 20,204円

    B邸新築工事の日額粗利額 10,185円

    C邸リフォーム工事の日額粗利額 47,212円

    となると、

    新築工事の日額粗利額 30,389円

    リフォーム工事の日額粗利額 47,212円

    という割合になるというところをみて、

    月の粗利益額で、食いぶち(固定費)をまかなえているかを

    進捗するのが日額表の利益管理になります。

    ②変動費削減で、自社施工(内製化)をどれだけおこなうか?

    工務のメインの仕事は何か!をはっきりしてください

    ・内製化ばかりをしていると利益は伸びません

    ・外注さんの施工管理を上手にすると利益が伸びます

    会社によって異なりますが、わが社の場合は、

    日額表をみて、1案件当たりの日額粗利額が、25,000円以上、

    30,000円以上であれば満足しております。

    みなさんも日額表の管理に役立ててください。

    4.行動計画の発表、意見交換

    前回のディスカッション後、各社修正や追加をおこないました。

    アドバイスでは、

    PDCAをおこなって、改善活動の繰り返しをおこないます。

    なかには、P(プラン計画)を立てても、D(Do動く)の実践をしない、

    中途半端で終えてしまう人がいます。

    やらないと次のC(チェック)の地点にいきません。

    D(Do動く)から成果ができます。

    よく、やる前から、大丈夫かなぁ~、できなかったらどうしよう~・・・

    とモジモジしている人がいますが、

    営業循環図の実践では「結果は相手次第」なのです。

    ようは「やりきったか、どうか」が大事。

    終わらせたか、終わらせないと結果がでません。

    皆さんは、工事管理ソフトで日々のデータを入力して、

    各指標を出して、経営を進めていますが、

    D(Do動く)の実践を終わらせないと経営の実数、成果は出ません。

    と話がありました。


    5.行動計画とスケジュールについて

    株式会社ちえじん 千本晃稔から、説明がありました。

    以下、掲載します。

    ●行動計画とタイムスケジュールについて

    みなさん、少し時間をいただき、

    先日、主宰から行動計画とタイムスケジュールの違い

    について教えていただいたことを共有したいと思います。

    今まで、行動計画というのは、

    「自分はいつ、こんなことをしたい。」

    そのために、何日までにこの準備をして、

    この日にはこれをする。この日にはこれをする。

    と決めていくものだと思っていました。

    しかし、これはあくまで、タイムスケジュールであって、

    行動計画とはもっと長期的な視野で、

    大まかなものだということを教えていただきました。

    行動計画は目標達成のために「何を」「いつ」やるか。

    タイムスケジュールは計画したことの詳細の予定表です。

    例えたら、・富士山にいつ、登るかを行動計画する。

    そして、・富士山に登るために

    「いつから準備して」「どこに泊まって」

    「不足しているものをいつ買い出しして」といった具合に、

    実行できる詳細に落とし込んでいくのが

    「タイムスケジュール」だということを教えていただきました。

    富士山の事例を挙げていただいたので、

    学生時代の山登りの経験に置き換えると、

    わかりやすく、イメージできました。

    それがお手元の資料で

    行動計画とタイムスケジュール山登り (1)

    例えば

    【行動計画】

    (何を)槍ヶ岳に(いつ)8月29日、30日に(やる)登る

    【タイムスケジュール】

    5月3日・4日 練習登山(葛城山)

    7月18日・19日 練習登山(金剛山)

    7月23日 装備点検・メンテナンス

    7月25日 ルートの決定・コースタイム設定

    現地調査・山小屋予約(地図・電話)

    8月1日 交通手段・食料決定→予算決定、

    電車バス チケット予約(電話)

    8月8日 装備不足物買い出し・山行計画書提出

    8月22日 食料買い出し・食料加工

    8月28日 パッキング

    大きい目標を確実に達成する→(行動計画)ために行う準備を、

    何をいつやるかを具体的に落とし込むこと→(タイムスケジュール)、

    そしてそのために必要なものを用意することが大事だと感じました。

    しかし、【行動計画】を考えたとき、

    自分は、つい目的と目標を混同して考えてしまいます。

    自分が山に登る目的は頂上で美味しい食事がしたい。

    そのための目標として【行動計画】があります。

    これを混同すると行動計画があいまいになってしまいます。

    これも以前、主宰から教えていただいたのですが、

    お仕事の大中小にもあてはまります。

    大項目:目的→例えば、経営理念

    中項目:目標→行動計画(何を、いつする)

    小項目:詳細→タイムスケジュール(そのために必要な具体的な行動の詳細)

    仕事に置き換えると、理念へ向かうことは目的であって、

    そのために何を・いつ・やるかの行動計画が必要なのだと思いました。

    主宰から、計画立ててもいつも

    「できるだけやれるようにします」って考えているやろ?

    とお見通しの指摘をいただきましたが、

    計画というのは「できるかな?」

    「できるだけやります。」「やれるだけやります」

    というものではなく、「達成するもの」であることも学びました。

    必ず、達成するために何をするか?を

    楽しく考えることが大事だと思いました。


    参加のみなさんから、わかりやすかったと好評でした。


    あり方(経営理念)が浸透し、あり方に反映したやり方(儲け方)で、

    大事なのが、目標数字達成のための行動計画と具体的スケジュールです。

    目標数字は達成するためにあるもの、達成するからあり方の意味があります。

    地域密着店は、あり方とやり方がある業績アップが必要です。

    売上アップでは、貢献、恩返しはできません。